♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■愚かさに気付く / 羽鳥頼和

2013年12月07日 | Weblog
2013/12/7放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。旧約聖書の箴言26章11節にこのようにあります。

 「犬が自分の吐いた物に帰って来るように、愚かな者は自分の愚かさをくり返す。

 このことばは人が自分の愚かさに気づくことの難しさを教えています。愚か者は自分は知恵ある者だと思います。まさか自分が愚か者であると思っていないのです。それで愚かなことを繰り返してしまう、というのです。

 愚かということは大切なことを知らないということです。何を知らないのでしょう。二つの大切なことを知らないと言えます。その二つの大切なこととは、神様のことであり、もう一つは自分が悪いことしている罪人であるということです。ですから愚かな人とは神様を知らず自分の罪を認めず悪を行う人です。このような愚かな人のことを聖書は罪人と言います。聖書は人は誰もが愚かな罪人であることを教えています。それと共にそんな愚かな人がどうしたら救われて正しい生き方をすることができるのかを教えています。

 新約聖書のコロサイ人への手紙2章3節に
 「キリストのうちに、知恵と知識との宝がすべて隠されているのです。
 とあります。

 聖書において、正しい生き方をすることができる力を知恵と言います。私たちはキリストを知り信じることによって救われて正しい生き方をすることができるようになるのです。

 こんなことがありました。ある書道の作品展に「愚」おろかの一文字が大きく書かれた作品が展示されていました。この作品はクリスチャンの書家が書いたものでした。無骨で、しかも力強く書かれた「愚」の文字の前で一人の青年が身じろぎもせずに出たずんでいました。彼はその字の迫力に圧倒されていました。どれくらいの時間が経ったでしょうか。彼は思いました。自分は初めこの文字にただ圧倒されていた。しかしじっとこの字を見ているうちに、愚というこの文字は人の愚かさを表しているのだと分かった。そして自分が愚かであることが分かった。この青年はこのことをきっかけにキリスト教会に行くようになり、自分が罪人であることを認め、キリストを信じました。

 あなたもキリストを信じ救われて正しい生き方をするためにお近くのキリスト教会にいらしてください。

(PBA制作「世の光」2013.12.7放送でのお話より )
 
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