吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2008年2月15日/〈日記〉208・バス・電車乗り継ぎでは天神遠し

2008-02-15 18:08:30 | 日記
写真①:懐かしい黄色い車体の電車が停まっている西鉄貝塚線「新宮駅」
     =福岡県新宮町で、2008年2月15日午前10時32分撮影

 2007年3月限りで、旧西鉄宮地岳線津屋崎(福津市津屋崎)-新宮(福岡県新宮町)間9.9㌔が廃線になって11か月――。07年12月、新聞、テレビ各社が取り上げた07年のできごと回顧のニュースには、廃線の影響を回顧する記事は見当たりませんでした。マスコミから見ると、同区間の廃線はさしたる影響もなかったというのでしょうか。

 この区間廃線1か月前の07年2月16日、「津屋崎をどげんかせんといかん」と、町興しの仲間23人でボランティア団体『津屋崎千軒 海とまちなみの会』(略称・「海とまちなみの会」、現在会員数113人)を結成して、1年になるのを前に15日、津屋崎から西鉄バスと電車を乗り継いで、福岡市・天神の西鉄グランドホテルであった山口大学経済学部の同窓会「鳳陽会」2月例会に出席しました。廃線でどれだけ不便になったか、身をもって検証するためです。

 午前9時45分、福津市津屋崎庁舎前のバス停から西鉄貝塚線新宮駅=写真①=行きバスに乗り、10時30分同駅着(所要時間45分)。10時43分同駅発の電車に乗り、11時08分に貝塚駅着(所要時間25分)。同駅改札口を出て、11時12分貝塚駅発の市営地下鉄に乗り、11時24分天神着(所要時間12分)。なんと、津屋崎―天神間1時間39分です。廃線前は、宮地岳線津屋崎―貝塚を約40分、地下鉄経由で天神まで1時間で着けていた分、約40分余計に時間がかかる計算。しかも、料金も割高になっています。

 正午から午後1時まで昼食会形式で開かれた2月例会を終え、帰路は地下鉄の午後1時53分天神発―同59分博多着を利用。JR鹿児島線に乗り継ぎ、同2時14分博多駅発電車に乗って同43分福間駅着。下車後、同46分駅前停留所発の西鉄バスに乗車、同57分に的岡バス停に着き、降りました。天神―津屋崎間1時間4分です。西鉄バスと貝塚線電車の乗り継ぎ利用に比べると、35分も速くすみました。

 天神から津屋崎にお客さんに遊びに来ていただき、おいしい魚料理やお酒を楽しんで帰ってもらうには、津屋崎の旅館や料亭差し回しのマイクロバスを利用し、福岡都市高速道路経由で約45分で無料送迎するのが一番よさそうです。
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2008年2月15日〈福津市津屋崎の野鳥〉118:「宮地嶽神社の野鳥」グラフ特集の(4)

2008-02-15 09:12:58 | 福津市津屋崎の野鳥
 福津市宮司元町の「宮地嶽神社の野鳥」グラフ特集の(4)=2008年2月12日撮影分=を紹介します。


写真①:満開の「開運桜」の蜜を吸いに飛来したメジロ(メジロ科)
     =「宮地嶽神社」境内で、12日午前9時30分撮影


写真②:ソメイヨシノの木の枝で憩うシロハラ(ツグミ科)
     =「宮地嶽神社」境内で、12日午前10時19分撮影


写真③石の上に舞い降りたヤマガラ(シジュウカラ科)
    =「宮地嶽神社」参道石段近くで、12日午前9時22分撮影
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2008年2月14日/〈津屋崎の四季〉208・ジョウビタキの雌

2008-02-14 17:17:10 | 風物
写真①:舗装道路に舞い降りたジョウビタキの雌
     =福津市新東区で、2008年2月14日午後4時15分撮影

 福津市津屋崎は14日、相変わらず寒い一日でした。

 午後、新東区の舗装道路を歩いていると、ジョウビタキ(ヒタキ科)の雌=写真①=が舞い降りているのに出合いました。

 愛くるしい冬鳥です。しばらくして、近くの住宅のベランダの柵に飛び移りました=写真②=。


写真②:住宅のベランダの柵に飛び移ったジョウビタキの雌
     =福津市新東区で、14日午後4時16分撮影
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2008年2月13日/〈津屋崎の四季〉207・6羽のクロツラヘラサギ

