気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

ダイアンの場合

2023-07-10 07:13:21 | 臨死体験

臨死体験者の報告を、はなからいい加減に扱うのではなく、まともに探求、分析することで、自分とは何か・・この世とかあの世とか、多次元とかの一端を理解することになるだろう。

このような意識的な努力は、ゆうに数千年分の価値があるものだ。

・・・

1971年の夏、ダイアンは夫とノースジョージアにいた。チャットフーチ川でラフティング(川下り)をしていたのだ。ゴムボートにはダイアンの他に八人が乗っていたが、転覆して彼女は急流に投げ出され、渦巻く水流に飲み込まれた。圧倒的な川の流れにとらわれ、息が続かなくなり、意識を失った。そして次のような驚くべき体験をした。

「臨死体験 9つの証拠」114頁

「気がつくと、私は川の30メートルほど上空に浮かんでいて、岩の間に引っかかったゴムボートを見下ろしていた。私が水中から上がってこないか、ボートから男性が二人目を凝らしていた。同乗していた女性がひとり、下流で岩にしがみついているのが見えた。いろんなものが川を流れてきたのだろう。別のボートが先にラフティング(川下り)を終えていた夫とティーンエイジャーの妹が様子を見に走ってきた。

・・

夫が流れの中の岩に登るのが見えた。流れの音がうるさくて、転覆したボートに残る二人の男性が何を叫んでいるのか聞こえないようだった。しかし何が起こったのか見当がつかなくても、私が行方不明だとわかったようだった。飛び込んで私を探したそうにしているのが見え、気が付くとわたしは彼の隣に移動していた。彼は泳ぎがあまり上手ではないし、飛び込んでも意味はないと止めたかったのだ。しかし伸ばした手が彼をすり抜けたのを見て、ああ、私は死んでしまったのだと考えた

・・・・

至高の光の存在が、とどまるか行くか選びなさいと言った。ただし私には現生にやり残したことがあり、まだ行くべきではないとも付け加えた。それでも迷っていると、(至高の存在は)あなたが戻る場合には、ある知識を託すからそれを他者に分け与えなさいとも付け加えた。
議論を尽くした末、戻ることに同意すると、突然私は円錐形の高い建物の前に立っていた。終端が見えないほど高くそびえたっていて、知識の殿堂だと教えられた。中に入ると体が浮き上がって、旋回しながらどんどん上に昇っていった。図書館のように本の詰まった棚を次々通り過ぎ、何百万冊もの本をあとにして、一番上まで到達し、さらにそこを突き破って万華鏡のような色の渦の中に出たと思ったら、頭が水面に出ていた。

ボートから10メートルほど下ったところだった。私はすぐに自分がどこにいるのか気づき、近くの岩につかまった。そして体を引き上げて大量の水を吐いた。ショックを受けていたけれど、医学的処置は必要なかった。どれくらい水中にいたのかはわからない。誰も時計を見ていなかった。3,4分かもしれないし、10分だったかもしれない。

私の行った場所に、時間というものはなかった。

(以上抜粋)

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遭難して水中に沈んでいる間、彼女は夢を見ていたのだろうか?

懐疑論者、唯物論者はそういうだろう。それらはランダムに起きた脳内イメージ、ある種の夢に過ぎないと。

自分は肉体だと固執して「考えて」いる者たちは、何でもかんでも頭脳の働きであると考える、・・・だってそれ以外何がある??・・ってなものだ。

 

しかしながら、もし夢・として、そうであるならば、臨死体験中に空中に浮いて、どこにでも自在に位置しながら、現実に川の周辺にいる人たちをリアルに観察している当の本人は、いわゆる現実という夢を見ているとも言える。

臨死体験を現実とは違う・・夢・・と解釈するならば、肉体をもって生きて体験しているこの現実生活自体も・・夢なのである。

あれは夢で、これは現実だ・・は100%間違っているのだ。

夢も現実も、あなたが観ている・知覚経験していること・・なのである。

見る・観る、聞く、観察する、・・・これらはすべて、わたしが知覚・経験することである。

 

リアルで体感厳しく、重くのしかかる様な3次元的現実も・・あなた(の魂が)が希望して観ている・・夢なのである。

しかしながら、魂にとってはあり得ないレベルの不自由さや重苦しさという、極めて貴重な経験を出来るこの次元世界という「夢」も・・もう目覚める時が来ていることに、あなたは気づけるだろうか。

いつまでも同じ見苦しい映画ばかりでは、魂にとっては物足りないではないか?  

魂はごく低いレベルから、より大いなるステージを目指すのだ。なぜならば、魂の自由度が拡大すればするほど、その知覚経験する内容は拡大・高揚、感動多きものになるからだ。

・・・

あなたは今、何気ない人間として、どこかあからさまに無知な地球の集団の中でもがいているかもしれないが、すでにもう相当回数の輪廻・転生を経て来てここにいる。

今回の1万年以上にわたる、この次元世界の歴史展開の最終段階において、魂たちの演じてきたこの3次元的世界の壮大な歴史絵巻は、その中で活躍してきた魂たち(あなたや私たち)の転生、経験、成長とともに、とうとう次なる新しいステージに移行することになる。

本日も拙い記事をご覧いただきまして、誠に有難うございました。


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