気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

続・今起きていること(5)警鐘

2020-08-30 06:16:01 | 地球の一大変容

今起きていることを社会・経済的見地から簡単に言えば ”世界的なリストラ” とも言えるだろう。

一般には、リストラとは、過大な負債や利益減少に対応するための、会社規模縮小・組織機能向上等による生き残り対策のことであるが、

この場合は、大きな地球環境という中での、人類という集団組織の生き残りのことを言っている。

良い悪いは別として、また誰が、どこが勝手に決めているのかも別として、このままダラダラと、既存路線を走り続けることが正しいわけではないという事には、多くの人がすでに気づいているはずだ。

例えば、生態環境保護にしても、エコエコという掛け声だけで実際は何もせず、結果ただ経済を回すだけでは何も変わらないことも十分にわかっている。

毎年世界で何百もの動物種が絶滅しているが、人類は頭が良いからそれから逃れられるというわけもない。自分たちが・・その種の絶滅の一端を担っているのならば、尚更であろう。

今起きている人類上の不都合な事実の様々な現象化は、この地球上に居る者にとって決して他人事ではない・・という事実の現実化なのである。

さらに悪者捜しはこの際は大きな意味がない、というのは、その悪者が消えたらすべて丸く収まるものでもないからだ。

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地球環境は数十年前から大きく変化しているが、人類はそれに気付いて具体的に対応しているだろうか?といえば、まるでほとんど・・まったくと言って良い程、相変わらず自分たちの為だけに生きていると言えよう。

それでも、今はもう誰でも地球環境や人類の異変に気付いている。

 

例えば、普通に誰でも?知っていることを上げれば、

台風が年を追うごとに荒れてきた、
昨今は世界中に洪水が増えている、
太陽の日差しが半端でない、

各国政府は多大な借金をしている、
国や企業でデフォルト・破産が急増し、民衆の生活が壊れてきた

実際は大不況にもかかわらず株式相場だけが上がっている

毎日毎日執拗にマスクマンがTVに出ている、
コロナの感染拡大防止がおバカのように何万回も叫ばれている

年率で数十%ダウンの経済成長率が起きた、
大国同士が罵りあって手を出しかねない状況になった、

核戦争の可能性が現実的に語られるようになった。
軍備・防衛への需要が大きくなっている。

・・・等々、数え上げればきりがない。

気のせいだ、ネガティブに考えない方が良い、というのは一見尤もらしい意見だが、頭隠して尻隠さずの・・いわゆる正常時バイアス逃避というものだろう。

これら、今ではすべてそのまま続いており、元には戻っていないことに気づかなければならないだろう。ある部分人為的に、解決できないことが次から次へと、わざわざ起こされているわけで、それらもけっして一過性の偶然ではない。

人類の悪態は・・いつものことだと思う人もいようが、そのいつものことが・・無視され、増大を続け、
限度ギリギリを超えて来たということに問題がある。

ジリジリとエネルギーが蓄積され、限度まで来た場合に、一気にそれがほとばしり出るのが「カタストロフィー(破局)」現象である。

意識進化上はカルマの解消時期とも言えるし、物質現象的には様々な分野での破局(カタストロフィー)現象化となる。

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残念ながらと言おうか、これからは漠然とした世間常識ではなく、各自の内面から起きるはずの、知恵と実践が求められる時代に突入したと考えられる。

 

嗚呼朋よ、・・多分、もう・・眠っている時間は無い。

アセンションの時代とも呼ばれるように、古い文明の終わりのその最終章、きわめて時空が濃縮・圧縮された、短く激しい時代において、この世界での天寿を全うすることが叶うだろうか。

今はもう、そういうステージだと気付くだろうか?

普通に生活・仕事・一生懸命頑張ってるから・・・という世間一般のコンセンサスにどんな大義名分も付加されないだろう。


また、その他大勢の集団でいれば安全ということもなく、また個人バラバラではどうしようもなく、
つまるところは、想念による協調性が可能な人達の集まり・組織だけが生き残るという事になるだろう。

つまり「類は友を呼ぶ」という親和性、考え方・生き方、思想信条での無理のない協調性がキーワードとなるだろう。今までのような、利己主義間の相克や、無駄な競争・軋轢などは、全く意味が付与されない組織でなければならないはずだ。

