岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

ここでも・・・・・

2015-11-10 17:38:17 | いなか暮し

 晩秋の今の時期 田んぼの仕事や野菜の取入れを済ませた頃、恒例の「いとこ会」が、近くのいつもの温泉、いつもの宿で開かれる。
 もう20回以上も数えて参加の顔ぶれも世代交代が徐々に進んでいる。
 宿のおかみは人数も多いので当日は貸切にしてくれる、カラオケ三昧、騒ぎ放題。

 「隣りの宿は静かだね?」 おかみの言うことには 
 「ご主人が亡くなって開店休業状態なの、隣りばかりじゃないよ、ここ何軒かの宿は後継者がいないの・・・・」とさびしく話す。
 60代のこのおかみも実は後継者がいない。
 いい湯が豊富に湧いて、こじんまりした宿は常連客も多く結構人気の宿なのに。

 近くの神社は昨夜来の雨で落葉が舞っていた。

 宿の窓から見ると 向かいの郵便局も、山寄りにあった大きなホテル、自炊客相手のお店屋さんも二次会に行ったカラオケ、飲み屋も無くなった。

 ここでも過疎、少子化が進んでいるのだろう。

 「来年もいっぱい連れてくるからがんばってよ」

 「大丈夫・大丈夫 まだまだ」
   
元気なおかみの声に送られて我が家に向かう。

 

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「文化の日」の感謝

2015-11-05 06:55:49 | 日々の暮らし

「永遠の日本のふるさと 遠野」のシンボルともいえる重要文化財「千葉家」は築後180年あまり、来春から13億円をかけて大規模な保存修理工事が行われる前に千葉家を舞台にした「千葉家まつり 花嫁行列」が地域の古老の記憶に頼って復元、文化の日に行われた。

     読売新聞から        岩手日報から

 多くの人出、昔を懐かしむお年よりや昔の珍しい催しにカメラマンもいっぱい。
 座敷で行われた結婚式風景も人の肩越しに覗き込んでみるほどの沢山の人手に座敷童子も驚いたに違いない。 
 むかしを懐かしむ一人として妻と孫を誘って出かけた。
 ほぼ50年も昔、今日の催しと同じような結婚式で妻を迎えたことをしみじみ思い出した。
 地元ボランティアだろう、若者も交じって多くの人たちの活躍が目立った。
 地域が一つになっての催しなんだろう。
 夕方には打ち上げパーティと言っていた。 ご苦労さん・・感謝

 帰途、これも遠野の人気スポット「風の丘」 収穫感謝祭でここも大変な人出、昼食と買い物

 昔を懐かしんだ「文化の日」でした。

 友達より大きめの1年坊主、体力を生かして
    膝の痛むばあちゃんの乗った車いす
                 今日一日押してくれました。  感謝 

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