JRいわてホリデーパスを使ってシーズンオフの三陸を訪ねた。
鉄道をたっぷり乗って一日1230円は安い。
花巻から釜石へ、 釜石からは震災で不通が続く三陸鉄道に代わってバスで宮古に向かう。
道路沿いの三陸鉄道の伸びた草と錆びついた鉄路が悲しい。
沿岸沿いはどこもかしこも復興工事中が多い。
内陸に住んでいると震災の記憶も薄れがちだが、沿岸に住む人たちには大きな後遺症が残っていることが感じられる。
寒い今の時期に三陸を訪れる人が少なく宮古に向かう大きなバスに乗客5人、そのうち我が家族4人、80%を占める。
バスも食事も、観光船に乗るにも並んで待つこともない今の三陸は快適、浄土ヶ浜には静かに波が寄せている。
良く晴れた日が続く冬の間、北風を少々我慢すればこれからの季節が快適な三陸旅行がおすすめ。
ホテル近くピンクのリボンが巻かれた松があったが、もしやマツクイムシでは、
北上続けるマツクイムシ被害は内陸花巻付近まで広がり無数にある松の木がほぼ壊滅している。
沿岸の美しい松の緑に被害が及びませんように・・・・・
観光客の少ない今の時期、観光は快適だが日の暮れが早い。
山田線で盛岡に向かう頃にはすっかり夜になっている。