高野秀行 「辺境メシ ヤバそうだから食べてみた」読了
著者が世界の辺境で食べた数々の珍味、奇食が書かれている。週刊文春での連載をまとめたものらしいが、なかなか強烈なものの連発されている。幻覚作用のある食べ物、飲み物まで出てくるのはある意味これも文春砲だ。
将来、カエルのジュースやネズミの丸焼きというはおそらく食べることはないのだろうが、昆虫食はリアルだ。世界の飢餓を救うためには昆虫を食べることが必須だというのを何かの本で読んだことがある。昆虫は成長が早くて飼料の投入に対しても出来高の効率がいいそうだ。この本を読んでいるとなんとか食べられそうに思えてくる。どの昆虫も、エビの味がして美味しいようだ。ちなみにネズミやワニは鶏肉のような味がするらしい。積極的に食べようとは思わないが、その時が来たら躊躇なく食べて生き延びようと思う。そういえば、山形へ旅行に行ったとき、イナゴの佃煮を食べたが、これも美味しかった。僕は大丈夫なようだ。
しかし、この著者が残念なのは文章が下手なのだ。素人が偉そうなことを言えないが、やっぱり下手にしか思えない。それをなんとか素材がカバーしている。僕の魚料理のようなものだ。そこが惜しい。
著者が世界の辺境で食べた数々の珍味、奇食が書かれている。週刊文春での連載をまとめたものらしいが、なかなか強烈なものの連発されている。幻覚作用のある食べ物、飲み物まで出てくるのはある意味これも文春砲だ。
将来、カエルのジュースやネズミの丸焼きというはおそらく食べることはないのだろうが、昆虫食はリアルだ。世界の飢餓を救うためには昆虫を食べることが必須だというのを何かの本で読んだことがある。昆虫は成長が早くて飼料の投入に対しても出来高の効率がいいそうだ。この本を読んでいるとなんとか食べられそうに思えてくる。どの昆虫も、エビの味がして美味しいようだ。ちなみにネズミやワニは鶏肉のような味がするらしい。積極的に食べようとは思わないが、その時が来たら躊躇なく食べて生き延びようと思う。そういえば、山形へ旅行に行ったとき、イナゴの佃煮を食べたが、これも美味しかった。僕は大丈夫なようだ。
しかし、この著者が残念なのは文章が下手なのだ。素人が偉そうなことを言えないが、やっぱり下手にしか思えない。それをなんとか素材がカバーしている。僕の魚料理のようなものだ。そこが惜しい。