イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2021年02月01日 | 2021釣り
場所:水軒沖
条件:中潮 9:34満潮
釣果:ホウボウ 1匹

なんだか今年の冬の終わりの天気は怪しい。異常に暖かい日が続いたと思ったらとんでもなく寒い日がやってくる。昨日はネックウォーマーの内側が汗でびっしょりとなるほどの暖かさになった。



今週はちょっとした理由で連休を貰っている。これもコロナ様さまという理由なのだがそれにかこつけて会社に行きたくないというだけのことで、しかも家にじっとしていなければならないべきものを結局そんなとに我慢ができず海にやってきてしまう。
今日の天気予報は雨模様だったが午前中は持つらしい。そして昨日の気温が続くようだ。朝起きてみると風も大したことがなく、いつもの煙突の煙は北東の風を示していたので急いで準備をして家を出た。
しかし、今日の天気の急変を暗示するかのようなオレンジとブルーのまだら模様の不気味な雲が空を覆っていた。



余りにも急ぎすぎたので仕掛けを持って出るのを忘れ家に引き返すという失態を演じてしまった。2年に1回はこういうことをやらかしてしまう。情けない・・。
なので出港は午前8時を回ってしまった。今日はローテーションの禁を破って長らく乗っていない小船でサッと出てサッと帰って来る予定だったのでこの30分はもったいない。
しかし、この30分のおかげでボウズを逃れた感じだ。

そろそろシーズンも終わりのはずだが、まだ釣れるかもしれないとコウイカのポイントに向かった。



半分は期待していないからなのか本当にアタリがない。前回アタリがあった場所をあきらめ少し沖に出る。ここは潮が流れすぎるような感じなので錘を30号に替えて底を取りながら流していると強烈なアタリがあった。これはイカではなさそうだ。アシストフックを取りつけているとはいえフッキングしているかどうかはわからない。糸を緩めるとバレてしまうかもしれないので強引にリールを巻く。うっすらと魚の姿が見えてくるとけっこうなサイズのホウボウだ。タモも持って出ていないので強引に船の中に引き上げる。アシストフックには掛かっていなかったらしくすぐに鉤が外れてしまった。幸運だった。
あの30分のロスがなかったらこの時刻この場所にはいなかかっただろうと思うとはやり幸運だった。

その後もアタリがなく。最後に1回だけ流して終わろうと新々波止の一番陸側に移動したときに突然風向きが変わり南からの風が強くなってきた。こういう日は危険だ。それも小船だとその危険を回避できない。すぐに釣りをあきらめ帰投。



風は生暖かく不気味な感じであった。このブログは翌日に書いているのだが、午後からはまた気温が低くなり夜半には北風と雨が強くなってきた。やっぱりなんだか怪しい天気の変化だ。

ホウボウを引き上げた勢いでまた鉤が1本折れてしまいスッテが使えなくなった。やはり今シーズンのコウイカの終わりを示されたようだ・・。





昨日の獲物を久々にサバサンドにしてみた。
一昨日燻したベーコンも挟み込んでのスペシャルバージョンだ。このでかさのサバだとフランスパンからはみ出るほどのボリュームで当然脂ノリノリの焼きサバは美味しくないわけがない。ベーコンとおニンニクチップのアクセントも効いている。なんとも贅沢な一品になった。

コメント
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