♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■私を導いてくださった / 福井 誠

2013年12月19日 | Weblog
2013/12/19放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。 今日のバイブル・メッセージは「私を導いてくださった」です。それでは第二サムエル記の7章18節から読んでみましょう。

 「神、主よ。私がいったい何者であり、私の家が何であるからというので、あなたはここまで私を導いてくださったのですか。

 今週はクリスマスですね。イエス様がお生まれになった日をお祝いするとても喜ばしい時です。しかし、今週も続けてサムエル記から学んでみましょう。そして私たちにイエス様をお遣わしになった神様に私たちの思いを向けてみたいのです。

 ダビデは言います。
 「神、主よ。私がいったい何者であり、私の家が何であるからというので、あなたはここまで私を導いてくださったのですか。

 これまでラジオを続けて聴いてこられた方は、ダビデがどのような人生を歩んだかを覚えておられると思います。一介の羊飼いから、どのようにイスラエルの王様にまでなったのか、ダビデの苦労は大変なものでしたねえ。

 しかしダビデは、その苦労の後で鼻高々になり、自分に力があったかのように自惚れるのではなく、むしろ謙って、神様が助けてくださったからだ、神様がここまで自分を導いてくださったから今のようになった、と言うのです。

 人間にとって成功ほど喜ばしいものはないでしょう。しかし成功した暁にどんな態度を取るか、そこに人柄が現れるものですねえ。実際、どんなに成功したとしても、成功の陰にはその人を支えてきた人達がいるものです。またその人が活かされるときと機会があるものです。過酷な人生を歩み、自分の無力さを嫌というほどに教えられ、神に助け出されるようにして王となったダビデには、その事がよく分かっていたのですね。謙虚になるダビデに教えられます。

 しかしもっと注目しなくてはならないのは、ダビデが見上げている神です。皆さんを同じように導かれる神がおられます。

 いつも敷居が高く入りにくいと思う教会も、クリスマスであったなら自然に足を運べるのではないでしょうか。ぜひ教会へ出かけて、皆さんを助け導かれる神を知っていただきたいと思います。

(PBA制作「世の光」2013.12.19放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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■神の独り子 / 板倉邦雄

2013年12月18日 | Weblog
2013/12/18放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「神の独り子」という題でお話しましょう。

 初めにヨハネ福音書3章16節をお読みします。
 「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。

 この聖書のことばは、私が神様を信じて教会へ続けて行くようになったまさにきっかけとなったことばです。でもこの聖書のことばが、今から二千年前のイエス・キリストの誕生・クリスマスの出来事を表したことばだったというのは教会へ行くようになってからずっと後のことでした。私の友人がこう言いながら説明してくださったことを忘れません。「板倉君。神様はねえ、その独り子であるイエス・キリストを私たちにプレゼントしてくれるほどこの世を愛してくれたんだよ。板倉君。『この世』ということばに君の名前を入れて読むともっと良く分かる。」
 そう言われて私は心の中で読んでみました。
 「神はそのひとり子を賜わったほどに、この《板倉》を愛して下さった。」

 友人は続けて言いました。「僕たち一人ひとり神様に愛されているって嬉しいよなあ。神様は私たちを愛してその独り子をこの世に誕生させ、私たちの罪の身代わりとなって独り子を十字架につけたんだよ。それほど私たちは神様に愛されているんだ。」

 今から49年前、私が17歳の時、友人と交わした会話を今でも忘れることはできません。そして友に連れられて教会の門をくぐりました。十二月、初めてのクリスマスを教会で迎えました。それまで、クリスマスとはお店のバーゲンセールか暮れの忘年会やパーティーのことと思っていました。クリスマスはクリストス=「キリスト」のマス=「お祭り」、すなわちキリストの誕生日をお祝いするお祭りだったのです。あの日から私は教会でクリスマスを49回迎え、今年で50回めとなります。

 「御子・独り子を信じる者がひとりも滅びることなく永遠の命を得るためである。」
 クリスマスを迎える度に、神の独り子イエス・キリストを信じる信仰と永遠の命への希望を確認させられています。

(PBA制作「世の光」2013.12.18放送でのお話より )

 
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■飼い葉桶のクリスマス -3 / 大嶋重徳

2013年12月17日 | Weblog
2013/12/17放送

世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。

 ルカの福音書2章には世界で最初のクリスマスについて記されています。世界で最初のクリスマスはクリスチャンでもなくイエス・キリストの誕生を待ち望んでいた訳でもない羊飼いたちに知らされました。御使いは、「救い主が生まれた場所のしるしは飼葉桶だ。」と言いました。この「しるし」ということばには「目印、合図」という意味の他に「奇跡」という意味があります。今まで安息日(※ユダヤ人たちが労働を休む毎週の礼拝日)も守らない、神様に関心もなかった羊飼いたちがこのことばを聞いた途端、立ち上がったのです。なぜなら飼葉桶という場所は彼らの生活の匂いのする場所だったからです。そして今まで神様のことなんか考えもしなかった羊飼いたちが、これは主が私に知らせてくださった、と考えたのです。まさに飼葉桶で生まれたキリスト、そのことばが彼らの心に奇跡を起こしたのです。
 16節 彼らは、「そして急いで行って、マリヤとヨセフと、飼葉おけに寝ておられるみどりごとを捜し当てた。」とあります。

 ここに「捜し当てた」と簡単に記されていますが、飼葉桶などこの当時のベツレヘムの町の中にどこにでもある訳です。この時代に携帯電話がある訳ではありませんから、相当な時間をかけて捜したのです。走ったんですね。「あっちかな?」「違うよ、こっちは俺が捜すよ。」「なあんだ、羊飼いか。入ってくるな!」 そんなことも言われながらも捜しました。きっと彼らの中には、「もう帰ろうよ。見つからないよ。」「もう嫌だ、疲れた。」「羊が待ってるよ。」と言い出した羊飼いもきっといるでしょう。

 この羊飼いの姿から信仰ということを考えるとき、「捜し当てた」ということばは大切だなあ、と思います。神様にお出会いする時、私たちは必ず迷うし悩むんです。しかし神様は私たちが救い主を探し出す時間を大切にしておられると思うのです。私たちも神様を信じるとき、「もう無理だ、信じることはできない。もう帰ろう。」と思うことがあるかもしれません。しかしこの救い主は、いるかいないか分からない救い主ではありません。「主が私に知らせてくださった。」、あなたがそう神様を捜し始めるときに、そこには「捜し当てた」と言うことのできる神様にお出会いすることができるのです。ぜひこのクリスマス、私たちはこの救い主にお出会いしたいと思います。

 ( PBA制作「世の光」2013.12.17放送でのお話しより )

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■光なる方として来られたイエス様 / 関根弘興

2013年12月16日 | Weblog
2013/12/16放送

 世の光の時間です。クリスマスの時となりましたね。お元気でお過ごしですか? 関根弘興です。

 ま、クリスマスにはクリスマスツリーを飾り、玄関にはリースを飾っているお宅もあるでしょう。キリスト教会ではクリスマスの時にはよくキャンドルサービスをします。キャンドルをともしながら讃美歌を歌いイエス・キリストの誕生をお祝いする一時です。ろうそくの炎を見ているだけで何だかとても心が慰められます。一つ一つのキャンドルに火がともされていくと、暗い部屋が暖かく柔らかな光で満ちていきますよね。あのキャンドルの光は暗闇を照らすイエス・キリストの姿を象徴しているんです。

 新約聖書のヨハネの福音書1章4節には、
 
 「この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。

 闇は光に打ち勝たなかった、と書かれているんですね。イエス・キリストは人の光として、暗闇を照らすまことの光として来てくださいました。この光は暗闇を照らす光です。

 しばらく前、友人と一緒に近くの山にハイキングに行きました。その道の途中、長ーいトンネルを通ることになったんです。それは古いトンネルで、中には灯りが一つもありません。トンネルの途中がカーブしてているので出口の明かりが見えないわけですね。真っ暗闇の中を進んでいく訳です。自分がまっすぐに歩いているかどうか、だんだん分からなくなっていくんですね。そこで持っていた懐中電灯を出してスイッチを入れました。そしてその光を足元に照らしながら、少しずつ少しずつ進んでいくことができたんです。

 イエス様はこうも言われています。

 「あなたがたは、光がある間に歩きなさい。やみの中を歩く者は、自分がどこに行くのかわかりません。」(ヨハネ 12章35節)

 どうでしょう。私たちの人生には闇が襲うことがありませんか? 自分が一体誰で、どこに向かって生きているんだろう? そんなような状態。どこから来てどこへ向かって私はいくんだろうか。そんなような状態。

 イエス様は人の光、いやあなたの光、あなたの道筋を照らすまことの光として来てくださったんですよ、と聖書は伝えています。そしてこの光は、闇を追い出し希望を与える光です。あなたの人生の行く道を照らす救いを与える光です。

 ですからこのクリスマス、どうぞお近くの教会ぜひお出かけください。そしてイエス・キリストがまことの光として来てくださったことを喜び、共にキンドルに火を灯す素晴らしいクリスマスの時となりますように。

 (PBA制作「世の光」2013.12.16放送でのお話しより)

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■しっかりした妻 / 羽鳥頼和

2013年12月14日 | Weblog
2013/12/14放送

 今日は結婚についてお話ししようと思います。最近のある調査で、妻は家庭を守るべきだと答えた人が51.6%だったそうです。4年前の同様の調査では夫婦共働きの方が多かったのが今回の調査で逆転したのです。

 時代によって結婚観は変わってきます。最近「婚活」ということばを良く聞きます。婚活とは幸せな結婚をするための様々な活動のことだそうです。今は結婚のためには就職活動のように積極的な働きかけが必要となってきている、というのです。旧約聖書の箴言にも、理想の妻を見つけることは難しい、と語られています。それは現代の事情とは少し違う理由があるようです。

 その理由をお話しする前に、まず聖書の語る理想の妻とはどのような人かをお話ししたいと思います。

 旧約聖書の箴言31章には良い妻についてたくさんのことが語られています。良い妻は夫に信頼され、夫に尽くします。良い妻は服を作り、食料を手に入れ、朝早くから食事の準備をします。良い妻は畑で良く働き、夜遅くまで仕事をします。良い妻は悩んでいる人を助けます。良い妻は気品があり、知恵深く、優しい人です。良い妻は家族の一人ひとりに気を配ります。そして最後に、良い妻はまことの神さまを信じて恐れ敬います、と語り、このような良い妻を見つけた人は幸せを見つけ、神さまからの恵みをいただく、と言います。

 これを聞いてあなたはどう思いますか? 女性は、私はこんな人にはなれない、と思うでしょう。そして男性は、こんな人を見つけることは難しい、と思うでしょう。聖書も、「しっかりした妻をだれが見つけることができよう。」(箴言31章10節)と、人間にはこんな素晴らしい人を見つけるのは難しい、と語っています。

 これじゃあ身も蓋もない、でも大丈夫です。聖書は、「思慮深い妻は主からのもの」(箴言19章14節)である、と言います。つまり、その人にふさわしい良い妻は神様が与えてくださるのです。私たち人間を造られた神様は人を結婚するものとして男と女に造られました。その神様が私たちにふさわしい幸せな結婚を与え、幸せな家庭を築いてくださるのです。

 一番大切なのは夫婦が共にまことの神様を信じて恐れ敬うことです。そうすれば神様によってお互いは良い夫、良い妻となれるのです。

(PBA制作「世の光」2013.12.14放送でのお話より )
 
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■愛ゆえの葛藤と戦い / 岩井基雄

2013年12月13日 | Weblog
2013/12/13放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。イスラエルの歴史に登場するアブラハムは自分の甥のロトと別れの時に甥のロトに先に土地を選ばせました。ロトは見映えのよい肥沃な土地を選び、そこには繁栄の町ソドムがありました。しかしソドムは繁栄だけではなく周りの国々からの攻撃や堕落した影響も受けやすく、誘惑と罪に満ちた町でもあったのです。そして遂に、ソドムを含む低地の五つの町はエラムの王ケドルラオメルたちの連合軍によって包囲と攻撃を受け、人々も財産も全て敵地へと連れ去られてしまったのです。それにはロトの家族や財産もすべて含まれていました(創世記 14:5-12)。

 そのことを聞いたアブラハムは即座に300人を超えるしもべたちと共に敵を追撃し、ロトとその家族および全ての財産を取り戻しました。見映えの良い土地を先に選んでその土地の罪の影響を受け続けた甥をアブラハムは見捨てることもできたかもしれません。しかし、愛と謙遜のゆえに彼は見捨てられて当たり前のような者たちを助け、敵の手より救い、そして取り戻します。聖書はこう語っています。

 「夜になって、彼と奴隷たちは、彼らに向かって展開し、彼らを打ち破り、ダマスコの北にあるホバまで彼らを追跡した。そして、彼はすべての財産を取り戻し、また親類の者ロトとその財産、それにまた、女たちや人々をも取り戻した。」 旧約聖書 創世記 14章15節、16節

 私たちの歩みの中にも愛ゆえの戦いや葛藤があります。誰かを愛し助けようとするとき、自らも傷つくことを覚悟しなければならないからです。しかし神の愛は私たちに働き、私たちを具体的な力強い行動へと導くことで私たちを他の人への愛と祝福の器としてくださることができます。

 なぜならば神ご自身が私たちを見捨てないからです。愛の勝利がそこにあります。

 聖書のことば

 主ご自身がこう言われるのです。「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」 そこで、私たちは確信に満ちてこう言います。「主は私の助け手です。私は恐れません。」 新約聖書 ヘブル人への手紙 13章5節、6節

 あなたもこの神の愛に生かされていってください。

  (PBA制作「世の光」2013.12.13放送でのお話しより)

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■主の箱を運び上った / 福井 誠

2013年12月12日 | Weblog
2013/12/12放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「主の箱を運び上った」です。それでは第二サムエル6章15節から読んでみましょう。

 「ダビデとイスラエルの全家は、歓声をあげ、角笛を鳴らして、主の箱を運び上った。

 主の箱は生ける神の臨在を象徴するものとしてモーセの時代に造られたものでした。聖書は神が主の箱についてこう約束されたと語っています。

 「わたしはそこであなたと会見し、・・・あなたに語ろう。」(出エジプト記 25章22節)

 しかし主の箱は一時ペリシテ人の分捕り物となっていましたが、神の災いによってイスラエルに送り返され、そのまま数十年もの間、ユダの国境近くのアビナダブの家に放置されていたのです。神の臨在の象徴である主の箱をダビデは自分の町に取り戻します。ダビデはことのほか喜んで主の箱を迎えました。

 しかし主の箱を迎え、主の臨在を常に覚えるというのは一体どんなことを意味するのでしょうか。

 主の箱を取り戻す際に、ダビデは主の箱を新しい車に載せて移動させました。ダビデはそれなりの心遣いをしたのです。主の箱を新しい車で丁寧に運ぼうとしたのでしょう。しかしその道の途上、新しい車がガタガタ揺れて、主の箱がひっくり返りそうになったのを押さえた人に神の怒りが降り、死んでしまったというのです。

 一体どういうことなのか、ダビデはこの事件を通して3ヶ月間、何が問題であったのかを祈り考えていたようです。自分の何が間違っていたのか、と考えた訳ですね。

 そしてダビデは旧約聖書には主の箱は祭司たちが肩に担いで運ぶように定められていたことを教えられたのでしょう。ダビデは自分の最善の考えではなく神の定められた通りに主のの箱を運ばねばならなかったのです。実に主の臨在を覚えるというのは主の権威を認め、主のおことばにしっかり従う心を持つことに他なりません。神様も信じても、自分の思いで自己流な思いで生活をしているということはないでしょうか。聖書に教えられて、ただ聖書に従っていく。それが主の臨在の素晴らしさを味わうことにも繋がるのです。

(PBA制作「世の光」2013.12.12放送でのお話より )

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■父の涙 / 板倉邦雄

2013年12月11日 | Weblog
2013/12/11放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「父の涙」という題でお話ししましょう。銀20枚でヨセフを買ったイシマエル人のキャラバン隊はヨセフをエジプトへ連れて行きました。創世記37章の続きです。

 さて兄弟たちがヨセフを銀貨で売り飛ばす際に、居合わせなかった長男ルベンはしばらくして戻ってきました。ヨセフを井戸の穴から出すつもりでしたねえ。しかしヨセフの影も形もありません。どうしたらいいでしょう。余りのことに長男ルベンは服を引き裂き、嘆くばかりです。「あの子がいなくなってしまった。一体どこへ探しに行ったらいいのだ。」 ルベンは泣いて訴えるのでした。

 一方、兄弟たちは小細工を考えていました。山羊を殺してその血をヨセフから剥ぎ取った特別な服にふりかけました。その服を何食わぬ顔で父親の所へ持って帰ってこう言ったのです。「私たちはこれを野原で見つけたのです。ヨセフの上着みたいですが違いますか?」

 一目見れば誰の物か分ります。父は涙を流しながら言いました。「間違いない。ヨセフの上着だ。私の子どもの上着だ。野獣に食われてしまったのだ。ズタズタに噛み裂かれたのだなあ。」 あとはことばになりません。何週間もの間、息子の死を嘆き続けたのです。家族みんなが寄ってたかって父親を慰めようとしましたが、耳を貸そうともしません。「あの子は死んでしまった。何もかもおしまいだ。わしもこのまま死んでしまいたい。そしてわが子の所へ行こう。」と言って泣いてばかりいるのです。

 ところで、『父の涙』という讃美(歌)があります。愛する娘を失った父親が作詞作曲した歌です。「自分の愛する娘を失って初めて天の父なる神様が愛する独り子イエス・キリストを十字架につけた悲しみと痛みを知りました。」と証ししておられました。

 では『父の涙』の一節を紹介しましょう。

 父が静かに見つめていたのは
  愛する独り子の傷ついた姿

  人の罪をその身に背負い
  父よ 彼らを赦して欲しいと

  十字架から溢れ流れる泉
  それは父の涙

  十字架から溢れ流れる泉
  それはイエスの愛

(PBA制作「世の光」2013.12.11放送でのお話より )

 参照 『父の涙』 http://www.youtube.com/watch?v=vcyuWJCvjj4 他
 
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■飼い葉桶のクリスマス - 2 / 大嶋重徳

2013年12月10日 | Weblog
2013/12/10放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。

 ルカの福音書2章8節には、野宿で夜番をしている羊飼いに天使が現れて「あなたがたのために救い主が生まれた」と告げるストーリーが出てきます。

 羊飼いというのは経済的には貧しい階層の人たちの職業で、彼らは羊を連れて夜通し焚き火をし、狼や野犬から羊を守る厳しい仕事をしていました。また羊を飼っているために神様を礼拝するための安息日を守らない。そのせいでこの当時は宗教的な人たちから差別をされていた人たちでもあったのです。今で言うと、神さまのことなんかまるで関心のない、夜遅くコンビニの前でウロウロしている若い子たちに、いきなり天使が現れたようなものです。

 この時、天使は羊飼いに「素晴らしい喜びの知らせ」と告げました。
 しかし羊飼いたちにとっては、「いやいや、別に救い主なんか待ってませんけど?」 そんな思いだったでしょう。

 しかし天使のことばの中に羊飼いたちに響いたたった一つのことばがありました。それは「飼葉桶」ということばです。もし救い主が生まれたのは、「ベツレヘムの金持ちの家に生まれた」とか、「高級ホテルのスイートルームで生まれたよ」だったら羊飼いたちは探しに行かなかったでしょう。いや行けなかったのです。彼らの着ている服は焚き火の煙や動物の臭いが染み付いた服でした。もし暖かい宿屋の中でイエス様が生まれていたとしたら、彼らは入って行けませんでした。「羊飼い。出て行け! お前らの来る場所じゃない。」って言われるのが落ちだったんです。彼らは「何が喜びの知らせだ。俺たちには所詮関係がないよ。」 しかし「飼葉桶」ということばが彼らに思い描かせたのは、飼葉桶がある場所は自分たちの服を着替える必要のない場所、彼らのいつもの同じそのままの姿で入っていける場所でした。飼葉桶の臭いは彼らの生活の臭いと同じ臭いがしたのです。

 ここにクリスマスがすべての人のためのものだという意味があります。今日あなたがどんな生活をしていたとしても、どんな服装をしていても、どんなに神様からかけ離れている生活をしていても、イエス・キリストが生まれた場所はあなたのいつもの臭いのするそんな所に生まれられたのです。

 どうぞこのクリスマス。あなたの居場所のあるその教会に行ってみていただきたいと思います。

 ( PBA制作「世の光」2013.12.10放送でのお話しより )

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■イエスの涙 / 関根弘興

2013年12月09日 | Weblog
2013/12/9放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 イエス・キリストがたびたび訪れたベタニヤという村に住むラザロという人が重病になってしまいました。彼の姉妹であるマルタとマリヤはイエス様のもとに使いを送りましたが、イエス様がラザロのもとに行った時にはラザロは既に死んでしまっていました。そして墓に収められてもう四日も経ってしまったのです。多くの村人たちはその死を痛み悲しみ涙を流していました。

 当時の葬儀は特に最初の一週間は嘆き悲しみ多くの涙が流される、ま、そういう習慣がありました。ラザロの姉妹であるマルタとマリヤは涙がとめどなく流れていたことでしょう。

 イエス様はそんな彼女たちの姿をご覧になりました。そして聖書には何と「イエスは涙を流された。」( ヨハネ 11章35節 )と書かれているんです。イエス様は泣く者と一緒に泣いてくださる方なんですね。イエス様は私たちの苦しみや弱さに同情できない方ではありません。私たちの悲しみの涙を御存知で、共に涙を流してくださる方なんです。

 涙を流すということは決して不信仰とは違います。 死というものは容赦なく悲しみをもたらしますね。この地上のお別れは寂しく辛いものです。どんなに天国への希望があっても地上での別れは悲しいものです。そんなとき、たくさんの涙を流したらいいのです。

 新約聖書のローマ人への手紙の12章15節には
 「喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい。
 とあります。

 もしあなたが今、悲しみの中にあるなら、涙を止めなくても良いんです。そしてもし悲しみの中にある方があなたの傍らにいるなら、一緒に涙を流してください。そしてこのことを知って欲しいです。それは私たちの主イエス・キリストは一緒に涙を流してくださるばかりか、あなたの目の涙を拭ってくださる方であるということです。

 新約聖書のヨハネの黙示録には
神ご自身が・・・彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださる。もはや死もなく、悲しみ、叫び、苦しみもない。なぜなら、以前のものが、もはや過ぎ去ったからである。」(黙示21章3節、4節)
 と書かれています。

 人生には悲しみが襲います。だから涙を流すことがあるでしょう。しかし共に涙を流し、涙を拭いとってくださる方がいてくださる。そのことを信頼し歩んで行きましょう。

  (PBA制作「世の光」2013.12.9放送でのお話しより)

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  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 (自由ケ丘キリスト教会内)  東海福音放送協力会 へ
 

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