生き残りを可能とする人間組織は、従来のような、制度や規約で一律強制してではなく、各人の嘘偽りのない想念・思考・想いの集合体になるだろう。

これは良い意味、悪い意味にも通じることであって、悪は悪で集まり善は善で集まり、各々がその結果・果実を刈り取るということである。

3次元的肉体感覚という現実の味に騙されている人類の、長い間に培ってきた自ら想いと行為の結果の収穫祭というのか、この仮想現実世界の短い最終章が始まっている。

人々の蓄積された想念というシナリオに自ら気づかぬならば、誰でも知っているこの世的な不誠実さ、だまし、利己主義的果実、不都合な現実を刈り取ることにもなるだろう。

実に精緻・精密ながら、この世界も意識で創られる1つの仮想現実であると理解している人であれば、今起きていることに対して、いかに対応するだろうか。

 


続・今起きていること(4)疫病神の悩み

2020-08-26 09:04:36 | 地球の一大変容

ある旅人が、ある大きな街に向かう道の途中で疫病神に出会ったそうだ。
その疫病神は、道の途中にある大きな岩場に腰を掛けていたが、どういうわけか、肩を落として悩んでいる様子だった。

 

旅人
 「疫病神さんのようだが、いったいどうしたんだい?」

疫病神
「あー?、わしのことか?・・」
 疫病神はローブのような汚れた衣の埃をはたきながら起き上がった。

旅人
 「そうだ、浮かぬ顔しているが、疫病神ともあろうものが、何を悩んでいるのか、どうしてそんなに気を落としているのか、教えてもらえないか?」

疫病神
 「悩んでるって?、えー?、これが悩まずにいられるかね!?」

旅人  「・・・」

疫病神
 「わしは神さまからのお努めで、いつものようにあの大きな街
に行き、一定数の疫病を流行らせるはずだったんじゃが、・・」

旅人 
 「フムフム・・それで」

疫病神
 「それが今回はいつもと全く違ったんじゃ。
わしが街に入って、それなりに暴れ回って疫病を増やしていたところ・・、いや、誤解せんでくれ、流行り病にもそれなりの教訓があるからなんじゃ・・」

旅人
 「そりゃそうだ」

疫病神
 「いや、そんなことはどうでもええ、・・その街に入ったときに
わしの姿形をコピペした何者かが、大暴れに暴れ回ったんじゃよ! そのあまりのオドロオドロしさに、正直身震いしてしもうたわ(笑)」

旅人
 「では、あんたの偽物が・・街中を疫病だらけにしていた
と、そういうわけかい?」

疫病神
 「そうじゃ、大勢の偽物がわしの振りして、疫病大流行の悪さしとったんじゃ、大量にな・・。
わしにはそんな欲などありゃせん、ただ自然界の摂理の御役目をまあしぶしぶと承っとるだけじゃもんで・・。」

旅人
「でも、偽物は偽物、疫病を流行らせる力はないはずでは?・」

疫病神
 「そうじゃよ!
疫病になったのは、いつもと同じようにわしが振りまいた毒に当たった者だけじゃ、その他大勢は連想する恐怖の妄想から病人になってしまったんじゃよ! 自分で言うのも変じゃが・、恐れることが最も疫病神なんじゃ!」

疫病神 
 「それで、あれがわしの罪になるのか悩んどるところなんじゃ。
何にしても、疫病神というわしの姿・形、その役目が恐ろしいからじゃろうて・・・」

旅人
 「そうかなー、違うと思うよ、あんたは昔からやっていたことをやったまで。昨今の都会は何でもかんでも、恐怖さえお金にするまでになっただけさ。」

「それに、もうあの街には行かない方が良いかもしれない、あの街には、あんたが行ってわざわざ調整するほどの、平和や余裕がなくなったようだからね。」

 

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疫病とは、流行りのコロナのことだが、ここしばらくの経過を注意して見ている人ならば、もうハッキリと認識できる段階ではないだろうか?
国家、組織、誰が、何がどう動いたのか?・・も含め、まき散らされるものの本体は「恐怖」だということ、

そしてそれは人々に連鎖して、心:マインドに沸いてくるものだということに本当に気付くだろうか。そんな連鎖に参加するのは、実に愚か極まりないことではなかろうか。

 

参考画像:     人に既にある免疫パワー


(33)魂とは何か

2020-08-23 04:39:04 | 意識の科学

 

