あなたの想いは、あなたの意識上に浮かび上がる「想念」のことだ。
頻繁に、わたし・・意識という空間に出現する・・想い、
あなたは、想念が・・意識の中に浮かび上がることを知っている。
しかし、普段はこのことを、当たり前のようにして素通りしている。
想念自体に・・肉体知覚、物質物量感覚が感じられないからである。
・・頭のなかに浮かぶ単なる考えと軽んじているのである。
意識の中に浮かぶ想い、
それは宇宙空間の中にある様々な事象・宇宙の諸現象と同じことなのだが、
この世の人は、肉体レベル、物質レベルの感覚(4次元的知覚世界)に埋没しているために、
このことの重要性に気づかない。
今とは・・・今の意識であり、そこに浮かび上がるのが・・想念、
想念とは・・創造の元素のことだ。
この想念こそが、
過去、現在、未来の・・人の体験ステージの、
シナリオとなっていることに気づかなければなるまい。
この想念は・・この人生体験のみならず、転生を通じて、
来世という人生体験にも引き継がれるのである。
つまり、今あなたに常在する・・「想念」つまり思考・感情の膨大な記憶は、
それぞれのわたしたちの次世代に引き継がれるのである。
次世代といっても、次の世代の人々、子孫や他者ではなく・・
あなた、わたしそのものの・・次の生体験ということだ。
これを「生まれ変わり」と言っている。
このような記事や内容のみならず、古代からの言い伝え、
仏教的やその他の宗教的な教えなどで知ってはいるはずなのだが、
学校、政治・行政などの公的機関ではさっぱり出てこないがゆえに、
生まれ変わりや転生のことは、なんとなく知ってはいても、
どこかあてにならない情報であると半信半疑の人が多いだろう。
しかしながら、そういう「待つこと」に依存している人は、
今真剣に自身で調べてみる必要があるのだ。
生活の糧や子育て、ローン返済だけを必要絶対条件とせず
常識という観念の檻の中に、群れを形成して生きるのではなく、
なぜ、いま・・あなたはここに生きているのか?・・・
その生活・生体験・今生きていることの・・意味・意義に通じる、
はるかに大きなフレーム枠を自分で・・見出さねばならないのである。
大きなフレーム枠とは、真のわたし・・
肉体・想念を出現させ、実体験せしめている魂・意識のことである。
魂の生まれ変わりは、昔から綿々と伝わっている事実であるが、
それがいつか・・常識的には、
なんの証拠もない迷信であるという・・ことにされている。
そして、あなたはその想念に”引っ張られて”いるかもしれない。
しかしながら、
いったい・・誰が責任を持つのだろうか?
世界の常識・権威たちが・・・
魂である・・あなたの行く末に責任を持つのだろうか?
たとえ親でさえ、あなたの人生にどんな責任も持てないというのに・・・。
社会の上や公(おおやけ)から、ただ与えられるもの、
世間常識という、実体のない便利なだけの「情報」は、
口を開けて待っているヒナの「餌」のようなものであり、
その幼気(いたいけ)なヒナは、実のところ、
皆で皆の顔色を伺うように仕向けられながら、
その時々の支配のための常識の鎖につながれている。
まるで鵜匠に気づかず知らず、操られる幼気(いたいけ)な鵜であれば、
その鵜の運命は世間相場ではどうなるのか知っているだろう。
愛より欲のほうが深い世間、素直では全く生きづらい社会、
細かな思いやりよりも、金勘定で済ます粗い人間関係で満ちた社会、
末法と呼ばれる、そういう世界に生まれた魂たちは、
その激しい洗礼を受けて驚愕し、驚き・恐れ、
それから逃げ惑うことを憶えて久しいかもしれない。
しかしながら、もうその時は終わったと覚る必要がある。
この地球という、無限の宇宙でのほんの微細な小さな小さな世界、
ある意味で外見は上品に設えられた、中身は地の獄舎のような世界、
如何せん、粗い利己主義的想念を中心に共同創造された世界は、
いまその最終幕劇を上演中であることに気づけるだろうか?
あなたはその観察者として、今ここで目覚めたか?!
最終幕劇の時間、
いずれにしても、3次元レベルの体験世界では、
体験用の衣服である肉体の時間枠は、
短く限られていることを思い出すべきである。
人々(魂たち)は、その第3密度と言われる世界の、
最終的な崩壊と混乱に 意識を ”自己投入” したまま、
同じ次元に囚われたまま、
さらに眠り続ける転生を選択するか、
あるいはその世界での魂の体験意義に気づいて目覚め悟り、
必然的な新たなる高次の転生を選択するのか、
それが、いまここに存在する同胞たち魂たちの、特異な状況であろうか。
今その道が・・はっきり観えているだろうか・・。
あなたの今の・・想念・・・想い・感情、そして表現行為・・・
それそのものが・・・・選択意思・・・そのものなのである。
過去、現在、未来の道のりは、
常に、そう、
持続する今における・・・あなたの
「想念」によって選択され続けているのだ。