私が活動に注目している政治家の一人に、衆議院議員・下村博文氏がいる。下村氏が最近フェイスブックに書いたコメントが、痛く心に響く。こちらでも紹介する。
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●下村博文衆議院議員のFBより(平成24年3月26日)
ある新聞記事が心に残っていて、最近講演の時使う言葉がある。
それはワシントン・ポストの元東京特派員ポール・ブルースティン氏の言葉だ。「被災した高齢者が『ボランティアの人からおにぎりなどをもらって感謝しているが、私は与えられるよりも社会に貢献したい』と話したことだ。私はこれが日本精神だと思った。」
この高齢者も立派だが、それを日本精神だと看破したブルースティン氏もすばらしい。しかしそのブルースティン氏が1年経って「昨年の悲劇は日本を停滞から目覚めさせるのに失敗した。」という記事を寄稿している。
震災直後は、国全体が団結するはずだと楽観的だったが、震災前と同じく政治は争いを続け、人々が放射能問題に過度に反応していることに気が滅入ったことをきっかけにして、こうした記事を書いたという。
またシャネル日本法人社長のリシャール・コラス氏は、がれきの受け入れ拒否や福島県から避難した児童へのいじめについて「日本人に助け合いの気持ちがなくなっている。さみしいことです。」と指摘している。
東北の被災者の人達は、「絆」を見せてくれたが、日本全体の「絆」は色あせてしまったようで悲しい。
日本精神がもう一度、一人ひとりの心や地域に戻ってくるような国を創っていきたい。
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●下村博文衆議院議員のFBより(平成24年3月26日)
ある新聞記事が心に残っていて、最近講演の時使う言葉がある。
それはワシントン・ポストの元東京特派員ポール・ブルースティン氏の言葉だ。「被災した高齢者が『ボランティアの人からおにぎりなどをもらって感謝しているが、私は与えられるよりも社会に貢献したい』と話したことだ。私はこれが日本精神だと思った。」
この高齢者も立派だが、それを日本精神だと看破したブルースティン氏もすばらしい。しかしそのブルースティン氏が1年経って「昨年の悲劇は日本を停滞から目覚めさせるのに失敗した。」という記事を寄稿している。
震災直後は、国全体が団結するはずだと楽観的だったが、震災前と同じく政治は争いを続け、人々が放射能問題に過度に反応していることに気が滅入ったことをきっかけにして、こうした記事を書いたという。
またシャネル日本法人社長のリシャール・コラス氏は、がれきの受け入れ拒否や福島県から避難した児童へのいじめについて「日本人に助け合いの気持ちがなくなっている。さみしいことです。」と指摘している。
東北の被災者の人達は、「絆」を見せてくれたが、日本全体の「絆」は色あせてしまったようで悲しい。
日本精神がもう一度、一人ひとりの心や地域に戻ってくるような国を創っていきたい。
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