赤いハンカチ

夏草やつわものどもが夢のあと

▼新中古コンパクトディスクプレイヤー

2009年04月23日 | ■日常的なあまりに日常的な弁証法
夕方、帰宅したら数日前にネットオークションで落札したCDプレーヤーが届けられていた。トレイを引き出すとアナログプレイヤーのようにターンテーブルがあって、これにCDの盤を裏返して載せ回転させる新機軸がものめずらしかった。とはいっても20年近くも前に製造販売されていた、いまや中古古株の代表格。盤を裏返して置いたほうが信号を読み取る機能が安定的に働き音響再生の理にかなっているとしきりに出品者が、そう言ってくるので疑心暗鬼の念を抱きつつも清水の舞台から飛び降りるつもりで落札したのであった。こうして今宵は、ひさしぶりに夕方から今にいたる5時間あまりを音楽鑑賞に費やした。手持ちのCDをとっかえひっかえ聴いてみたのである。なるほど、その音質は、これまで使っていたプレイヤーとは一線を画するもので、豪華絢爛にして美味明瞭、春のおぼろの鈴の音よ。こうして至極満足しつつ明日もまた仕事があるからと、これ以上音楽三昧にひたるのは泣く泣く断念し、装置の電源をすべて切り、眠りにつこうとしているところなのである。
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▼東急線荏原町

2009年04月23日 | ■日常的なあまりに日常的な弁証法
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