意識は、あなたがあなたである・・と気付いていることを意味している。

わたしが・・・わたしである、と識っている・・それだ。

この”根本的真実”・・に多くの人が気付いていなかった。

自己・魂・わたし・・に気付いていなかった。

 

意識の意識する・・気付く、知覚する対象物

物質形・概念・イメージの世界のほうを真実と誤認しているのである。

それが実に壮大で、無限の多様性に溢れているため、

その展開する、現象世界、感覚世界のほうを真実と誤認していたのだ。

 

あなたの存在の基盤は・・・肉体でも環境でも、血統でもない。

それらは形や機能やその記憶、歴史であり、

わたしは在る・・という意識によって、

気づかれる、意識されるもの(対象)であって、

意識そのもの(神・根源)ではない。

 

すべての五感で感じるもの、眼・耳・鼻・舌・触で感じる世界、

意識が無ければ、気付いていることが無ければ、

主体・それ・本源・・が無ければ、

世界は存在できないということである。

 

いままでのこの世の人々の多くは、無限に展開するその対象世界を、

事実、現実、真実と誤認し、

その根源、主体、あるじ・・である・・

わたし・意識を観ていなかったのである。

 

例えば科学的な人は、自分は肉体であるという考えに固定されていた。

眼・耳・鼻・舌・触で感じる世界、

それはすべて、各種の波動を身体で受け、は

頭脳で処理されている信号という解釈になるため、

結局は・・人間の中枢は頭脳である・・と云う話になり、

意識・・は頭脳で生産されているもの(対象)と認識することになるが、

 

そうすると、

あなたの・・今の・・意識・・われあり・・

自己自身に気付いている・・意識は・・

頭脳の産物・機能という事になるだろうし、

つまり・・意識は身体頭脳が無くなれば消滅するということになる。

死んだら全て、はい終わり!

 

そう考えるのが一般的、それも科学的な常識であろうし、かつ、

一般の人々は、まず、そこまで突き詰めていない場合が多い。

 

したがって、肉体が破壊や病気によって死んでしまえば、

わたしという存在意識は永遠に失われると考えるため、

これがいわゆる死の恐怖という事になり、

その信念が、世界の多くの住人を縛り付けているということだ。

ーーー

でも、・・・それって本当じゃないのか?

多くの人は死んで消えてしまったではないか、

肉体死があったら・・わたし自身は失われてしまうのじゃないのか?

 

まれに改めて、考え直したりする進歩人もいるだろう。

本当に、死んだらすべて終わり?

 

例えば、

ここを見ているあなたは、すでにその回答を知っているだろうか?

知っている振りをしているのだろうか?

あるいはスピリチュアルな断片知識を知っているだけなのだろうか?

このタイプの本や記事や文章を見ているが、

本当のところは良くわからないだろうか?

 

あるいは、それを事実であると認識しているだろうか?

つまり・・自己とは死しても死なず、

ただ形を変えて様々に存在する不変なる因、

いわゆる魂であると深く認識しているだろうか?

 

言い換えれば、意識が・・

外側の環境世界を這いまわるのではなく、

光源のある内側に戻っただろうか?

 

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無限なる空(くう)から生じる、

源の波動、あらゆる全ての元に成っている、

すべてに行き渡っている、最も微細な究極の波動・エネルギー

 

それが根源意識であり、それから波動の周波数を減じつつ、

高次から低次までの無数のオクターブ、波動階層が生じ、

その意識(波動)の階層における神々、

無数の意識体の認識の質に応じて、

無数の次元、時空間、物質やそれを包含する時空間が現れている。



元は・・主体的な意識であり・・客体としての現象、世界、つまり

気付くこと・知覚する対象が、投影されていることには変わりがない。

あなたも・・神々である。

多くは気付いてはいないが、

意識があり、周りに、世界に気付いている・・それが証拠である。

 

さらに、人の意識として個性化した根源意識を「魂」と呼ぼう。

魂とは、本来の自己である無限へとつながる道を行く者、

言わば、未知なる辺境である低次の波動まで、果敢に自己自身を投出し、

波動の底の限界まで行きついて、逆に水上へと上昇する浮力を得た魚のように、

低次から高次へと、子供から大人へと、物から神へと、

壮大な進化、帰還の道を行く者、それを・・魂・・と呼ぼう。

 

