北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

ハシモトコウアワー新春公演

2014-01-12 23:45:01 | Weblog

 

 行ってきました、「ハシモトコウアワー」新春公演。

 北海道開発局が誇る異能のギターミュージシャン、ハシモトコウ君の企画・プロデュースによる新春ライブ公演が、琴似の劇場「コンカリーニョ」で開催されました。

 ここへ来ると、毎回決まって客席で同じ顔を見ることになるのですが、それは内輪受けというのではなく、固定ファンがしっかりいるということ。

 会場は通常250席のところを少しでも拡大してファンの要望に応えましたがほぼ満席。今日のこのライブに来られなかったというのはおそらくインフルエンザか風邪しか考えられない。それほど人気のハシモトコウアワーなのです。


 何だかんだでとうとう事前に一度も音合わせをしなかった、というこのバンドチームですが、息はぴったり…と言いたかったのですが、冒頭からいろいろな凡ミスがで出ました。

 しかしそれがまた会場の笑いを誘い、聴衆は皆、「これは我々が盛り上げないといかん」というムードに惹き込まれました。なんと上手な巻き込み方であることか。

 そして、ブルースからブルーグラス、歌謡曲から懐メロ、そしてかつての名曲ポップスにオリジナルの楽曲も加えて、幅の広い音楽性を遺憾なく発揮してくれました。

 ハシモトコウさんの超絶ギターテクは、乗せればどこまでも行ってしまいそうですが、それでいて常に冷静さを失わず、演奏全体を常にコントロールしている厳しい目。

 決して自分の演奏に酔いしれてばかりいるわけではないのです。

 おまけに、演劇世界の奇麗な女性をふんだんに登場させるかと思いきや、ザ・ピーナツの歌にはピーナツの被り物。

 さらには「ザ・ピーナツを演じてくれる二人は千葉県出身なので…」という憎い演出。(落花生は千葉県の特産)

 ボーカルの玉川さん、最初はグダグダでしたが、最後はびしっと〆てくれました。

 ノリノリで会場も大盛り上がりの三時間はあっという間に過ぎてゆきました。

 これが、住んでいる地区で行われている一つの文化活動かと思うと、札幌のレベルも捨てたものではありません。

 今や札幌市琴似地区の季節の風物詩、「ハシモトコウアワー」。

 共に盛り上げてくれた才能あふれるバンドメンバーと、全体を支えてくれたスタッフの皆さんに心から敬意と感謝を申し上げます。

 ありがとうハシモトコウさん、ありがとうコンカリーニョ。 

 【見よこの超絶ギターテク!!】 

コメント
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