10ヶ月待ちの本

2024年02月13日 11時50分21秒 | つれづれなるままに
   沢木耕太郎著 「天路の旅人」です。 

一昨日だったかな、図書館から「予約の本が届きました」のメールがきた。そして借り出してきたのがこの本。 申し込んだのは昨年3月。 その時予約順位が90数番目だったのを思い出す。こんなに待ってるんじゃいつになるやら でしたが、急ぐものでもないし、入れておけばいつか巡ってくる で予約しておいた。
ぼくは沢木さんを読んだことはない。なぜこの本に興味をもったのかは定かではない。たぶんラジオの番組で誰かが紹介するのを聞いて、「読んでみたい」と思ったのだろう。その時90人もが予約したというのも、瞬間風速で興味を持った人が増えたんじゃないだろうか。
これには続きがあるんです。 よほど沢木さんに興味をおぼえたんだろうな、面白そうな別の本を借りて読んだんですよ。それが「深夜特急」という文庫本で6巻になる大きい本。沢木さんが大学を卒業してすぐか、一旦社会人になって、辞めてからなのか、いずれにせよ20台の半ば頃にインド カルカッタからロンドンまでバスを乗り継いで移動した旅行記でした。
ドンドン引き込まれていって、短時間で読んだな。 「凄い男だな」と印象は残った。でも 次を読むわけではなかった。
そしてそろそろ沢木さん自体を忘れかけてた今になって、「オレが好きだろう。読みたいだろう。」と言うかのように本が届いた。 
借り出した瞬間の第一印象は 「うわっ 長編じゃないか」、 500頁以上あるんですよ。貸し出し日数2週間で読み切れそうにないな。
第二次大戦末期から8年間満州、中国奥地、チベット、インドと渡り歩いた冒険家(密偵、スパイ)西川一三を追った冒険記のようです。 「ようです。」と書かざるをえないとこをみると、本の中身に興味をもって予約したんじゃなさそう。となると、ただ沢木耕太郎という作家に興味があったのかもな。
昨日ちょっと読み始めた。すぐに惹きつけられて50頁を読めた。1日の中に読書時間を決めて読むことにしたほうがよさそうだな。新聞だって溜めちゃう僕なのに。
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