魂とは、極微の根源波動から生じた個性化した波動であり、

あらゆる波動階層、周波数帯を既に含んでいて、

人の意識の質・想念に応じて、精神・意識進化に応じて、

大きくは、物質地上界、幽界、観念界などと云われるような世界の階層

そのいずれかの周波数帯域を、活性化・現実化させているのだ。

どの世界に住まうか?あるいは経験をするのか?は、

魂の進化度、あるいは魂の波動周波数の振動数(密度)による。

 

魂とは、あらゆる波動階層、周波数帯域を含んでいる

・・個性化した根源、神であり、

人は・・神にも悪魔にもなる?等と勘定的に比喩されるように、

本来なれば、如何様にも・・自身を表現することが出来る。

 

例えば、今までのこの地球、地上界のように、

悲惨で忌まわしい戦争や支配の経験なども可能であるということだ。

 

古来の宗教画、仏画に描かれる不可視の後輪(後光)やオーラは、魂の波動層の顕現形態であるともいわれ、その進化度すなわち振動数によって、当然ながらその色も異なってくる。

 

 

神から分かれた個性・神々とでも言おうか、

あるいは全体そのものでありながら、

部分(個)から生じて、

全体(神)へと帰還する旅に出たものを不滅の魂と呼ぼう。

また、

魂は経験や知恵を数限りなく記憶する媒体のようなものでもある。

どんな意識的・肉体的・感情的経験も記憶され、醸造されること、

また、それによって進化・進歩・発展が起きるのである。

根源に帰一するまでは・・その魂の記憶は決して消えることは無い。

 

魂とは、自己の中の無限性の無数の具象化であるため、

知覚化したその体験を忘れるはずがないのである。

どんな人間も、動物も、個別化したかたちの意識ある生命存在は、

それら、みな魂と言えるわけであり、

その意識する段階に応じて、無数の記憶を蘇らせることが出来る。

 

 

 


(32)究極波動:意識

2020-08-17 06:12:40 | 意識の科学

今起きていることは何かと言うと「この幻想世界の崩壊」である。

この世界が幻想・作り物だということに”気づくこと”・・が起きている。

スピリチュアルでいう「目覚め」が起きている。

目覚めるとは・・悟るという意味があり、

また夢から覚めるという意味もある。

そうではないか?

人々が感覚で観ている世界、肉体経験も含めてすべて「幻想」である。

毎日生活し、勤めに赴き、暑い中歩き、人と話す・・・

それは現実という名の夢・幻想であるということ。

 

ば、馬鹿な・・・?

普通はそんなこと考えもしない、そうではないか?

また、この世が幻想だなんて?

ある人は、幻・まぼろし、という意味に引っかかるかもしれないが、

幻想とは、頭のイメージ、妄想のことではない。

また、蜃気楼のようにぼんやりやかすんで見えるようなものではない。

実にしっかりと明確に、ハッキリとその存在を感じているもの・・

でも、それらは実体がない・・幻想であるということなのだ。

五感で感じていること、
知覚していることすべてが・・、

天の上はるかに見える広大な宇宙、微細で繊細、壮大な地球という大自然も

それ・・・夢・「幻想」だということだ。

どうしても幻想がぼんやりイメージならば、仮想という言葉でもよい。

仮想現実・・想念が創る、実体と感じる現象のこと・・

 

思い、思考、信念、感情を生み出す意識、

それぞれの・・「意識」がそれぞれの世界を創り出し、いや投影し、

それらが集合して私たちの共同創造世界を創っている。

創造は、いわば意識、気づきの瞬間、瞬間の投影だ!

そのひとの世界を創り出すのは・・その人の意識・・である!

これは夢を見ることと本質的に同じことである。

肉体レベルの体感リアリティがあるのか無いのかの違いでしかない。

どちらも意識が・・観て感じているのである。

 

あなたの意識がなければ、あなたの世界は存在しない。

体だけがあっても、何の意味もない。

天上はるかに見える広大な宇宙、微細で繊細、壮大な地球という大自然も、

銀河に無数にある・・ものすごい数の星々も・・あなたの観ている世界である。

遠くの向こうは・・・誰か、何か・・違うものの世界ではない。

--あなたのーーー世界なのである。

あなたの意識で知覚している世界である。

その無限性を感じるべきであろう。

 

しかしながら、意識が創造・知覚しているといっても、

それがどういうことかわからない。

じつに根本的で、重大なことながら、

頭の概念で終わらせている場合が多い。

 

現実が仮想だといっても、そんなの私が作った憶えはない・・・、

私とは無関係に、世界が存在する・・そう思うものである。

あのビルも、山も、道端の草花も・・わたしが創ったわけはない!

