草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

百田氏はがんに負けないで欲しい

2023年12月29日 | 日本保守党
 よく頑張ったとは思う。僕は日本保守党を支持はしないが、日本の政治に一石を投じたことは間違いない。その百田尚樹氏が去る27日、自らががんであることを明らかにした。「手術がうまくいかなくても、それは天命です」との一言は胸を打つものがある。
 百田氏よりも高齢である僕は、多くの友をがんでうしなってしまった。しかも、ここ2、3年の間においてであった。僕もまた病院の検査に一喜一憂する身である。確実に死は忍び寄ってきているのだ。
 百田氏には頑張って欲しい。全国でがんと闘っている患者は約100万人とみられる。約100人に一人はがん患者なのである。病気はなりたくてなるものではない。戦後の日本は異常に死を無視してきた。死生観を語られることも少なくなった。しかし、人間は必ず死ななければならない。人間の価値は最期で決まるのかもしれない。何はともあれ、それを公然と口にした百田氏は立派だと思う。
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