岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

冬眠・・・・

2017-01-12 15:03:59 | いなか暮し

 新花巻駅前の花巻市指定文化財「熊谷家」の補強工事が始まっている。
 「熊谷家」を一旦高く持ち上げてから工事が進むらしい。
 あの大きな「熊谷家」を持ち上げるという山形の業者はもしかしたら
  やっぱり、そうだ。あの弘前城を曳家した人たちだった。
 去年だったと思う、その模様がテレビで放送されて感動した。
 年明けから始まって、この後どのようにして大きな家を持ち上げるんだろう、興味津々。

 産直へ年末年始一か月ほど続いた野菜の出荷も終わって、老妻共々雪が溶けて春のお彼岸頃まで長い冬眠に入る。

 冬眠中、実は超多忙となる。
 何より先に孫の冬休みの自由研究の手伝い、冬眠は3学期に入ってから。
 読んでもさっぱり記憶には残らないが、読みたい本はいっぱいの図書館通い。
 何を作っているのかわからないが老妻は忙しそうに毎日ミシンをカタカタ。
 大人の休日倶楽部を使っての、好きな史跡めぐりや、温泉にも誘われている。
 撮りためたビデオもあるし・・・・・

 冬眠中の楽しい多忙がこれからはじまる。 

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岳神楽「初舞」

2017-01-07 14:01:25 | いなか暮し

 例年、年明けの今頃は、雪道で遠出は億劫になるが、雪のない今年は少々の遠出も快適。
 3日、早池峰神社の初参りと岳神楽の初舞に出かけた。
標高の高い、岳はさすがに雪が少しあり参道は凍っていた。
 杉木立に神楽の音が聞こえている。
 初参り済ませて、少し遅れて入った参集殿はいっぱいの人々で熱気ムンムン!

 しばらくは体を横向きのまま立って見ることになってしまった。

  お昼の休憩には、岳集落の母さんたちのごちそうが並んだ。
 いつもの神楽公演と違って地元ムードいっぱい、和やかな雰囲気に思わず、お神酒もいただいたり・・・・

 午後からは五穀舞や木曾舞、岳神楽人気の諷誦(ふうしょう)舞に、お神酒が入った観客から大きな掛け声がかかる。
 見ていた3,4才位の男の子が、身振り手振りで踊りだし観客の目を引いている。
 
  先ごろ、羽田悦子監督の映画、「早池峰の賦」を見たせいか、裏方で働く地元の人たちに親しみを感じる。
 ふる里のお祭りに、お勝手で忙しく立ち働くお母さん方は、かって田舎のお祭りは、みんなで支えあってやったことなど、懐かしく思い出される。

  今の時期、早池峰山は美しい姿を中々見せてくれない。
 今日も鶏頭山が僅かに顔をのぞかせただけ。

 私自身も早池峰山との付き合いは長い。
 アイオン台風の倒木に、天然の椎茸がいっぱい出ている頃からだから、かれこれ60年近くも早池峰山とは仲良し。
 

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恒例 「胡四王神社蘇民祭」 ②

2017-01-05 09:57:22 | いなか暮し

 胡四王神社 蘇民祭  ②

  境内を浄める浄火祭終わってホッと・・・・・
 新任の杉山保存会長挨拶   
 続いて、参拝のお客様に福餅が撒かます。 
 暖かさのせいか今年の人出は多い。花火の合図で争奪戦の始まり・・・
 名物「胡四王きじそば」は行列のできる人気
次第に熱気を帯びて・・・・
 ついには山の中での奪い合い
争奪は一時間余り・・ 戦い終わって         
  ハワイから連続3回参加の菅原氏が取材を受ける。
取主は紫波町日詰から連続10回参加して初優勝畠山 真さんでした。  

 

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恒例 「胡四王神社蘇民祭」 ①

2017-01-05 09:03:19 | いなか暮し

 恒例 「胡四王神社」蘇民祭は1月2日 花巻市矢沢 胡四王山一帯で行われました。
 今年は雪が全く無し、当日は風もなく暖かな蘇民祭となりました。
  舞台裏は裸詣りの準備中
  外では、神前に供えた後、見物客に撒かれる餅つきが年男によって始まります。
  年々子供たちの参加が増えています。暖かと言っても
  
やっぱり寒い!

 水垢離を取った後、いつもの雪に替わって
        今年は落葉を踏みしめて山頂を目指します。 

  40余名の裸詣りに続いて中学の野球部も必勝祈願。
 息を切りながら、やがて頂上、参拝者が出迎えます。 
 
 その頃、神楽殿では人気の「天王舞」が舞われています。  ②へ 

  

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今年初めてのお客様

2017-01-02 16:51:04 | いなか暮らし

 年、改まって平成29年 2017年
  テレビに映される富士山は雲一つなく美しい天気 太平洋側一帯は晴天らしいが我が岩手はいまいち、異様な暖かさの元旦。
  懐中電灯を手に、夜明け前の山頂の胡四王神社に登山、元旦参拝
  何はともあれ「この先一年も安穏に暮らすことができますように・・・・・」
  
 今年最初の我が家のお客様は、なんとハワイから訪ねてくれた。
 毎年正月2日の胡四王蘇民祭に連続参加、敢闘されているハワイ在住の菅原さんはフリーダイビングトレーナー。
 今年も参加したいとの希望で 「それでは今年は我が家に泊まっていただきましょう」 
 午後、新花巻に到着し、明日に備えて禊がしたいとの希望で新鉛温泉行、元旦の禊、長風呂もいいもんだ。

 午後4時過ぎには帰宅し早速、飲みながらハワイと日本を往来しながらの楽しいお話を聞いた。
 タブレットいっぱいの写真は家族7人、目を見張った。
  水族館で見るような大きな亀が美しい浜辺で子供と遊んでいる。
  でっかいサメが目の前を悠々と泳いでいる、時には5メートル近くのサメと遭遇することもあると言う。
  色鮮やかな魚が体に纏わりつき、泳ぐ人の後を追いかける。
 何十メートルも素潜りし、写した写真は神秘な世界。
 海に限らず山は4千メートル越えの登山も案内できるという。
 お話の中に自然を大切にしたいとお話が多く、日本国内では学校などで自分の体験を元に講演もしているとのことだった。
 楽しいお話を夜更けまで聞いた。
 ハワイ島の自宅の庭の木の葉だという、疲れた肝臓の回復に特効の「ママキ」と疲労回復にと「グァバ」の葉のお土産をいただいた。
 小学の孫たちも夜更けまでお話を楽しんだ、今年の元旦でした。
  菅原さんは昨年、角川文庫から 「タマシイノヒトシズク」 と題して約五万点の写真から選び抜いた写真集を発刊されている。

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