当たり前である。

 

あるひとは建築などに携わったとしても、

意識したから、ビルや道路や山や川が出来たわけではない。

もちろん、世界や宇宙は、

あなたの肉体の手足やその延長の機械で作ったりするわけではなく、

個人的なチョットした発想やイメージで造られているわけではなく、

根源的・普遍的な意識によってそれが形作られているということだ。

そしてその普遍意識の一部である・・わたし(個別)意識が、

それを「現象」として知覚しているのである。

 

ちょっと科学的に理解可能な言葉で言うならば、

あるいは、物理科学・素粒子論では常識の話をすれば、

すべての事象の元である物質は原子や電子、さらに細かいクオークで構成されていることが既にわかっている。

無数の原子や分子にしても、その元を辿れば今では、たった数種類のクオークでつくられているとされる。

クオークは、つまり集合したり離散したり、波動状にも粒子状にもなる、

微小な振動・波動エネルギーである。

そして、観察することで、それが存在する・・ように見える。

 

あなたの身体も身の回りのものも、すべてが微細なそれの集合形である。

そして、残りは暗黒物質やらを含む、膨大な空間である。

空間に果ては無い。

 

 

初めに言葉あり・・言葉は神とともにあり・・・、

旧約聖書でも言われていることががよくわかるはずだ。

言葉とは音に乗せた想いであり、つまり波動と情報である。

 

仮に・・普遍意識・根源意識なるものを・・

宇宙創成の最初に発生した波動、あらゆる全ての元に成っている、

すべてに行き渡っている、最も微細な究極の波動・エネルギー

とするならば、色々なことが氷解してくる。

 

すべては意識であり、それはまた存在の根源の波動である。

山川草木国土悉皆成仏、

すべてが仏様というのは概念上の誤解である。

森羅万象、宇宙、地球・・あらゆる全ては根源波動で成っている。

すべてが・・存在は、波動であり、情報であり、・・意識である。

あなたが世界、宇宙を見ている・観ている・・とは、

根源意識、あらゆるすべてに行き渡っている意識が、・・・

あなた・・という意識を・・通して・・・

自らの創造を観ているということなのだ。

 

これは、ちょっとしたお話としてサラサラ流すものではなく、

あるいは、単なる概念としてどこかに記憶して終うべきものではなく、

深く深く、事実認識すべき事柄である。

 

これを深く考え、検証し、イメージし、感じる意識的行為は、

日常の生活・幻想・夢の世界を・・新たに創りかえることになるだろう。

また今世ならず、次の夢の世界をも創ってゆくことになる。

 

なぜならば、意識が・・すべてを創っているからである。

 

 

この画像は夜空の雲ではなく、銀河系の一部の写真だ。

宇宙の星雲のほんの一部の、そのまた極小のエリアであるが、この中に8400万個の恒星があるとされる。

どれもこれも根源意識の創る諸世界であり、またその一端を、
同じく意識である・・あなたが観ているということでもある。


続・今起きていること(3)一種のカタストロフ

2020-08-08 14:46:12 | 地球の一大変容

今回は自分の経験したリストラに関する記事だ。
いつもと毛色が違うが、いま世界中で起きつつある経済社会の出来事と、あながち無関係ではないと思われるために掲載した次第である。

 

●懐かしき?ブラックマンデー

ジャパンアズNO.1ともてはやされた日本経済は、山高ければ底深し・・、戦後から立ち上がり、飛躍的な成長を果たし、その伸びきった経済指標の高さによって、1980〜90年前後の世界情勢の急変をきっかけとして、日本経済のバブル崩壊が起きてしまった(起こされた)ことは知っているだろうか。

ブラックマンデーと呼ばれる1987年の株の大暴落、そしてソ連の崩壊等の世界的な大変化が、潮目・流れの転換点、トリガーとも考えられるが、その後の経済崩壊の時間的裾野は意外と長引き、頑張り続けた多くの人々が、身にしみてその崩壊に気付くには時間がかかるのだろうか、失われた20年とも言われる期間がそのまま現在に続いている。


