北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

祝!親王のご誕生

2006-09-06 23:27:52 | Weblog
 41年ぶりの親王誕生に日本中が慶びに包まれました。良かった。

【親王のご誕生】
 午前中は歯医者さんに行っていて、昼のニュースで親王のご誕生を知りました。

 41年ぶりの皇室に男児が誕生し、皇位継承権第三位となる親王殿下のご誕生となりました。

 これまで皇太子殿下と秋篠宮様には男の子がおられなかったために、女系天皇を認めるのかという皇室典範改正議論がかまびすしくなったところでしたから、それらを吹き飛ばす慶事となりました。

 折しも天皇皇后両陛下は日本顕微鏡学会にご出席のために札幌へお越しいただいている真っ最中で、札幌も慶びに包まれています。

 皇室の慶事が国民にも波及して、結婚ブームになったり出産の慶びが当たり前のものになると良いのですが。

    *   *   *   * 

 結婚して子供を産み子育てをする事の、辛さや悩みばかり強調される風潮になりかけています。

 それはなにか問題解決型の社会が是とされているからのようにも思われます。自分が大変なのはどこかに理由があって、それをどうやって解決するかというアプローチで物事を考えがちです。

 そしてしばしば自分が大変な原因は自分の外にあって、それを解決すれば自分の苦労は解消するという考え方になっていないでしょうか。

 広い社会問題を社会システムの充実で解決するということは大事ですが、個々人の自由な選択に基づくことがらのどこまでを社会の問題とするかは大いに議論しなくてはなりません。

 子育ての自由を享受しつつ、いざというときの社会のサポートをバランスさせることが必要です。

 子は宝なんて、久しぶりに考え、久しぶりに聞いたような気がします。本当に良かった。紀子さまと親王のご健勝をお祈りします。
コメント
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