以下、昔の記事だが、さすが三島由紀夫だ。根源にある問題、根本的な問題から目をそらさない三島の罵倒から、そのことに気が付かされる。「きけわだつみのこえ」も最初の最初から特権階級の子弟の感傷ではないか。笑わせるな。こちとら百姓あがりだ。
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2015.08.08 横浜市
思うに、『きけわだつみのこえ』と名づけられらた、この一冊ほど戦後日本を象徴するものはないだろう。戦争に反対し進歩と平和を願う戦後日本の若き男女のバイブルと化して久しいのである。
発刊当時、さすがに三島由紀夫ばかりは、この偏向した偽善的特権思想を見抜き次のように罵倒している。
テメエらインテリだから偉い、大学生がむりやり戦争に狩り出され殺されたんだからかわいそうだ、それじゃ小学校しか出ていないで兵隊にいって死んだやつはどうなるんだ