当初は、「暴落あった?・・あー、株でしょ?、おれ持ってないから・・」

「大不景気?来る、わかんないよ・・まだ誰もそんなに騒いでないし・・」
「変革必要?そうだよね・・、でもうちの会社はそんなに悪くないよ」

 

●金融無法時代のこと

時代はその後、企業リストラや倒産騒ぎから、今度は銀行自体のリスク表面化の時代になって、TVやメディアでは銀行の貸しはがしや貸し渋りの報道が多くなり、合併したり、外資に買いたたかれたり、本来は亜流で影に隠れているはずの高利貸し、サラ金等が全盛の時代になった。

言葉に刺がある言い方だが、金融面で山賊が国を荒らし回っている時代のようなものである。例えば、プ〇ミスや、〇富士・・憶えている人もいるだろう。

ちなみに、私は仕事の関係で、営業担当の売り込み宣伝に付き合い、新技術の担当として、その全盛時代のプ〇ミス本社へ乗り込んでいったことがある。やはりどこか?高利貸し屋というイメージ・偏見もあるため緊張しながらではあったが・・別に利益追求しているだけの普通の会社であった。笑)。

バブル崩壊以降、様々な国の対策も続けられ、国債残高が急増する時代となってから、高利貸やサラ金は影をひそめてしまったのだが、当時は飛ぶ鳥を落とす金余りの代表企業のようなものであった。

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●リストラのメインは人減らし

そういう時期に、私のいた会社はある日、あっという間に実にあっけなく倒産してしまったのである。

原因はやはり、バブル時期のイケイケどんどん時代の、設備投資上の過大な借入金返済であった。
それまで経営者側は、何年も掛けて少しずつリストラしながら、会社組織の延命をしていたのだが、十年以上も全体景気が回復しない状況のまま、とうとう資金繰りに窮してしまったということだ。

そのリストラだが、まず高年齢者(高給社員)から順次肩たたきが行われる、あるいは業務の縮小に伴う日干しである。ここで日干しとは、働きの悪いと思われる人には業務(水)を与えないようにして干すこと、居ずらいらい雰囲気にしてから、自主退社に追い込むことだ。


業務が少なくなっている場合、皆で少しづつ分担するのではなく、選別して特定の者(主に若手)にだけ与えるということである。もちろん、あからさまには行われないけれど、要は有望株は助けるが、くず株は切り捨てるわけだ。

表面上はなかなか見えないけれど、当事者は明らかに虐め(いじめ)にあっていると感じるだろう。他の集団が忙しそうに動いているにも拘らず、自分だけ埒外の状況で何も仕事が無く、ただ机に座っている状況を考えてみればいい・・。

でもそれは自分の自助努力が足りないからだ・・という見方もあるため、
そのいじめが正当化される雰囲気があることには、なかなか気づかない

それでもジッと頑張る人がいれば、仕方がなく会社からの肩たたき、それとなく退職勧告となる。自己申告退職だと失業手当がかなり不利になるため、社員側のここまでの苦労も相当なものである。

(さて、これらの陰湿とも思える、弱者いじめの有様は、昔から学校や会社ではあったとはいえ、昨今の社会・世界であからさまに起きだしてはいないだろうか?それも、とうとう世界同時に・・)

 

●秋のある日に起きたこと

会社としては、そういう人減らしや社員減らしをしつつ、経費を節減しながら何年か過ぎたある年の9月・・、

つまり決算期だったのだが、外回りの業務だった自分のグループに、会社携帯から「2回目の不渡りがあった」という連絡が入ったのだった。


そして、電話を受けた者は複雑な表情で「あー、終わった・・」とつぶやいた。
つまり・・今のはやり言葉でいう「デフォルト」が起きたのである。

●タイタニックのよう

簡単にデフォルト等と言うが、

当事者たちにとって、これは想定外にしておきたい、とんでもない経済・社会的変化が起きたという事であって、

起きてしまったその変化の先を乗り切ってゆくのは、もうすでに集団組織・会社ではなく、個々人に絞られたという事をも意味するのだ。

それは当時はやっていた「タイタニック号」の映画のようなもので、すぐにでも下船しなければならない状況になったという事である。さらに下船といっても、何の用意もない者たちが急に嵐の海に放り込まれるようなものなのだ。

