気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

続 関西弁の天使との会話

2008-02-27 21:05:17 | 宇宙的気付き

(前回からの 続きです)

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マスター: その、チョッと違うていうのは、どういうことなんです。自己の魂というか、真の自己の学習であるということではないんですかね。ゼロから少しづつ学んでいるということなんじゃないんでしょうか。

関西弁の天使: そーなんやが、実は・・肝心なところはな・・。反対方向も同時進行でな、記憶喪失からの復帰・リハビリみたいな学習でもあるんや。全てである状態から、知らないことを学習している・・、この考え、どう思う?

皆ほれ、あんさんがた永遠なる実在なんやが、あえてそれを忘れるゆーことにして、それを再び思い出すという・とんでもない学習なんやで。見てみい!あんさんも結構、自分を忘れとるやろー?

マスター: 確かに・・さっぱりです。だいたいが生まれてからの事も結構記憶が薄れています。で、そのー、忘れているのはいわゆる前世の記憶っていうことですか。

関西弁の天使: それもそうやが、そんなもの五万とあるさかい、いちいち思い出したところでな、経歴自体は既に出ておるでな、ほら自分の人間個体としての今の存在自体が、あんさんがたの今までの悠久の経歴を表しているんや。今の表現されている人間としての意識がそれを示している。それ以上でもそれ以下でもないわけや。

マスター: それって、個体生命としての人間存在であると言うことは、それ自体が相当の、いわゆる魂の経験がある証拠と言うことですかね。だからこそ人間やっているみたいな。

関西弁の天使: そうや。いま、生きていると感じているやろ?あんた自分で石ではないと思うやろ?雲やチューリップとは思わへんやろ? おなじみの顕在意識レベルでもそう思うやろな。

マスター: そりゃそうです。どうしても、やっぱり人としての自覚です。それはあります。ネコとは思いません。

はい、それだけは間違いないと・・・思います・・・絶対に。

関西弁の天使: それよ。あんさんは人間まできたんや。人間やっとるんやでー。間違いないやろ。人間になるまでに、己を思い出してきたともいえるがなー

・・・・・・

関西弁の天使: そや、お茶まだかいなーー?

マスター: あれっ・!・・そうでした、すいません、ちょちょっと冷めてしまいましたが、・・・どうぞ。

関西弁の天使: ごちになるわー。・・・冷めてて、喋くりにはちょうどええわ・・・おおきに。

マスター: はい・・それ・・で・・?

関西弁の天使: 要は、顕在意識のほんのちょっとだけが目覚めていてる状態なんや。あとぜーんぶ忘れたように「おねんね」なんよ。「私は在る」という・どうしても隠すことが出来ないものを除いて、あと全て、かくれんぼや、 あーはーっはっはー。なにが隠れとるんやろなー、 どない思う??

マスター: 誰も隠れてくれといったわけではないんですがね。そんなの解かる訳無いでしょう。

関西弁の天使: 全てを知っている存在が、そのことを本当に理解するためには、全てを忘れてしまう必要があり、またそれを思い出す必要があるんや。黒を知るためには白が必要やろ・・?男であると知るためには女が必要やろ

マスター: あっ、単純な発想ですが、それって、自分を見るためには、鏡が必要なんていうことでしょうか?

関西弁の天使: ピンポーン!!  いままでは、自分が神・大いなる無限存在であるということをさっぱり忘れとったんやが、少しづつ思い出すことに移行していることになっとるんは確かなんや。末端の物質濃密界を堪能したら再び中心次元にご帰還みたいなお知らせがきているとも言えるかも知らんな。

マスター: やはり何事も移り変わるということでもあるんですかね。

関西弁の天使: あんさんがたのように、発展途上と自覚している人間という存在もな、神の体験なんじゃよ。実はな、皆、要するに神というか、無限の意識というか定義不可の存在なんであって、そやから無限に定義してまう永遠の存在ちゅうことなんや。・・なんちゅう!考えなんやろーー!すごすぎるわー・・あんさん・そやないか? えー?ビックリするわーほんまにー。

マスター: はっーはい、えーっでも・・天使さんがびっくりするもんですかね。こちらはそのことにビックリしますよ。

関西弁の天使: あんさん・・買いかぶりすぎや、・・そりゃ偏見や。考えてみれば生命があるっちゅうことは驚くことばっかりやでー。

今日はこのぐらいにして、またあっち行くさかい。お邪魔しましたなー。たまには顔みせなはれー。ほな。

・・・・・・・・・・・・・・・

マスター: ぎょえー?どうやって顔みせるっていうの?


