北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

歯磨きの最新理論

2006-09-12 23:38:44 | Weblog
 夕方に突然の通り雨。北海道でこんな季節には珍しいことです。でも夜はまた晴れてきれいな月でした。

【歯磨き最新理論】
 かかりつけの歯医者さんは、大学浪人中からお世話になっている札幌歯科医師会でも重鎮の先生。約30年前にお世話になったときはお互いに若かったということなんですね。

 今日の治療では「最新の歯磨き法を指導するからね」と言われていて、いつもの診療台に乗りました。

 まずは最新理論による歯ブラシを購入。「ごめんね、最後の一本でピンクしかなかったんだわ、いいかなあ?」
「いえ…、仕方ありませんね」青じゃないといやだと言っていたらどうなったのでしょうか。

 最新の歯ブラシは、毛先の先端がとがっていて、歯と歯の間に入りやすくなっていて、幅が市販のものより細い感じです。これで一本350円なり。

「最新の歯磨き法ではね、まず唾液で磨くんです」
「歯磨き粉をつけないんですか?」

「そう、口の中で歯ブラシを動かしているうちに唾液が出てくるからそれで十分なんです」
「へー」

「そして、歯の付け根は丸くなっているでしょう?それに合わせるように、円を描きながら歯に直角に口の中で大きく回すように磨くんです」
 そう言いながら、私の口の中でブラッシングをして見せてくれます。

「こうする事で歯と歯の間にも毛先が入ってきれいになります。それと、今までは歯ブラシを歯の根に押しつける力が強すぎて、それで歯ぐきが下がっていくということなんだね。だから新しい方法では、歯ブラシを歯ぐきに押しつけすぎないように注意するんです」
「昔からローリング法だとかバス法などといって、歯と歯ぐきの間をかき出すように磨くという指導を受けていた私はどうなるんでしょう」
「本当だねー。これが新しい理論なんだなぁ。」

 歯磨き粉はこれまた特殊なハーブ入りで研磨剤の入っていないものを最後に少しだけつけて、磨くときと同じような動きで口の中全体に回していきます。

「口の中には細菌がたくさんいるんだけど、悪い細菌も良い細菌もいるので、悪い細菌はつきづらく良い細菌には影響の少ないハーブを選んで配合してあるんです。できれば食事の前にも磨いて、食べたらすぐ磨く。ここまでやれば完璧なんだけどね」


 新しい理論が出てくると、古い理論で一生懸命やっていたものほど寂しい気持ちになるものです。

 最近の理論では口の中の細菌は全身の体調にも影響をするし、口のかみ合わせを整えたり口回りの筋肉を強化して老化を防止する事にも繋がるのだとか。

 自分の健康を口の周りから考えてみるのも生涯学習のひとつですよ。

    *   *   *   * 

 新しい親王のお名前が「悠仁(ひさひと)さま」に決まりました。
 お印は北海道にはあまり見られない「高野槇(こうやまき)」になったそうです。木の質としては最上級の部類でしょう。槇は「真・木=まき」で、木らしい木ということなんですよ。

 健やかにお育ちいただきたいものです。
 
 
コメント
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