気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

この世界の説明 第3章

2007-11-29 08:17:51 | 心の科学分野

●集合意識という共同受信契約

地上における我々の感覚が全て3次元立体ビジョンというものであれば、それらの周波数帯の内から同じチャンネルを選べば同じ番組が見えます。同じような生活・体験をするということです。個々別々の受け取り方、考え方は違いながらも、同じような生活圏で生きているということです。個々人の原点たる、思考、感情などの視点は個人の数だけ有るわけであり、一体何を考えているかわからないながらも、同じような生活圏、国、地域に住んでいるということです。

あたかも無意識による共同受信のようなものです。チャンネルも同じような周波数帯を選んでいます。世間の価値観に合わせたり、流行に敏感なのはこの同じような周波数への同調を維持するという行為といって良いでしょう。多数あるチャンネルの内の1つを、地域、国、民族などの集団で共同受信しているようなものでしょう。

●周波数帯の変更時期

今我々の見ている3次元立体感覚ビジョンもその周波数帯を変更する時代になっているようです。あたかも地上波でのTV放送がハイビジョンに切り替わっていくようなものです。今までと違い、高い周波数帯に切り替わってゆく途上にあるようです。3次元立体感覚ビジョン・すなわち我々の生きて体験しているこの地球圏という世界の基本周波数が切り替わり、より高次の周波数になっていくようです。そのうち古い放送は行われなくなるでしょう。受信も出来なくなるかもしれません。何もしなければ、同じ状態では今まで慣れ親しんでいたビジョンは体験できなくなるかも知れません。あくまでも古い放送にこだわるならば、それと同じ放送を行っている何処かに引っ越さざるを得ないでしょう。

高周波数への変更に対応することは、同調できるチューナとしての心の機能を高めることだろうと考えられます。肉体をいじってみても何も意味がなく、我々の意識作用をより繊細で、より広く、より深く認識する方向へ移行させるような、心・マインドを調律する必要があります。

また肝心な点は、我々が産まれてからこのかた、何もかも忘れて没頭している3次元立体感覚ビジョンが、意識波動によるものであることに気付くことでしょう。我々は、実はこの3次元立体感覚ビジョンなる生活を見ている別の存在であることに気付くことです。中に入って色々な体験をしている別個の本体に戻る時期でもありそうです。そうすれば自ずと周波数変更は容易にできるわけです。

何事も変化してゆくのは自明の理です。また色々な体験を経れば、自ずと進化の方向へ変化してゆくのもわかっています。我々の身近な生活や属す地域、国や民族、地球上の様々な変化は、我われ自身の変化と地球圏自体の変化の相互作用です。今までに無い急激な変化を感じ取っているのは、地球という意識と人類の意識が相互に作用して、新しい周波数領域へと変移を行っていることを現しているのでしょう。今多くの動物種などが地上から姿を消しつつあるのは、どうも大枠では人類のエゴのなせる業であるかもしれませんが、それらの動物種たちは、既におのれたちの現す周波数領域からさっさと移行しているとも考えられます。人類の古い集合無意識による低い価値観からさっさと離れていっているとも解釈出るかも知れません。

●われを思い出す時期

最も高次であると認識する人類は、それらに気付き、感謝をし、教えを請う気持ちをもって自然の変化から学ぶ必要があります。古い価値観や世間平均の枠はもう泥舟のように崩れていくことになりそうです。新しい価値観を各自で生み出してゆき、それを繋いで新しい大船を作り出す時期に来ています。いわゆる「愛」というのはその基本にある意識波動です。理解、共感、進化、調和などという波動はその愛という波動に集約されそうです。センチメンタルな感情だけのものでは決してありません。

まず、我を忘れて没頭しているこの3次元立体映像ビジョンの世界が、仮の世界でもあることに気づき、リラックスした広い気持ちでこの世界を眺める状態に戻ることが今大切なことではないでしょうか。どんな世界にも同調できる、本来の無限なる自己の観点に戻ってみましょう。