関西弁の天使との会話

2008-02-23 19:03:30 | 宇宙的気付き

無茶な関西弁を喋る天使との会話です。破天荒な御使いの、いい加減なところと、真剣なところがごちゃ混ぜの会話ですが。

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関西弁の天使: 喫茶「禅」ゆうのんは、ここかいなー、ごめんやっしゃー!

マスター: あーいらっしゃい。!うおー、いきなり半透明から実体化ですか。すぐ茶いれます、いれます。

関西弁の天使: おおきにー。話を聞いてくれよるマスターって、あんさんでっか。実はわて、天使ゆうもんです。よろしゅうに。

マスター: へっへい。・・・というと、あなたは天使様ですか、あの・・天使?ですか・・・。

関西弁の天使: そうでんがな、見てわからんかいなー、あーはっはっ!

マスター: そんな方がどうしてこんな峠の茶屋にお越しなのですか。

関西弁の天使: そや、そや、ええこと聞いてくれましたなー。それでのうては喋れんさかいに。 ところで、あんたビックリせーへんのんか?普通はな、顕在意識のほうで瞬間的に目の錯覚にしてしまうもんやから、ふっとしか感じられんもんやけど。どうしてなん??

マスター: はー、そりゃ驚きます、でも、まあ色々な知識が多少あるもんで、私の顕在意識が逃げられないんだと思います。まったくその概念が無い人の場合、見えないのもわかります。わたしこれで結構、広くアンテナ張っていて、夢や無意識以下の情報などにも注意しているもんで、肉眼視だけが全てでないことは百も承知なんです。そのせいでしょうかね。

関西弁の天使: いきなり現われたんも、驚ろかへんのんかいな?ほーっほー。

マスター: いわゆる周波数を落して、肉眼で見えるようにしてくれたのかな、とは思います。詳しい理論までは突き詰めていないですが、全てが波動形態で出来ていれば、直感的には不思議ではないわけで。

関西弁の天使: そーかいな。天使もやりにくーなったなー、あっはっはーー!

マスター: で、なにか御用ですかね。ほんとはドキドキなんですが、なにか粗相でも?

関西弁の天使: 粗相なんてことおまへんがなー。そや、前に律儀な宇宙人がきましたなー。あれはな、上次元の近隣の惑星からなんや。わても、よー知ってますー。実は友達でんがなー、彼に話聞いて、チョッとお邪魔させてもらいました。

マスター: 上次元て、何次元?5次元ですか?

関西弁の天使: それよ。  この3次元より周波数が高いんやけど、その分細かい波動で出来てる世界でな。そうーまー、今はやりの5次元といってもええかもな。  数字で言えば、3次元の上は4次元となるんじゃが、意識次元では4次元は霊界っちゅうんやが、物理的世界の3次元と霊界の4次元は密接でな、皆、何度も行ったりきたりするところや。その上の周波数帯が天界、まー天国みたいなところなんやわ。

マスター: えー?天国っていったら、それは・・もう理想的な世界でしょうね。我々、地を這っている人間から言えば、もうこれ以上ないパラダイスみたいなイメージですが。

関西弁の天使: あんさん、それはちゃいますねん。  天国ちゅうのは遥かに広い世界でなー、ボーとお花畑で気持いい昼寝が出来るようなとこではありまへん。そりゃ偏見や。 まそりゃー楽しいが、結構いそがしい世界とも言えるんですわ。自分のこと考えてる人はまずおまへん。そやな、・・3次元世界との違いは、人間存在が自分を中心にしようとする吸収型の世界と、自分が広がってゆく発散型の世界との違いみたいなもんや。吸収は、集中、濃密化、利己集約、物質観念、みたいな形態になるし、逆に発散は、放射、希薄化、利他主義、意識進化という形態になるもんや。

あんさん、おわかりか?

マスター: はー、まー確かに濃密・物質偏重はこの世界の特徴ですね。あと分裂、細分化などもそうでしょう。細分化されるので、人間も物質の中に幽閉されたかごの鳥のような感じで、全ての人や生命もが、別々なんていうことになるんでしょうね。

関西弁の天使: そうそう、それよ。3次元はな、分裂意識を体験するためのもんや。実は、貴重な体験なんやでー。でもな、限度があるわけや。物質の究極までいったやろ?まだまだクオークなんてものを探しているが、基本的には波動が全てでないかという所までいったわけや。分裂の極限までとりあえず行った。ほいで原爆なんか作るようになってもうた。これがこの次元の限度なんやわ。

マスター: 確かに、核兵器なんか地球を何回も廃墟に出来るほど持っているわけで、チョッと狂ったらもう破滅どころではないわけです。やめてほしいと思うんですがね、何だかんだで手放さない者たちがいます。

関西弁の天使: 地球の3次元層を全て壊すおもちゃをもっているんやが、しゃれにならんがなー、はた迷惑もえーかげんにせんかい!!・・ちゅうのが本音やが、あんまりよそでは言えんさかい、ここだけにしといてやー、たのむわー、  まー核のことは作ったもんが始末すべきなんやが、ほんま・・・、情けのうなるわ。やっぱ大掃除でゴミ出すしかないんかいなー。

マスター: は?はーー・・そのとおりチョッとあきらめムードです・・・。えー?天使がそんな考えでいいんですかね?

