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「文久元年記録帳」を読む 19


庭のアマリリス
裏の畑のアマリリスは、もう花は終わったが、真紅の花だった

「文久元年記録帳」の解読を続ける。

二月朔日壱人、盛寿院開帳に付、諸々
奉嘉、同二日壱人行く。京才様見立。
※ 奉嘉(ほうか)➜ 神仏に金品を寄進すること。また、その金品。
泰山様見立。四日薬三服、京才様。
六日泰山様見立、膏薬少し延ばす。七日膏薬壱具。
八日京才様、泰山様両人見立。京才様、薬三服。
髪。十一日、泰山様見立。十二日京才サマ見立。
十五日泰山様見立、膏薬壱具。
十六日髪。十九日夜九ッ時分、おとへ出生致す。

十五、六日時分、京才様見立。又廿一日見立。泰山様より
膏薬壱具。廿四日髪。今晩廿四文ずつの
木札八枚取る。この代、弐百文分預り、髪結に行く節、
※ 木札(きふだ)➜ 髪結の回数券のようなものか。
壱枚ずつ渡す。廿六日京才様見立、薬三服、
おせき薬三服。三月朔日泰山様、膏薬壱具。
三月三日髪、札遣わす。二日より七日の間、盛寿院開帳致す。
三月三日泰山様、膏薬壱具。四日見立。
二日京才様見立。七日見立。八日壱人。

(つづく)

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一日、土曜日の金谷宿の講座の準備に費やした。何とか、ほぼ終えた。

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