気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

共同創造

2022-10-31 05:50:46 | 意識の科学(実践編)

多くの人は自分のことを知らない、あるいは忘れている。

自分が創造主、神、あるいは存在の根源、全ての根本原因、

言い方はなんであれ・・『それ』 であることを・・忘れている。

ヘンな話だが、この記事の文章・そこから伝わる概念・想念を・・今受け取っている人たちは、

”それ”を思い出す時期が来ているという事を意味している。

あるいは少しづつ思いだして来ているのかもしれない。

・・・

 

あなたがこの世界に生まれたということはどういうことなのだろうか?

幼い時期の・・いつ?・・どの時点で「意識」を持ったのだろうか?

2歳か?3歳か?・・あるいは5歳か?

あなたの一番古い記憶は・・何歳の頃だろうか?・・・

ある有名な人(三島由紀夫)は赤子で産湯に浸かっていたことを覚えていると何かに書いていた。

普通は何歳か経ってから、自分の意識に気付くし、またその自分に気付いた瞬間のことが「記憶」に残っている。

あるいは・・記憶があること自体が・・個人としての意識を形成している。

つまり、幼児期のある時点で・・わたし・・という個人意識を獲得するのだ。

それまでは・・親から見た赤ん坊・幼児以上の何物でもない。

母親は自分の胎内で赤ん坊の肉体が生育することに気付いていた。

そして必死の思いでそれが胎内から出て来る様を身体感覚を通じて体験する。

その切実な体験は、

自分の中から自分と同じようなものが生まれる驚きで満ちている。

自分で意図して形を創り上げたわけでもなく、

ただただ、新たな生命が・・自然に・・・

自己内部から生じるさまを痛撃的に体験するのである。

 

赤子という自分と同等の存在が・・自分の内部から出現すること・・・

これは創造の基本形・・

自己の内部から新たな自己が生じる偉大なる法則を

肉体物理的な次元を通して示しているのである。

しかしながら・・母親の胎内は肉体を創り出すだけで、

魂までそこで創り出されるわけではない。

 

魂は・・逆に・・肉体に気付き・知覚している主体であって、

その気づきの対象・観察対象・客体である肉体ではない。

母親にとって赤子は、見て触ってその存在を感じる「対象」である。

 

しかしながら、自分の身から出てきた自分の分身のような赤子に対して、

母親は無条件に「愛」を感じているのである。

・・・・

自分と同じように赤子を大切にする想い・・

何というか、

理屈抜きの感覚、出産という不可思議な体験の同時経験者としての赤ん坊に対する・・感謝・驚き・安堵・愛らしさ・・・

それらすべてを含んだ総合的な意識の発露・発散・・が感情的な「愛」である。

そこに・・新たな魂が宿る、出現することになるのだ。

その魂は・・母親・父親という個人意識とは異なる、別の魂・意識であり、

ある意味で、

生誕というプロセスを通じて、別の共同創造者の参加が行われるということだ。

 

なんとなく結婚し、出産し、家族が出来た・・・というありふれた経験にも、

すでに・・宇宙の創造原理が働いているという事を観ることが出来るはずである。

 

・・・

 

この3(4)次元世界で、人が生まれるということは、その愛の創造なのだといえよう。

あなたが女性であれば、大なり小なりその経験を通過しているし、男性であればそれを保護する経験をしているはずである。

また、今は男だ、今は女だと言ってはいても、

この世界で、何度も生まれ変わるという経過において、

何度も何度もそういう肉体創生プロセスを体験・経験しているのである。

・・・

あなたは既にその体験者、経験者であり、

また、

今まではその意味にも気付かず知らずの無明の世界にいたとしても、

今はもうその・・あなたの諸経験において、

あなたが創造のプロセスの当事者・・創造主・神・根源の協力者、

そしてそれそのものであることを推して計るべきである!

既に創造主・神の協力者として、

生きざまで実践しているのであるから、

自らをかえりみて・・それに気付くべきなのである。。

 

それを努力して思い出すことは、自らが神なる者の子であることを理解するはずだ。

日常の雑事、飯の種の獲得作業、世間体の維持などはもう十分に過ぎたと考え、それを主テーマから外すが良い。

生きること・死ぬこと・・最も大事な人生のことを思い巡らしてみよう。

 

・・・

皆々は、この世に生きる為の諸事に追われている身であり、

死ぬまで生きる努力を強いられながらも、

幾多の、あるいは多くの人生において、

無数の驚愕的経験を重ねてきた人々である。

・・

神より出でて、

そうとは知らず、

無数の神に出会い、

自らの無限性を知ることが出来る・・、

壮大極まりない、魂の旅の途上の魂たちへ・・・。

 

 

本日も拙い記事をご覧いただきまして、誠に有難うございました。

 

 

 

 


実践・意識の科学(前掲)

2022-10-20 06:27:45 | 意識の科学(総合編)

