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「文久元年記録帳」を読む 15


散歩道のアジサイ その1

「文久元年記録帳」の解読を続ける。

十二月朔日、金吉(屋号)すす払い手伝い。四日、金上(屋号)
すす払い手伝い。四日髪○。六日山吉(屋号)様、砂糖
虫取りの世話に新庄村へ行く、壱人。七日、市三郎
船出帆手伝い、壱人の人、五百文取る。十三日髪○。廿六日髪○。
締め‥‥‥‥

亥正月三日初剃(す)り、百文御祝儀遣わす。四日江戸出府致す。
道行、植松、松屋善三郎、谷之口中村屋伊兵衛。
※ 道行(みちゆき)➜ 道を行くこと。また、旅をすること。
道上、半十、平右衛門、今夜、惣蔵、松蔵、松池油屋伊八、締め八人。
※ 道上(どうじょう)➜ 途上。
廿五日帰着致す。登り道行、向い(迎い)幸七と弐人にて。
廿八日髪○。二日より三日、京才様方年忌致す。弐百文仏前。
二月六日髪○。十日五ッ時分、髪○。

(つづく)

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午後、かみなり。近くに落ちるような厳しい音と光が続く。パソコン前から避難して、座敷で昼寝する。目が覚めたら、天気も上がって夏空になっていた。

今、駿河古文書会の課題で、女文字を苦労して解読している。女文字には何度かチャレンジしてきたが、やはり難しい。けれども、何度も見直していると、少しづつ解読が進んで行く。

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