二十四節気 大寒
末候 鶏始めて乳す(にわとりはじめてにゅうす)
鶏が卵を産みはじめるころ。現代は年中、卵を産んでいるが、昔は春から夏にかけて産むものだったとか。
玄関に置いたクロッカスが咲き始めた。これから始まる花の数々、庭や畑に、秋までに数千、いや数万の花々が咲く、すべて花好きの老妻の手による。
我が郷に住む、先輩の奥さんが花巻市民芸術祭「詩」部門で入選、3年連続の快挙。
「瞞(まやかし)の矛先」
何喰えば そんなに怒れる
ー とおいむかしの赤いグミか ー
なに喰えば そんなに強気になれる
ー カボチャの天ぷらか ー
いとも簡単に私の心を封じ込めて
なに喰えば そんなに威張れる
私は部下か? ここは会社じゃない
心の中で悪態をつく
口には出さない 出せば後悔する
明日は二人とも笑っている
いつもそうだ
矛先を自分に向ける
今朝キュウリの漬物食ったから
私は「平気」のベテラン俳優
今日は雨 この雨はいつ止む
自分を庇う 無口になる
「暖簾に拳骨」状態の時間を創る
そして思う
ー 私は勝った ー 誰に?
たとえ雨が降っていても
私は叫びたい
婆さんだって反抗期
ー 本日は晴天なり ー って
先日、お会いした。いつもの笑顔で、ご夫婦で仲良く、歩いていた。
どうぞお元気で、新しい作品を待っています。