岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

フアンレター

2017-10-18 18:06:25 | いなか暮し

  マツクイムシ被害で、花巻周辺から松の緑が消えて久しいが、近所に生えた松の元気が良い。
 中心の芽が、勢い良く伸びている。抵抗力の着いた松だろうか。
 「小さな虫になんかに負けないで、元気で大きな、松に育て!

 スキャンダルで売り上げを伸ばす姿勢が嫌いで、原則として週刊誌は読まないことにしているが、「週刊新潮」だけは別だ。
 藤原正彦先生の「管見妄語」を、読みたい一心で、今週も買ってしまった。
 本質を見抜き、ユーモアを織り交ぜたコラムが楽しい、時には胸がすく思いがする。同じ思いの読者も多いはず。
 先生のお父さんの新田次郎さんも好きで、貧弱な我が読書歴も、この親子の作品だけは良く読んでいる。
 ユーモアにあふれる文のせいか、あったこともないのに、とても親しみを感じている。
  先生のお母さん、藤原ていさんの母子4人の満州脱出の様子を描いた「流れる星は生きている」は、この冬には読もう。
 老化の激しい「岩手の頑固親父」から偉大な数学者、作家の藤原正彦先生への心を込めたフアンレターである。
 先生とは同い年でもあるのもうれしい。 

 

コメント
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