北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

同窓会の話題は玉入れ

2006-09-05 23:16:52 | Weblog
 朝は雨が降っていたのですが昼にはあがり、夜は月が澄んだ空にきれいでした。

【同窓会二本】
 今日は同窓会が重なってしまいました。

 一つ目は大学で卒業した教室の大先輩を迎えるものです。大先輩は教室の夏期講習の講師として来札されたのですが、それも終わったところで教室のOBに対して声がかかったものです。

 夕方から大学近くのジンギスカン屋さんへ集合です。こういう会合に出てこられる方というのはもう大抵決まってきて、いつもの先輩の皆さんと、あとは現役で大学に残っている後輩達が中心です。

 もう卒業してから24年以上が経つのですから、それだけ後輩も多くいるはずなのですが、こういう会合に出てくるメンバーの中では卒業後大学教員として残った後輩を除けば、私が一番若いということになってしまいます。

 後はみんな年上の先輩。忙しい盛りとはいえ、こういう会合も一度足が遠のくと参加しづらくなるものですから、たまには顔を出して欲しいものです。

    *   *   *   * 

 もう一つは職場が主催して、これからの時代を支える若手のリーダーを集めた懇談会の同窓会でした。

 彼らの生きる世界は、大学の経済学教授、アウトドアビジネス、ITビジネス、広告産業、金融ビジネス、日中貿易など多岐に亘ります。なかには外国人なのに世界をビジネスで旅していて今は偶然日本にいるという方もいて、普段はうかがい知れない世界の話も聞く事が出来ます。

 年齢階層が同じくらいという事もあるのですが、それぞれの世界で活躍されている人たちの話を聞くのは楽しいものです。

「これだけ皆の仲が良くて長続きしている懇談会もないよねぇ」とメンバーの一人が言うと全員がうなずきました。

 なぜか話は玉入れの話に。メンバーの一人が和寒町で開かれた全日本玉入れ選手権に出たというお話です。

 和寒で始まった玉入れ選手権のルールは、6人の選手(ファミリーチャンピオンシップは4人)が合計100個の玉を、高さ4m12cm(和寒町最低気温-41.2℃)で、直径44cm(和寒町の緯度)のバスケットに入れるまでのタイムトライアルで争われるのだそうです。

 100個の玉は99個の玉を入れた後で最後に黒い色をしたアンカー玉を入れるというもので、先にアンカー玉を入れてしまうと失格。

 玉入れなんて、運動会で子供達がわあわあ言いながら、全然入らないという印象があるのですが、これが馬鹿にできない厳しい運動量なのだとか。

 しかも100個を入れるベストタイムは20秒以下ということですから驚きです。玉は一度投げてはずれると、それを拾ってまた投げるのに大体5~6秒かかるというので、三回投げるうちに全部が入ってしまうというくらいに鍛え上げられているのです。

 メンバーは「折角Tシャツまで揃えたのに惨敗でしたよ」と苦笑いしながらも、「どこかでストリートバスケットならぬ、ストリート玉入れなんかできないかな。結構良い運動になりますよ」とアイディアを披露していました。

 玉入れがスポーツになるとは思いませんでしたし、和寒町が玉入れの聖地なのだと言う事も初めて知りました。世の中は広い。  

 同窓会で話題を持ち寄るのもまた楽しいものです。皆さんも旧交は大事にしてください。

 
コメント
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