わたしたちは皆、創造者の子供である。

創造者のことを神と呼ぶならば、わたしたちは皆「神の子」である。

これは宗教的な思わせぶりな希望をいっているのではなく事実なのだ。

事実として、わたしたち自身が創造主の子らであるということだ。

単に観念的にそうかもしれないと、途方もない想像をして終わりではなく、

これが事実であると認識しなければなるまい。

この世界の意識・魂たちは、実に途方もない迷路のような世界にいた。

・・・

人間は単なる知的動物であり、いつか生まれそして死んだら終わりだと、

繰り返すが・・そういう実に、、”途方もない” 嘘・幻想の世界にいたのである。

この次元世界は、自分自身が何者かを完全に忘れるという、言わば次元降下した存在ゲーム場のようなものだ。昨今のスピリチュアルな言い方では「マトリクス」の世界。

 

真の・・わたしとは何か?・・・その問いかけが「意識」の中に芽生え、そして執拗に探求しないままでは、そのまま永遠の時間・・その枠内に幽閉される・・、いや自らでその中に同化してしまうという存在体験のゲームである。

 

本当に余計なお世話的表現ながら、

あなたは今でも、偶然生まれ、肉体生を一定期間続け、そして死んだら永久に終わりの・・刹那的な存在であると思っているのだろうか?

そして何だかわからないが、皆々と同じように、死ぬまであれこれ忙しく生きているだけなのだろうか?

 

社会・周囲の皆々がそういう風に信じている状況を観察して、それが正しいという強い慣性的とばりの中にいなければならないと思っているのだろうか?

何も知らず、何も気づかぬ多くの民衆こそが正しいと思っているのだろうか?

・・・

いいや、そうではあるまい。

何度も言って申し訳ないと思うが、この文章を読んでいること自体がその証拠である。

もう既に・・あなたは自らがいわば創造主の子、神の子、森羅万象を創造・演出し続ける大いなる無限の意識の・・自覚ある一片であると気付くことが出来るはずである。

なんとなくでも・・・。

・・・

しかしながら、この当方もない闇のような、局限された時空間の中に同化していた重い現実から、どんな努力もなく一足飛びに大いなる自由で奔放な創造主の子へと飛躍することはないだろう。

なぜならば・・・、

今のそれぞれの「現実」と言われる状況・・へと至ったこと、

それほどまでに私たちは相当に低い次元へと自らの意識をおとしめて来たからには、その現実なる状況を創り上げている意識の習慣なるものを確実に解いて、外して行かねばならないからだ。

また、それが次元降下した神自身の・・大いなる再発見が可能となるのだ。

自らが低次元に身をやつしたからには・・もちろん自らが再創造してゆくということなのだ。

皆々・・ここまでよく来たものだ!

そうは思わないだろうか?

・・・

終局の近い古い世界の有り様、人々の有り様を嘆くなかれ、

それは崩壊し、再生されなければならないのだ。

当然ながら崩壊は新たな再生を必然的に伴うのである。

そしてより自由度の高い魂・意識の表現世界にシフトするのだ。

それが真のリセットである。

 

死んだら終わりでもなければ、崩壊したらすべて終わりでもない。

一人一人の意識が変わる・・そしてその投影たる世界が必然的に変わってゆくのだ。

一人一人が死のうと生きようと、その一人一人の根源である大いなるひとつの無限の意識は、その姿かたちを変えるだけである。

その「わたし」とは・・その変化の姿・物質という素材ではなく・・それを創造しつつ観察している「意識」であると気付いただろうか。

観察は意識の働きであり、意識は・・気づくことであり、その集合形が世界となって出現していることに・・・気づいただろうか?

そう、神とは気づくことで・・すなわち自身の姿かたちを現わす原理のようなものだ。

 

意識は・・物質に先行するものであり、その逆ではないと・・悟っただろうか?

なんとなくでも、納得しつつでも気づいたならば、すでのこの次元マトリクスはあなたにとって・・崩壊を始めているのである。

今この世界がなんとなく・確実に・崩壊を始めているように・・・。

 

 

 

本日も拙い記事をご覧いただきまして、誠に有難うございました。

・・・

次回からは、「意識の実践」というタイトルで順次掲示してゆく予定です。実践とは・・探求と理解とそして実感から必然的に生じます。

 

 

 

 

 

 