2008-02-13 08:46:51 | 風物
写真①:「津屋崎干潟」に飛来したクロツラヘラサギ(サギ類といっしょの嘴が黒い3羽)
     =福津市渡で、2008年2月13日午前7時33分撮影

 福津市津屋崎は13日朝、小雪が舞う寒さでした。

 そのせいでしょうか、渡の「津屋崎干潟」では、クロツラヘラサギ(トキ科)=写真①=が今冬最多の6羽も飛来しています。

 浅瀬の2か所で3羽ずつ餌を取っているため、6羽の姿をいっしょに撮影できないのが残念でした。これまで今冬のクロツラヘラサギの飛来数は、2月2日に5羽を確認したのが最多でした。
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2008年2月12日/〈今月・来月の行楽・催事案内〉054

2008-02-12 11:56:36 | 行楽催事
〈2月の行楽・催事案内〉

写真①:無料接待の〈三色団子〉をいただく参拝客たち
     =福津市宮司元町の「稲荷神社」で、2008年2月12日午前10時04分撮影


「初午祭」賑う
振る舞いの〈三色団子〉で福招く
――宮地嶽神社奥之宮八社の「稲荷神社」

 福津市宮司元町の宮地嶽神社奥之宮八社の「稲荷神社」で12日、初午祭(招福だんご祭り)=写真①=が催されました。

 食物やお米の豊作を守る〝お稲荷様〟のご神徳に感謝する祭り。午前10時から神事のあと、参拝客らに敬神婦人会が約5千食を手作りしたという〈三色団子〉=写真②=が、午後3時まで振る舞われました。団子はきな粉と小豆、みたらしの三色で、きな粉は家内安全、小豆は商売繁盛、みたらしは五穀豊穣と、三色の団子それぞれご利益があり、全部食べると三つの福が授かるといわれているそうです。


写真②:きな粉と小豆、みたらしの〈三色団子〉
     =「稲荷神社」で、12日午前10時05分撮影


 宮地嶽神社本殿わきにある早咲きの「開運桜」=写真③=が満開。寒緋桜(カンヒザクラ)の一種で、この1本だけが毎年1月、境内で最も早く咲き、神様のご利益を受けているという意味で「開運桜」と名付けられており、参拝客らの目を引いています。


写真③:満開の「開運桜」を観る参拝客
     =宮地嶽神社本殿わきで、12日午前10時14分撮影

 宮地嶽神社本殿前にある樹齢約百年という2本の「寒緋桜」は、2輪が開花していました=写真④=。


写真④:開花した樹齢約百年とされる「寒緋桜」
     =宮地嶽神社本殿前で、12日午前9時27分撮影
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2008年2月11日〈エッセー〉009:「まちおこしセンター」を考える

2008-02-11 20:53:01 | エッセー

写真①:福津市「(仮称)まちおこしセンター」が建設されるJAむなかた津屋崎支店跡の市有地
     =福津市津屋崎天神町で、2007年5月31日午後5時11分撮影

・連載エッセー『一木一草』

第9回:2008.2.11
 
「まちおこしセンター」を考える


 「津屋崎千軒って、どこにあるんですか」。2月10日午後、携帯電話が鳴ったので応対すると、福岡県春日市の年配女性からでした。2007年11月、西日本新聞に掲載された「福津市『津屋崎千軒』の名所案内 住民ガイド始動」の記事に載った「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の連絡先になっている私の電話番号を見て、「あした津屋崎に行ってみようと思ったから、電話しました」という。

 福津市が建設するという「(仮称)まちおこしセンター」が、津屋崎天神町の「JAむなかた津屋崎支店」跡の市有地=写真①=約2,800平方㍍にオープンしていれば、津屋崎千軒の場所案内はもっとしやすくなると思います。

JAむなかた津屋崎支店跡福津市「(仮称)まちおこしセンター」が建設される市有地
         (ピンが立っている所)

