♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■飼い葉桶のクリスマス - 1 / 大嶋重徳

2013年12月03日 | Weblog
2013/12/3放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。

 ルカの福音書の2章には世界で最初のクリスマスの出来事が記されています。このクリスマスの出来事の中で私たちは、神様を信じるとはどういうことなのか、っていう事を考えさせられます。イエス・キリストはおそらく10代半ばであったであろう言われる若い婚約期間中のマリアの身体に身ごもられました。婚約期間の女性が(婚約者以外によって)妊娠するということは自分の婚約者ヨセフから見捨てられるということを意味しましたし、姦通罪ということで死刑になる危険性もありました。

 この恐怖を考えるとマリヤが中絶するリスクも現在で考えるとあるわけです。あるいは若い夫婦が貧しさゆえに育児放棄の危険性だってありました。また二人とも人間ですし、また罪人ですから家庭内暴力や様々な問題も現実的に起こりうる危険性がはらんでいたのです。

 しかしこのクリスマスの出来事で神様は若い二人の貧しい夫婦を信頼されたのです。クリスマスは神様が罪に堕落した人間を信頼されたという出来事なのです。そして神様はこの若くて貧しい二人の夫婦の信仰を信頼されただけではなく、神様が全力でこの信仰を守ってくださったのです。

 婚約者の妊娠を聞いて悩むヨセフにも夢で現れて「マリアを迎え入れなさい」と励まされました。マリヤもまた聖霊に導かれ身ごもったことを「おことば通りに、この身になりますように」と言うことができたのです。

 このクリスマスの出来事を通じて私たちは神様を信じるということ、それは私たちが信じることに先んじて神様が私たちを信頼してくださっていると言うことを意味しています。

 ルカの二章では、宿屋に泊まる部屋もない貧しい二人の若い夫婦に、神様はこのイエス・キリストを委ねられました。今日もし神様を信じることに不安を持っているあなたがこのラジオを聞いてくださっているのであれば、その信仰を持とうと思うあなたを神様が先んじて信頼してくださっている、という事を覚えていただきたいと思うのです。そして神様は神を信じようとするあなたの信仰を全力で守ってくださいます。安心してイエス・キリストを信じてみてはいかがでしょうか。ぜひこのクリスマス、教会に足を運んでみてください。

 ( PBA制作「世の光」2013.12.3放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


****** このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



 


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