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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

脱北者を北に送り返す冷酷非情な文在寅は民主主義の敵だ!

2019年11月16日 | 国際問題

香港だけでなく朝鮮半島でも、重大な人権侵害が行われている。私たちはそれに関しても声を大にして抗議しなくてはならない。全体主義国家の北朝鮮から身一つで逃げてきた人々を、文在寅は金正恩のもとに引き渡したのである。それに関連した韓国軍中佐のスマートファンの画面がネットで拡散され、韓国では大きな話題になっている▼東亜日報などの報道によると、去る2日に朝鮮半島の東海岸の三陟港に2名が乗った北朝鮮のイカ釣り船1隻が入ってきた。脱北して韓国に救いを求めてきたのである。しかし、文在寅は北朝鮮に配慮して亡命を認めなかった。韓国の土を踏んでから5日後の7日、国民の目を避けるようにして、板門店から金正恩に差し出したのである。2人は捕縛され、目隠しをしたままそこに連れていかれ、目隠しを取られてはじめて、自分たちの絶望的な運命を知って崩れ落ちたというのだ。いうまでもなくその人たちは収容所で拷問を受けることは確実であり、殺される可能性が高い▼文在寅らを人権派弁護士として礼賛した日本の左翼は、恥を知るべきである。そんな北朝鮮や韓国を批判することが、どうしてヘイトにあたるのだろうか。日米韓の同盟関係などはもはや過去の出来事なのである。後ろ盾になるはずのアメリカも、トランプになって金のことしか頭にない国になり果ててしまった。日本は自由アジアを守り抜かなくてはならない。それにはまず、強い国家にならなくてはならない。危機は迫ってきており、残された時間はあまりないのである。

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ファシスト中共の香港での暴虐は人間の尊厳への挑戦だ!

2019年11月16日 | 思想家

香港の民衆は何故に決起しなければならなかったのか。1956年に蜂起したハンガリーの民衆について、ヤスパースが語った言葉が参考になるのではないだろうか。武藤光朗が『例会社者社会思想—ヤスパース哲学への同時代的共感』において紹介している▼「自由を求めて起ちあがった一国民の献身は、果たして何のためであったのだろうか。それは生きるに値する生活のためか。自由のなかでの生活のためか。この国民とその伝統を救うためか。たしかにそうだったであろう。だがそれだけだったのではあるまい。この献身の中には、それ以上のもの、およそ世界内の目的とは言い切れないもの、世界を超える一つの意味、とでも言うほかないような何ものかが、ふくまれていた」(『原爆と人間の将来』)▼この言葉を解釈することは難しいが、全体の知を手にすることができない人間とっては、人間であることへの根拠を問うことの大切さを説いているように思えてならない。そのためには他者とのコミュニケーションが前提であり、それを妨げるような政治体制を容認することはできないのである。ハンガリーの場合は、その時点ではソ連の戦車に踏みつぶされてしまった。しかし、ヤスパースが「いつの日か、献身者たちの挫折した行動を再現するであろう」と予言した通り、その悲劇を乗り越えて東欧は全体主義から解き放たれたのである。香港もまた同じである。中国共産党がいかに暴虐の限りをつくそうとも、香港の人たちの叫びを打ち砕くことはできないのである。

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