●最後まで状況判断できない人もいる

企業のデフォルトは、寄らば大樹の崩壊、そこに居るだけで日陰や癒しを与えられる会社はすでに無いという事を意味していたのだが、

社内はと言えば、めったに無いこととはいえ、

相変わらず、お互いに顔色や動きを見守るだけで、今ひとつピンと来ていない雰囲気であった。「え、なに何?・・・何が起きたの?」

その後自社の倒産が、何かの嘘や間違いではないとようやく気付き始め、当然ながら、仕事に手を付けるどころでは無くなってなってきた。

後日、社会保険労務士の先生が、今後の処理について説明に来るという日になって、ようやく社員の多くが、自分たちの身の振り方に関して多少ともパニックをきたし始める状況になり、この期に及んで初めて、なぜか退職手続きに我勝ちに殺到したのだった。

・・・・

●耳に心地良いもの、後でしびれ薬

前の会社の仲間たちで、これを想定し準備していた者はどれほどいただろうか?といえば、ほとんどいなかったと思う。
噂は誰しも聞いていただろうが、けっして真に受けたくない噂だったということだ。

普通に言うならば、

それぞれが現状に甘んじるだけで、いわゆるリスク回避努力をしなかったという事だろう。

●苦労の先取り 当時は馬鹿者

翻って、自分自身はどうかといえば、数年前から、経理や営業の人からの情報も漏れ聞こえ、ひょっとしたらあり得ることだと危惧していたし、

いざという時には自分と家族の生活の為、今の会社を離脱しても飯が食えるように、新しい資格の取得努力や、他の社員との情報共有にも色々と努力はしていたが、

ある意味で、自分にとってはこの時期ほど、実に長くつらく感じられた時期はなかった。

なぜならば、会社の他の人は感じていない将来のリスクへの不安感情の余計な先取りや、その回避のための、新しい追加施策の負担や、さらに、大きなリスクにもまったく気づかぬ人達との折り合いの悪さも重なって来るからだ。

「え?そんなこと考えられない、だって誰も言ってないじゃない」
「え、何馬鹿なこと言わんといて?・あんた考えすぎちゃうの?(嘲笑)」
「たとえ何かあっても、それは経営者の責任だ・・普段良い思いしてるんだから、何とかしてもらうのが筋だよ・・そうだろ?」

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●身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ

私自身は、その時、別の転職先が決まっていたわけではないが、もうやることはやった後のあきらめというか、放心というか、どこか冷静な心境にあったことを思い出す。

言わば、結果として・・ほとんど済ませていた・・とでも言えよう。

そのせいだろうか、その後の転職は、ひと月も開けずに決まったのだった。何の引きもコネもない50歳前後の人間の転職がそんなに簡単にいくわけもないが、今までの自助努力の成果か、さらに不思議なご縁もあった。

やるべきことは既にやったあと、もう余計な思考がなくなった、

あきらめなのか、放心なのか、

いわば空白のマインド状態では、

逆にすべてがジャスト・イン・タイムで起きてくるのである。

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とはいえ、新しい会社での一からの出直しは、年功もプライドもなんの役にも立たず、それまでの実績と、それからの実行と実力のみがその後の自分を支えてくれたのだった。

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一般に企業リストラとは、首切りや解雇、人員削減ばかりがイメージされるが、本質は企業の生き残りのための、根本的な組織再編成のことである。

大きい・小さいにかかわらず、人々の組織上に起こされる急激な変化のことをここでは広義に「リストラ」と言っているが、これは企業・会社・学校ばかりではなく、どんなことにもいえることである。

なので、今起きていることは、一種の地上界のリストラ・・と考えれば、かなり色々なことが分かって来るだろう。

リストラの大きな変化に耐えられない場合には、急激な変化の加速度が直接に襲ってくることになるため、けっして歓迎などされないものだが、そこにい居る以上避けて通ることも出来ないものである。

例えば、常に組織・集団の向上努力が持続して行われるならば、その変化率は少ないものだが、いつも誰か何かを盾にとって、それを怠っている場合には、いつか一気にやってくることになる。

一気に変化が起きること、かつ崩壊現象を伴なうことが「カタストロィー」と呼ばれるものだ。

霊的な世界で言えば、カルマの解消過程ともいえるだろう。

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単なる参考ではあるものの、今起きていることに関して語っている人がいるのでその動画を紹介する。何か酔っぱらったようなおじさん?だが、核心はついていると思われる。

ある歴史作家のつぶやき