真のリセット(19)魂の8段階 その2

2022-10-04 05:41:16 | グレートシフト

真のリセットとは、人類の総体意識が、魂の第4段階を越えて第5段階へとシフトすることだ。

これが今この惑星意識内部で起きていることだ。

いわゆる3(4)次元認識から5次元認識へとシフトすること。

観察対象を具象化する人類の創造意識が進化することで、その集合体の生活・行動様式、思考・感情の質的向上に伴い、

結果である文化・文明そのものが、魂の第5段階を中心としたものとなるのは必然である。

百一匹の猿現象などと言われることや、半導体での電子なだれ現象のように、ある一定のしきい値を越えることで、それが一気に拡大される現象が起きる。

そしてその閾値(しきいち)の上と下、こちらとあちら・・の人類上の分岐が発生するのだ。

魂・意識の進化においても同様である。

なぜならば、個々の意識・魂は・・バラバラ別個の物体個体(肉体)などではなく、もとはひとつの意識に繋がっていて見えないながらも相互の連携が起きているからである。

もちろん、それぞれの魂・意識が自らの無限性の方向に、それぞれで気づいてゆく必要があり、個々がその集団の中で何もしない、何も気づかないで起きるものではない。

魂の進化における進級と留年、卒業と停滞、進学と転校のようなものが起きて来るのだ。

もちろん、身近な今日・明日の時間軸だけではなく、人生の転機あるいは転生という大きなフレームで起きることである。

・・・

今まで地上でポツポツと起きていた修行・悟りを通じた個々における魂の飛躍成長が、ある一定の集合体で一気に雪崩的に起きる時がある。

これをマスアセンションなどと呼んでいる。

これをが起きると人類文明そのものが、質的に大きく進化・変換されることになる。

意識的存在の進化の流れは「宇宙的な必然・法則」であるため、源流から発した小さな水流も、山を下るにつれて大きな大河になるように、紆余曲折を経ようとそのプロプロセスが如何様であろうと、必ず起きる事なのだ。

無数に発した個別意識(魂)は・・至極・至極当然のことながら、宇宙意識の大河へと帰還するルートにあるということだ。

 

魂の八段階は、大枠ながらその進化・帰還のルートマップともいえよう。

次元上昇した地球は、進化の中央値が高次側にシフトし、第5段階が主流で、前後の段階の魂が一部含まれる文明へと進化することになる。

 

(以下、前々記事の”笹原チャンネル 魂の8段階”参照)

下記の各段階のかいつまんだ内容は、その言語の意味合い解釈を含め、真の霊的知識がある人には大枠ながらうなずけるはずである。

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第1段階  生存する

 水分摂取、食事、排せつ、睡眠、生殖をやってみる。

 ・けが、病気で死ぬことを学ぶ。

 ・食べないと死ぬことを学ぶ。

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第2段階  勝手気ままに生きる

 やりたいと思ったことを、とにかくやる

 だます、盗む、殺す・・なども平気でやる。

  ・カルマの回収は全部死後。

  ・実は自分の利益でないことを学ぶ。

 (カルマ:因果応報他者への行為が自分に返ること、それが転生後になること。)

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第3段階  集合意識(集団)に合わせる

 ・一般に「善」と言われることを検知し、まねる。

 ・他者にとって害になることに良心の呵責を感じる。

 ・周りの善悪判定に合わせる。

 ・善を追求する。比較的カルマが良くなる。

 ・権威を追求する。

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第4段階 権威を追求

 ・善だと言われることを一生懸命やる。

 ・自分が権威となることを望む。

 ・階級ピラミッドを、ひたすら追いかける。

 ・善悪の基準は集合意識。(他者の指示すること)

 ・周りからすごい人だと思われたい。

 ・他者より優れた人だと思われたい。闇落ちするとDS化。

 ・他者との比較。

 ・支配と被支配の関係。 

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第5段階  真実を自分自身で把握

 ・心の中の神の部分に関心を向ける。

 ・他者よりも、自分自身の内なる基準に合わせる。

 ・神や霊から直接インスピレーション(正しい直感)を受けられる。

 ・周りのウソに勘づく。

 ・カルマの発動が、今生中になる。

 ・因果の法則がだんだんつかめる。

 ・自分自身の能力、やるべきことの追求。

 ・他者に愛を与えることに関心を持つ

 ・自由意思を発動し始める。

 ・自分の世界が自分の望む方向に動くことを、だんだん理解する。

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第6段階  自由意思の発動

 ・生まれながらに、他者への無償の愛を理解

 ・愛を与える⇒常識

 ・周りのウソは直感で認識(テレパシー)

 ・人間の善悪でなく、神の基準で行動する

 ・自由意思を意識的に発動、望む世界を創造する

 ・後世に残る実績を実現する

 ・カルマは数年で発動、因果法則をつかむ

 ・高次元世界の存在と、魂の永遠性を把握

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第7段階  神との一体化へ

 ・高次元の魂と一体化

 ・即座に正解がわかる

 ・カルマは即発動する

 ・カルマ法則を利用できる

 ・望んだことは何でも実現できる

 ・人々のためにシステムを作ってそれを残す

 ・多次元世界のルールをほぼすべて把握

・・・

段階:転生は義務、指定された時代と場所

段階: 自らの意思で転生

何千年に一度、卒業生が奉仕で転生、イエス、釈迦など。

・・・

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第8段階 地上に降りた神

 ・生まれながらに神と一体化

 ・この世の矛盾をすぐに見抜く

 ・地球で学ぶことは、特になし

 ・多次元世界の真実、「神とは何か」を伝える

 ・文明の基本的な考え方を提示する

 ・奇跡と呼ばれることも簡単に創出

 ・多次元的身体表現・行為など自由。

・・・・

簡単に言うならば、イエス、釈迦その他の高次存在は、いわば大学まで行って卒業し、地方や地元の学校に教師として赴任するようなものだろう。

 

本日も拙い記事をご覧いただきまして、誠に有難うございました。