イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

片男波沖釣行

2013年07月23日 | Weblog
場所:片男波沖
条件:大潮5:57満潮
釣果:キス 28匹 カマス 2匹

今年の夏はどんどん獲物の選択肢が減ってくる。
今日はどこへ行こうか・・・。

とりあえず夏のメインの獲物はアジサバとキスだから、チョクリがダメならキスしかない。マイミクのちからさんの情報では今日は和歌浦で潮祭りというものが執り行なわれるそうだ。
と、いうことは、多分バッチ網が出ないのだろう。それはそれでキス釣りには好都合だ。


今日は大潮、港に到着みると満月が美しい。
幸運の女神になってくれるのだろうか?



朝一番は双子島へスズキ狙いだ。
これもいつも空振りばかりだが、あの、トップウオーターに飛び出てくるドキドキ感と強い引き、美味しさを味わってしまうとなかなかあきらめるわけにはいかない。
振られた彼女にいつまでも未練を持っているような煮え切らない態度だが仕方がない。
今日もボイルは出ていない。大潮だったので期待をしていたが・・・。
やはりルアーを投げてもアタリはない。が、小さなアタリが1回だけ。
釣り上げて見るとカマスが2匹付いていた。



カマスが釣れているそうだが、本当にかなりの量がストックされているのだろう。
きちんと情報を収集、分析して釣れるものを釣らなきゃだめだな。

周りが明るくなってしまったのでキスのポイントへ移動。
名草山の上から朝日が昇っていた。富士山じゃなくても十分きれいじゃないか。ここも万葉集に詠まれた歴史のあるところだ。



釣りはじめたキスのアタリは散発的でなかなか数が伸びない。

潮祭りに参加されているちからさんがご利益のおすそ分けをしてくれるために声をかけてくれたものの、煩悩と強欲にまみれ真摯さのかけらもない僕の業は深すぎてまったく浄化はされないようだ。



しかし、ここはちからさんのご好意に答えるためにもなんとかがんばらねばならない。
浅場がダメなら沖があると、普段はバッチ網が往来してる辺りを流してもダメ。最後の切り札の下津ピアーランドのかけ上がりに移動して少しだけ数を稼いだ。

今日は暑い。風がないのでものすごく暑い。
釣りではなく、修行の世界に入っていきそうな状況だ。
帰りの水面はまったくもって正しい日本の夏の海だが、どうも魚がいない。いないのではなくて釣ることができないだけなのかもしれないが・・・。


今日は二十四節気の大暑の日だそうだが、まさしくその日にふさわしい暑さだった。
家に帰って体重を計ってみると、68キロ台まで落ちていた。



今日の収穫はこの体重だけだったようだ。
コメント (4)
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