釜石線の人気SL「銀河」 毎週末には汽笛を響かせてやってくる。
いつものように今週も来たなと空気のように感じていたが、クリスマス・ラストランで今シーズンの運転を終えるという。
「また、来てね」 今日の汽笛はさびしく聞こえる。
北海道のある農業高校での話。
食品について研究している農業高校生のグループが自分の家で食べているお米の食味を確かめようと言うことになった。
それぞれの家から持ち寄ったお米を、水分や蛋白、アミロース・・・・・等調べたに違いない。
キラキラネームの人気品種や、話題で値段の高い品種等々、いろいろ検査してもどの項目でもトップの品種がある。
それが、なんと岩手産の「ひとめぼれ」 それも「岩手の頑固親父」が”岩手のひとめ”に惚れた知人に頼まれて毎年送っている我が家産の「ひとめぼれ」
おまけに30㎏の玄米7000円は一番安かったという。
担当の先生いわく 「お前、いいもの喰ってるなー」
年末の嬉しい便りだった。
かくて来年も老骨に鞭打って美味しい「ひとめぼれ」つくりに励まされることになった。