60~90年代名作漫画(昭和漫画主体・ごくタマに新しい漫画)の紹介と感想。懐古・郷愁。自史。映画・小説・ポピュラー音楽。
Kenの漫画読み日記。
●TVドラマ・・ 「ターミネーター」
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映画の「ターミネーター4」は評判はよろしくなかったみたいだけど、TVシリーズの「ターミネーター~サラコナークロニクルズ」は面白い。少なくとも僕には面白いドラマだ。アメリカ本国では視聴率が芳しくないと打ち切りになったそうだけど。第1シーズンの視聴率は好調だったけど、第2シーズンはだんだんと視聴率は落ちていって悪くなったんだとか。それで打ち切りとは撮った分は放映して新たには製作しないということだろう。
確かに、映画の2時間ちょっとで一応お話の決着をつけるのとは違って、毎週毎週放送されるTVのドラマは長い。良くいえば緻密に描いてやたら長い。簡潔に終わる映画と違い、いらないよーなエピソードが必ず入る。長くなれば長くなる程それが増える。「ターミネーター」のTVシリーズにも勿論それは見られる。だけど僕自身はけっこう好きなのである。
あれは、平和で普通の市民生活の日常の社会の舞台に、とんでもない化け物の異形の者から逃げ続け戦い、人類滅亡を防ぐ手掛かりを捜すという、もうパニック状態にあるような親子の切迫した瀕死の状況が、人知れぬ如くひっそりと進行している、という物語である。
僕、このシチュエーションがけっこう好きなんですよね。平和で普通の市民生活の日常の社会に、人知れず静かに進行している恐怖。というの。
映画版の限られた時間の中で慌ただしくお話が進むのに比べて、物語の時間の流れがゆっ たり感があって、日常性がていねいに描かれていて、TVシリーズのドラマの、ゆったりのびのび感も良いんだよね。それが退屈なんだ、と批判的に見る人も多いんでしょうけど。
アメリカ製作TVシリーズ第3段となる第14話~22話の分のDVDボックスはこの9月30日発売。日本での地上波初放映は10月からフジテレビ深夜ワクで毎週土曜。一応の予定は来年3月までか。
僕はまだ見ていない映画「ターミネーター4」はあんまり期待していない。舞台が荒廃した未来の戦場だから、どーも僕のティストには合わない感じなんだよねえ。
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