 2月6日、「(仮称)まちおこしセンター建設基本計画市民検討会議」の第一回会議を開いた福津市当局は、木造平屋400~500平方㍍の同センターを9月から21年3月までに建設すると説明しました。総工費は、屋外整備施設の駐車場、イベント広場も含めた設計、施工費など2億円で、うち施工費は約1億2千万円です。

 同市民検討会議は、区長会や津屋崎祇園山笠保存会、市商工会、市観光協会、津屋崎商店会、旅館組合、海水浴場組合の7団体代表委員13人と公募委員の市民6人の計19人に、企画政策課、産業観光課、福津ブランド推進室の市関係課幹部5人で構成。私も市民公募委員として出席しましたが、漁協と農協の代表委員の出席はありませんでした。津屋崎漁港そばの「お魚センター」や、勝浦の農産物直販所「あんずの里」との連携を考えると、出席してほしい団体です。

 市側の説明では、「まちおこしセンター」の建設については、国交省のまちづくり交付金事業の適用を受け、事業費の4割が交付金の対象で、残り6割のうち95%が合併特例債の対象になります。交付要件としては、地域の活性化を進めるNPOや商工団体などによる地場産品等の開発・研究・展示と、需要拡大に向けた情報発信の拠点となる施設であることが求められています。

 このため、①地場産業や農林水産業等の地域資源を活かした新ブランドの企画・開発・販路開拓などに係る検討・意見交換を行うスペース(必須)②地域の中小製造業や商店街、観光協会等との連携・交流スペース、新ブランド等の展示スペース――の機能を持たねばなりません。

 第1回会議では、「まちおこしセンター」の計画目標について、〈津屋崎千軒〉活性化のため、観光拠点や地域イベント、たまり場としての役割を期待し、特産品売り場や観光案内、資料展示と来場者との交流スペース、駐車場などの整備が必要との意見が出ました。市では、3月19日まで計4回の会議で、基本計画案の策定と管理運営案を検討、4月から8月までに設計を完成させる予定です。

 しかし、木造平屋400~500平方㍍の同センターにどれだけの機能スペースが配置できるか、課題ですね。加えて、国交省の交付金は、施設整備費が対象で、施設運営の維持管理費については交付されません。事業費の6割のうち95%が合併特例債の対象になるといっても、市財政の借金の起債がすでに約250億円あるとされている現状に、新たな借金を積み重ねることに変わりはありません。

 必須要件の「意見交換を行うスペース」や、「連携・交流スペース」、「新ブランド等の展示スペース」を設けると、津屋崎千軒の歴史や文化の理解を図る展示スペースは十分に確保できるでしょうか。「〈津屋崎千軒〉そうつこう」ボランティアガイドをやっている立場から言わせてもらえば、センターに観光客を案内して、津屋崎千軒と呼ばれて栄えた往時をしのばせる展示物がないと、説明にパンチがありません。その点、北九州市八幡西区の市立「長崎街道木屋瀬(こやのせ)宿記念館」=写真②=には、江戸時代の木屋瀬を中心とした郷土の歴史展示室や、四季の祭りの映像ライブラリー、休憩と交流の場の「ふれあい宿」など分かりやすい展示、学習機器が配置されています。


写真②:常設展示室や映像ライブラリーがある北九州市立「長崎街道木屋瀬宿記念館」
     =北九州市八幡西区木屋瀬で、2008年2月10日午前10時44分撮影

 基本計画案の策定には、各団体代表から意見が相次ぎそうです。また、何より管理運営案については、どの団体、住民らが主体的な役割を果たすのか、まとめ役はどうするのか、ランニングコストはどう工面するのかなど大きな論議を呼ぶでしょう。「まちおこしセンター」だから町興し住民団体が中心になってやるという単純な思考で通る話でもないし、ボランティア活動だけで町興しが長続きするはずもあり得ません。

 将来的に、どのような管理、運営体制を目指して、どう使用していくのか、センターの設計段階から管理・運営を担当するスタッフも関与していないと、来春のセンター稼動はスムーズにいかないのではないでしょうか。魅力を感じて人が訪れ、移り住みたくなる津屋崎千軒の街に再生する拠点となる「まちおこしセンター」にするにはどうすべきか、市民検討会議での今後の話し合いを楽しみにしています。

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2008年2月11日/〈日記〉207・伊豆本店の新酒蔵開き

