岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

新米の味

2016-11-03 10:34:59 | いなか暮し

 郷の 葉 だって・・・・なかなか!

         

 新米の季節、今では年中12℃に保たれた定温冷蔵庫のお米は味が変わらないので、新米の食べ始めの感動は少なくはなったが、新米はツヤ、粘り、やっぱり美味しい。
 150年程の昔、ヒエ、アワの雑穀畑を水田にするという藩の方針に反対して、花巻市高木を中心に百姓一揆が起こった。
   なぜ ?  田んぼにすればお米が獲れるのに・・・・
 田んぼにすると獲れたお米はすべてお上に納めさせられる。
 開田すれば百姓の主食の雑穀、ヒエやアワが作れなくなることに対しての、命がけの抗議の百姓一揆だったが、ほどなくして明治維新を迎えた。

 日本の歴史は、いつか白いご飯をいっぱい食べたいと言う お米の歴史だったと思う。
 腹いっぱいのご飯が食べれない時代が延々続いて、昭和の30年代に入ってようやく満腹した。
 1962年昭和37年には、日本人が一人118.3㎏も食べているが、昨年平成27年には54.6㎏と半減以下になった。

 水田農家たる我が家ではどうだろう。
 ごはん大好き小学生二人を含む7人家族で年に510㎏、一人当約72㎏・・・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする