金集めに四苦八苦しているのは野党なわけだから、ニューオータニの飲食費に関して安倍首相を追及すればするほど、自分たちにブーメランになるのではないだろうか。支持者だって金回りがいいのは自民党。野党はその他大勢を相手にしているのである。一流ホテルを使っても、拝み倒して安くしてもらっているのは野党の方のはずだ。こんなくだらないことで大騒ぎすべきではないのである▼野党の支持母体の労働組合だってまともな金の使い方をしているとは思えない。何かすると飲食費にあてたがるのが労働組合員の習性だ。逆に突つかれて表ざたになれば、まさしくブーメランである。慌て者はどこでもいるので、ワイドショーに反応する国民もいるだろうが、内閣支持率が下がったとしても、あくまでも一時的な現象である。これで倒閣ができると思ったらば大間違いである▼まだ真実のほどは分からないが、ネット民はすごい。それならばというので、安倍首相追及の急先鋒である立憲民主党の安住淳国対委員長の政経パーティ費を調べ上げた。平成29年12月18日にニューオータニで開いたときの金額を突き止め、安倍後援会の人たちよりも安かったとの疑惑を突きつけたからである。暴露合戦になれば、ダメージを受けるのは野党なのである。政策では勝負できないので、それしか攻撃の材料がないというのは、自分たちの愚かさを暴露しているようなものだ。第二のモリカケにしたいと思っても、そうは問屋卸さないのである。
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