岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

里の師走に・・・

2017-12-24 14:43:34 | いなか暮し

 師走・・・年の瀬も押し迫り、もっとも気忙しい時期だが、昨今の天候はいまいち、安定しない。
 道路がすっかり凍てつく日があったと思えば、翌日にはぽかぽか陽気、一度降った雪も、今では道路肩に僅かに残るのみ。
 ラニーニャ現象とかのせいだろうか。

花巻地方の師走に、1月2日の胡四王蘇民祭を知らせる宣伝カーが走る。
  来年とはいえ、1週間後の1月2日に胡四王山一帯で行われる蘇民祭
 モニュメントの蘇民小僧もお色直しをして、その日を待っている。 

 江戸時代の末期には始まったと言われる、胡四王蘇民祭だが、戦後の一時期行われない時期があったが、昭和49年、地元の胡四王氏子青年会の若手により復活された。
 蘇民祭復活の功で、全国表彰も受けた当時の青年たちも、今では70~80代だが、この時期になると”お祭りの血が騒ぎ出す”
 当初、僅か4人でやった裸詣りは、今では小中学生初め、50人ほどの参加者があり、クライマックスの蘇民袋の争奪戦は岡山の西大寺、会陽グループを初め、全国から元気いっぱいの若者が集まり、勇壮に繰り広げられる。
 中には、この祭りのために4年も連続でハワイから参加してくれる人もいる。

 裸詣りの前の、禊や蘇民袋争奪戦も、ぽかぽか陽気では絵にならない、厳しい寒さと雪がより祭りを盛り上げる。
 どうか、暮れまでには、雪が降ってくれますように・・・・・(ほどほどの量で・・)

 ハワイから参加の菅原さんは、フリーダイビングトレーナーとして活躍中、彼が撮影した約5万点の写真の中から、選び抜いた写真集が、角川文庫から「タマシイノヒトシズク」と題して発刊、国内では各地で講演をされており、今回の胡四王蘇民祭参加を機に、翌1月3日、「タマシイノヒトシズク 森と海とカヌーとネィティブの伝言」と題して、花巻市内でも講演が予定されている。
 詳細は2日の胡四王蘇民祭でお尋ねください。 

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