関西弁の天使: あんさんがたの問題をどうして他人がやってやれる? ん? トイレいって誰かがケツ拭くと思うてか!  (まっまずい会話・・・・おさえておさえて・・)

マスター: すっすいません、まさにその通りです。(あーこわ)

関西弁の天使: この宇宙だけでも、7層の次元領域がある。あんさん方の、今居る物質次元は1階なんや、2階はいわゆる霊界で、物質レベルの肉体服は着てはいないがちゃんとボディーは持っている。想念でどのようにも服を着ることが出来るんや。物質次元でも色々な服を着ているようになー。スーツやワンピー、Tシャツや浴衣まで、自由に着替えとるのと、そんな変わりませんわー。ただ霊界では考えや感情がすぐ身になるよって、物理次元にいる間に心を調律するように、あれほどに、くどくど言われてるんやが。

マスター: 霊界は天界と我々の居る世界の中間なんですかね。そこと、ここを行き来しているみたいな、本来なつかしいところなんでしょうが、でもあまり憶えていないわけで。

関西弁の天使: その話は前にも記事に出てたように、物質界に生まれるときに、リセットしてくるようになっているからでな、与えられた生命に、まじに取り組むための規則なんや。  ほんま、よー出来てると思わんかいな、えー?

マスター: はっはっ・・はい、現世で右往左往するのはそれを忘れているからなんでしょうね。それを思い出すようにさせるための学習カリキュラムと今は思えるんですが。

関西弁の天使: おまえさん流の言葉ではあるが、そのとおりと言ってもええわ。  フフッ・・・でもね、チョッとちがうところが、あんた、面白いところとちゃいますか・・・。

マスター: ・・・(ここは多次元・喋くり喫茶かー!ブツブツ・・) 

(続く)


兄弟達の重要参考書

2008-02-22 08:43:48 | 新地球文明論

ある書がインターネット網の中に、さりげなく置かれていました。

別にどうってことないようなサイトではありますが、混乱と無明に飽きて、気付きや解脱の方向に向いている方々にとっては、極めて感謝すべき「参考書」と感じました。内容は、古今東西の幾多の先達達、ブッダやイエスや親鸞や道元、老子や孟子やマホメット、はたまた多くの知己の真我の方々も、必ず推奨してくれるような、「書」だろうと思います。

なーんだ「想念観察」か、知っているよ、という方もおられるでしょうが、いつの間にか忘れているものだろうと思います。だまされたとお考えになって一読、二読・・され、自分のツールにするつもりで味わって頂ければいいのではないかと思います。出来ればコピーなどでお読み頂ければいいのではないかと思います。今、自分の感じる程度で構わないわけです。

「自分とは何か」、というテーマについてのわかり易い参考書になるでしょう。どこにでもあるものの中に、気付けば大変貴重な宝物があるものです。自分に向き合う以外に、自分を向上させる、どのような方法がこの宇宙にあるのでしょうか。

この書からかもし出される波動は、理解と悟りにいたる「門」を形成しています。いったい誰が残しておいてくれたのでしょうか。

http://www.nextftp.com/infinity/02/


天地万物の極限までに感謝を届けたい

2008-02-19 08:23:50 | 宇宙的気付き

我々の現実として共有している世界は、この地球惑星という3次元立体ホログラムともいえます。極めて精巧に組み合わされた波動によって構成されていると考えてもいいと思います。5感感覚付きであり、それらも全て波動センシング機能付きの肉体で体験することが出来ます。

しかしながらそれらが実体の影であるとしても、このような地球という千変万化の色彩や音、次々と現われる生命現象に満ちた時空は、宇宙と言う無限としか考えられない超巨大な舞台のなかの、すばらしいという以上の晴れやかな個性あるミニチュア舞台と言えるでしょう。

あなたや私はその舞台をつぶさに観察して来たでしょうか。その舞台を幾度も転生しながら、我々は根幹を学んできたでしょうか。そのすばらしい仕組みや壮大さ、小さな小さな結晶や生命から、巨大な生物・植物、それらの集まった山河や天空、全てが1つの矛盾もなく、行き交い、動き、留まり、生まれて消滅し、繰り返し新たなサイクルを営むことを、しっかりと心で学んだでしょうか。

