医療現場で頑張っている人たちに感謝するために昨日、東京の空をブルーインパルスが飛んだ。その動画がネットで拡散され、日本中が感動に酔いしれることになった。とくにスモークでThank youを表現したことがネット上でも話題になった▼多くの医療関係者からも「勇気と元気をいただきました」とのツイートが相次いだ。武漢発の新型コロナウイルスとの闘いに日本が勝ったのは、日本国民が心を一つにしたからなのである。今後もなおその闘いは続くが、普通の暮らしに徐々に戻りつつある今、これまで以上に日本国民は結束しなければならないのである▼その一方で、日本国民が心を一つにすることを喜ばない人たちもいる。立憲民主党の山岸一生は「青空にたなびく飛行機雲は確かに美しいけれど、どんなに手を伸ばしても届かない」とツイートした。安倍内閣がやることに難癖を付けたいだけなのである。これには当然のように批判のコメントが殺到したが、医療関係者にエールを送るために飛行したことを喜べないのは、人間としてあまりにも不幸である▼共に喜び、共に悲しむことができるのが日本人なのである。だからこそ、幾多の危機を乗り越えて今の日本国があるのあり、「身捨つる祖国」は令和の御代の日本国民の心に息づいているのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=BArkn-6Kdu8
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笠井尚氏の会津の本を読む 海野弘の「庭と王国―会津若松」(『都市の庭、森の庭』)