吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2008年2月2日/〈日記〉206・安宅コレクション

2008-02-02 23:38:02 | 日記
写真①:福岡市美術館の「安宅コレクション」展示会場入り口の看板
     =福岡市中央区大濠公園1で、2008年2月2日午前11時18分撮影

 2日朝、福岡市中央区大濠公園1の市美術館で開かれている「安宅コレクション――美の求道者・安宅英一の眼」展=写真①=を細君と鑑賞してきました。

 市美術館と読売新聞西部本社、福岡放送、大阪市立東洋陶磁美術館の主催。「安宅コレクション」は、かつて日本の十大商社の一つとされた安宅産業が収集した約1千点の東洋陶磁コレクションで、安宅英一・同社取締役会長の鑑識眼で収集された逸品ぞろいです。

 安宅産業は、昭和52年に事実上倒産、主力銀行の住友銀行を中心とした住友グループ21社により、コレクションは大阪市に寄贈され、市立東洋陶磁美術館に収蔵されています。福岡市美術館の展示会場には、国宝2点、重要文化財12点をはじめ、関連資料も含め約2百点が展示されており、見応えがあります。

 作品解説で、安宅英一氏の言葉で、「人でも、ものでも、結局のところは品ですね。品格が大切です」という鑑識眼の見識が示されていたのが、印象的でした。

 同展は17日まで(4、12日は休館)。観覧料は一般1,300円、高大生900円、小中生400円。

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2008年2月2日/〈津屋崎の四季〉201・クロツラヘラサギ5羽とコガモ

2008-02-02 10:10:48 | 風物
写真①:用水路に降りた3羽のクロツラヘラサギ
     =福津市塩浜で、2008年2月2日午前8時57分撮影

 福津市津屋崎は2日朝、風がほおに冷たく吹きつけていました。渡の「津屋崎干潟」を探鳥してみましたが、クロツラヘラサギ(トキ科)の姿はなく、近くの塩浜の用水路に行きました。なんと、そこに3羽が飛来しているのを見つけました=写真①=。

 1月29日、「津屋崎干潟」で2羽、勝浦の農業用水路で1羽のクロツラヘラサギを見かけ、津屋崎には3羽が飛来していると見ていましたが、2日朝の塩浜で3羽が同時にいる姿を撮影できました。

 同じ用水路の葦のそばには、コガモ(カモ科)の雄もいました=写真②=。


写真②:葦のそばを泳ぐコガモの雄
     =福津市塩浜の用水路で、2日午前8時56分撮影

 このあと、博多へ出かけ、2日夕、帰宅したところ、福津市の鳥友・Sさんから「津屋崎干潟にクロツラヘラサギが今、5羽来ている!」と連絡が入りました。現場に急行すると、Sさんご夫婦と宗像市のベテラン・バードウオッチャー・「はたはた」さんが観察中。5羽とも嘴の先を羽に入れ、午睡の真最中でした。今冬最高の飛来数を確認、Sさんありがとうございました。


写真③:浅瀬で眠る5羽のクロツラヘラサギ
     =福津市渡の「津屋崎干潟」で、2日午後3時50分撮影

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