ひょっとして、それらの無条件の恩恵を横目で見ながら、好き勝手にやって来たでしょうか。好き勝手に悲しみ、好き勝手に惨めになり、好き勝手に有頂天になり、好き勝手に尊大になってきたのでしょうか。好き勝手に戦いという暗雲に飛び込み、阿鼻叫喚に狂い、心のどうしようもない疼きに悩み、何世も宿題を抱え、多くの人たちに小突かれ、磨かれてやっとのこと理解に至るのでしょうか。

既にいつもそこに、目の前にあった大自然や大いなる意識の優しさに気付くことなく、分かりやすく物言う方にばかり走り続けてきたのでしょうか。誰かが発する声の方向に、己を分かってほしいと希望しながら、あてどなく外の世界を走り回り、いつも見つけたのは、あなたや私と同じ、この天地を探索している魂であったのです。

我々が好き勝手に魂の学びを行なってきた、この地球を含む天地をこれ以上汚すことなく、せめて100万回の感謝をすべき時ではないかと思います。その我々を育み、見守り、何言うと無く付き合ってくれている、この地上のあらゆる生命という仲間に、またそれらを毎日のように光で応援している太陽に、今できることは心のそこから感謝が出来る思いを、捧げることなのではないでしょうか。

全ての仲間、兄弟姉妹、天地万物の隅から隅まで、天の無限の時空の果てから、我々の細胞や原子のミクロの極限のさらに向こうまで、あなたや私の感謝の思いが届くことを信じます。


無条件の愛・とは

2008-02-17 16:39:21 | 宇宙的気付き

全てにおいて、愛に勝るものはないと言われています。それは間違いないとも感じますが、いったい愛とはなんだろうか。いまここで感じてみるのもいいものです。無条件の愛ということについて。

  

 愛は、男女の間の、磁石のように引き付けあう、激しい恋愛でしょうか?

それが全てではないのは明らかでしょう。

映画やドラマで最後に口づけをしながらハッピーエンドを迎える、漠然とした、薄まった蜂蜜のような甘ったるいものではないのは解かります。ずいぶんこのイメージが幅を利かせていた時期もありました。

  

  

 愛は、性を超えた人間達の肌の触れ合いでしょうか?

それが全てではないのは明らかでしょう。

男女と違った、男・男、女・女の肌の触れ合いもあるわけですが、特別な感情を介した、異性でないだけの恋愛ではないかと考えてもいいと思います。

  

 愛は、人類愛に基づく、他者へのいたわり、奉仕活動でしょうか。

それが全てではないのは明らかでしょう。

何故なら、時間とお金が無ければ、国際ボランティアも慈善事業もできないからです。条件がついた愛なのかも知れません。人が飢えている時に、どうして施しができるのでしょうか。愛が普遍的なものであれば、これも少し違うかもしれません。

  

 愛は、親子の間にある親身な世話と労わりと奉仕なのでしょうか。お前を愛しているよ・・という言葉にならない切なる思いなのでしょうか?

それが全てではないのは明らかでしょう。親子でなければ感じられないならば、やはり条件がある愛ともいえます。親子には肉体遺伝子の共有と時空生活の共有という強い要素がありますが、肉体レベルのきづなという条件があります。

  

 愛は、動物に対する保護とケアなのでしょうか。動物も生きていることを身をもって主張・行動することなのでしょうか

それが全てではないのは明らかでしょう。いきなり動物が牙を剥き、あるいは排泄物を垂れ流し続けるならば、いづれは敬遠されてゆくのがわかっているからです。可愛いからその可愛さを、愛でている条件がついています。

  

 愛は、親に対する感謝と気付きなのでしょうか?その立場になって始めて分かる、その深い深い思いやりに対する、後悔と感謝を伴う感情に、気がつくことでしょうか?

それが全てではないのは明らかでしょう。親にならなければ分からないならば、親の経験の無い人には味わえないのでしょうか。

 

無条件の愛とは、今あなたや私が、今ここにこうして存在していることではないでしょうか。地球も、人類も、性も、自然界の動植物も、それら全てを存在させている、この瞬間ではないかと感じています。

この瞬間に、3次元も、4次元も、5次元も、アセンションという言葉も、物質も、心霊も、好きも、嫌いも、けだるさも、頑張りも、支配も、逃避も、思いやりも、後悔も、倦怠も、理想に燃える心も!

「今この瞬間」が無ければ、どうして味わうことが出来るのでしょうか。無条件の愛とは、今この瞬間があるということ。  

宇宙はいつも今この瞬間に創造されている。あなたや、わたしのために。