弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

控訴審ってきつい日程…

2011年07月06日 | 経験談・感じたこと
とある控訴審の裁判で、裁判所から連絡文書がFAX送信されてきました。


私は控訴された側なので、しばらくは先方から控訴理由書提出待ちで動く必要がありません。
が、この連絡書によると、

◆控訴理由書が提出されてから「原則として」2週間で反論書は提出!

と指示がなされています。



この連絡書を見て、正直思ったことは…

・2週間で反論書を書くこと自体がきついよな…。
(通常の裁判であれば1か月程度の書面作成期間がありますので、その対比では厳しいと感じています。
また、控訴理由書は長い書面になりがちなので、先方の立場を勘案すると、たぶん数十ページにわたる大書面を出てくると予想しています)

・先方は、裁判所が指定した期限を過ぎてからしか書面を提出することが多いので、今回もそのパターンではないか…。
(裁判期日当日に数十ページをFAXで送りつけられたこともあります。さすがに法廷でクレームは入れましたが。)

・結局、先方が提出期限を守らな勝った場合、こちらの検討時間を十分確保できないのではないか…。

等々の不安がよぎっています(心配しすぎかもしれませんが)。


「原則として」ということを根拠に、書面提出期限の延期交渉が必要な事案となりそうです。。。




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