リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

創造力のある子にしたい父親の方へ

2015-02-14 17:42:25 | その他
 こんにちは。相変わらず次の本のための「注」用書物の確認に忙しい今日この頃、、、あ、ここでは言ってなかったっけ。
 ともかくも寒いんでどうせたいした著作仕事もできないから、なんて余裕かましてるとまたすぐ勤め期間に入ってしまうけどね。

 
 本日は新聞によるといよいよ残業タダ働き法ができるってさ。年収1千万以上なんて関係ない?
 関係ないったって、現実が許可されればそれに合わせて次のお洋服を着せてもらえるんだからさ、いったんウェストをゴムにしたら、と同じ。すぐ百貫デブ。あ、これは差別発言だろうか。ま、普通の正社員はすべて裁量職、ってわけさ。「そうだろ? 君たちはバイトや派遣社員とは違うだろ? いやならやめれ。」 って。
 さすがに法律に関係のない年収2百万台の人なんか、「ああどうぞ、いくらでも残業して。どうせ君たちには残業しなきゃ生きていけない給料しか渡さないから。」 ってわけね。(2百万以下の方ごめんなさい。でもそうすると多くは時給だからちょっとテーマから外れるかと。嘱託定額系の方もいるかな。)
 何さ、賛成派、大内伸哉って。単なる右翼じゃなくてなんでも夢みたいなこといってりゃ満足する人間を審議会委員にしとく、これまた常套手段ね。

 
 さて、標題。まあ、下世話なテーマだけどね。
 家人と風呂のお湯の温度のことで話してて、昔はわたしが薪割って風呂釜にくべてたんだから、途中の追い炊きなんかとんでもない、初めに入る人は熱いのは我慢せんとダメだったんよ、てな話で、それが、創造力の源泉。 
 いや確かフィールズ賞(数学のノーベル賞)の広中平祐氏が子供の頃薪割ってたような気が、、、薪割りとか新聞配達とか、要するに子供の頃から自分で自立して生きてきた、ってことね。
 薪なんて力がありゃ割れんだろうとか、って間違い。草取りでも何でもそうだけど、マラソン以外は、ああしようこうしようと考えながらやるものだよ。だから塾なんかなかろうが、明治期近代日本の農民の小倅(こせがれ)でも躍進的な技術革新ができたのだよ。
 同じくフィールズ賞の小平邦彦氏は高級だからピアノしてたし、森重文氏は一人遊びで、大人になっての趣味はそば打ちやギョーザの皮づくりだそうな。ま、私の数学力は二次方程式の因数分解で止まってるけどね。
 要するに子供の頃に試行錯誤をしてああしたらこうしたらと自分の頭と体を使って暮らすことが大事なのです。記憶作業なんてくそくらえ。計算ドリルとかそろばんとか、おとといおいで。もちろん東大に入りたいだけなら記憶して計算して手で書いて数式覚えればオッケーだけどね。それが楽しいんならそうするんだね。
 

 そこで、標題の「父親」。
 もちろん「父親」じゃなくて「親」でよいんだけれど、それでは1石半鳥。せっかく書いたこの記事も通じやしない。
 女親って、創造力とか考えないんだよね。
 女一般をけなしているんじゃなくて、女で高等教育に積極的に進もうというのは、ともかく昔は、創造とかという夢物語ではない現実的な価値観が必要なせいだろうね。少なくとも子供は東大にいれりゃいいと思ってるしょ。男親は子供をほっとけるからね。

 というわけで、一つの題で一石二鳥。そういう老婆心的女親批判になるという。悪口じゃなくて、それじゃあいいことないよ、という。
 なんていったところで、私のように天才的な創造力があったって生活は貧乏な無名人じゃ、女親は子供をそっちに追いやらないよね。だからさ、いったとおりじゃん。


 (おまけ)
 それにしてもくだらないから、おまけ。
 ヤマト運輸がクロネコメール便を廃止するってやつ。信書が入ってると総務省が文句つけるからって。それを朝日新聞が、総務省横暴だ、規制緩和しろ(趣旨)とケチをつけていた。
 バカ言っちゃあいけねえよ。総務省だって全国10万箇所セットすりゃ信書業務してもいいっていってるじゃんか。資本家がおいしいとこだけとって、はい、あとはご自由に、それが自由競争です、なんかいわれてたまるか。全国津々浦々52円・82円だから全国民が手紙だせんだろうが。クロネコは津南の積雪3mの雪の町でも82円で回収して東京まで配達すんのか。
 どうして朝日のバカはそんなこともわからず、いやわかってか? そんなことをいうんだ。いくら書いたのが三下の記者でもデスクというものがいるんだろうが。
 というふうに、実は資本家というのは非国民なのだ。ということもわからぬバカウヨたち。
 いや、資本家はどうせそういうもんだからいいんだが、中立顔の朝日新聞が許せない。
コメント
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