草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安倍政治を白紙にした岸田首相

2023年12月17日 | 安全保障
 僕は未だに自民党の高市早苗さんらをお応援している。しかし、岸田首相を支持するつもりはない。安倍元首相が健在であった頃までは、それの遺志を受け継いでいるかのような振りをして、その死後のとんでもないことが次々と起きたからだ。安倍さんが暗殺された段階で、自民党内での政権交代が行われていたのだ。実質的には保守派は権力の座を追われたのである。
 岸田擁護派の人たちは、防衛四文書なるものを持ち出すが、その担当者を差し替えたのは誰だったろう。そして、ついに岸田首相は「開かれたインド太平洋」という言葉ではなく、「開かれた国際秩序」という言い方をするようになったのだ。
 まさしく親中派そのもではないか、ブイ一つにしても、撤去することができず、何かというと中国の反応ばかりを気に掛けているのだ。今回の人事では代表的な親中派の林芳生氏を官房長官にしたのである。小石河連合が首相の座に就くことを恐れる意見もあるが、どっちもどっちなのである。
 もう少しで、確実に尖閣諸島で事が起きる。岸田首相は全面的に屈服するだろう。すでに彼の頭には国家として身構える気概などあるわけがないからだ。
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綺麗事では政治を語るなかれ

2023年12月17日 | 政局
 日本に民主政治を根付かせようとした政友会の星亨や原敬は、金権政治家といわれた。惜しみなく子分たちにカネを配った。そうでないと利権を抑えている藩閥や吏党にかなわなかった。しかし、自分たちは極貧に甘んじた。それでいて仕事をした。原などは鉄道政治家といわれるように、鉄道を敷くことで地方を振興しようとした。東北はその恩恵に浴したのである。
 今回のように自分たちが集めた金を記載せず裏金とした疑惑は、使い道をはっきりすればいいだけだ。責任者を処罰すればいい。それ以上に国を売っている者たちを放置しておいていいのだろうか。スパイ防止法がないので、大っぴらにやりたい放題だ。それこそが大問題なのだある。
 特捜の指揮を取っている刑事部長は、福島県知事の佐藤栄佐久を有罪にした辣腕である。どれだけ酷い取り調べであったかは、未だに語り草になっている。実際のところは分からないが、それを繰り返すことのないように願いたい。マスコミにリークしながら犯罪者に仕立て上げるというのも、腑に落ちないものがある。逆にマスコミは捜査手法が違法だかどうかを監視すべきだろう。
 検察は国体を守る日本の最後の砦ではあるが、もっと大きな悪人立ち向かうべきなのである。
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