2008-02-11 16:52:18 | 日記
写真①:開放された「伊豆本店」の酒蔵を見学する人たち
     =宗像市武丸で、2008年2月11日午前10時48分撮影

 福岡県宗像市武丸にある造り酒屋「伊豆本店」の蔵開き=写真①=に11日午前、細君と行きました。9日から始まった酒蔵開放の最終日とあって、お客さんも少ないだろうと思って初めての訪問でしたが、清酒「亀の尾」の銘柄で知られる蔵元は、結構な賑わいぶりでした。

 同店入り口では、仲間と酒を飲みに出た際に、酒を飲まずに車で送り届ける役目の「ハンドルキーパー」運動をPRしようと、その役目で来場した人には首にかける「ハンドルキーパー」と書いたカードを渡し、おみやげに甘酒をプレゼントしていました=写真②=。


写真②:「ハンドルキーパー」運動もPRし、来訪者で賑う入り口
     =「伊豆本店」で、11日午前10時42分撮影

 敷地内には、「酒は天の美禄 酒は情の露雫 酒は百薬の長」の見出しで、紙に筆書きした伊豆善也・第十一代蔵元の挨拶文が掲示されています。江戸時代中期の享保2年(1717年)創業という歴史を紹介し、「この機会に寒仕込みの搾りたての生原酒をお楽しみ下さい」と結ばれていました。酒蔵には、「一升柄杓(ひしゃく)」などと酒造りの道具類も呼称付きで展示されています=写真③=。


写真③:酒蔵に展示された酒造りの道具類
     =「伊豆本店」で、11日午前10時49分撮影

 新酒や甘酒の試飲コーナーもあり、「初しぼり原酒」(720ml詰、1,100円)=写真④=の生酒の味を確かめ、1本買いました。甘酒も、いい味でした。細君は、酒かす(300円)と家族連れ客に人気の酒まんじゅう(6個入り、300円)を購入。


写真④:720ml詰の「亀の尾 初しぼり原酒」
     =福津市津屋崎で、11日午後0時07分撮影


 蔵元から表に出ると、道路わきの空き地では大道芸の猿回し=写真⑤=が披露されており、人垣ができていました。福津市津屋崎にも、こんな蔵開きがあれば賑わうことでしょう。


写真⑤:人垣もできた大道芸の猿回し
     =「伊豆本店」前で、11日午前10時57分撮影
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2007年11月11日/〈日記〉186・大阪天満宮

2008-02-11 16:26:24 | 日記
写真①:七五三や結婚式で賑う大阪天満宮
=携帯電話のカメラで撮影、電送

11日午後4時5分、大阪天満宮に来ています=写真①=。
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2008年2月8日/〈津屋崎の四季〉206・3羽のクロツラヘラサギ

2008-02-08 09:29:04 | 風物
写真①:「津屋崎干潟」に姿を見せた3羽のクロツラヘラサギ(中央はオナガガモの群れ)
     =福津市渡で、2008年2月8日午前7時33分撮影

 福津市渡の「津屋崎干潟」で8日朝、3羽のクロツラヘラサギ(トキ科)を見かけました=写真①=。中央の浅瀬では、オナガガモ(カモ科)の群れが餌を取っています。

 「津屋崎干潟」では今冬、クロツラヘラサギの飛来数は2月2日に5羽を確認したのが最多で、6日から連続3日間、3羽が飛来しています。黒くて長いへラ形の嘴には、愛嬌がありますね=写真②=。


写真②:黒くて長いへラ形の嘴が特徴のクロツラヘラサギ
     =「津屋崎干潟」で、8日午前7時31分撮影
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2008年2月6日/〈津屋崎の四季〉205・渡の磯浜のセグロカモメ

2008-02-06 15:51:16 | 風物
写真①:磯浜をゆっくりと歩くセグロカモメ
     =福津市渡で、2008年2月6日午後2時06分撮影

 福津市津屋崎は、6日も風が冷たい一日でした。

 渡の磯浜では午後、冬鳥のセグロカモメ(カモメ科)がゆっくりと歩いていました=写真①=。青灰色の翼に、淡紅色の脚。黄色い嘴の下方先端に赤い斑点があります。
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