♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神の独り子 / 板倉邦雄

2013年12月18日 | Weblog
2013/12/18放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「神の独り子」という題でお話しましょう。

 初めにヨハネ福音書3章16節をお読みします。
 「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。

 この聖書のことばは、私が神様を信じて教会へ続けて行くようになったまさにきっかけとなったことばです。でもこの聖書のことばが、今から二千年前のイエス・キリストの誕生・クリスマスの出来事を表したことばだったというのは教会へ行くようになってからずっと後のことでした。私の友人がこう言いながら説明してくださったことを忘れません。「板倉君。神様はねえ、その独り子であるイエス・キリストを私たちにプレゼントしてくれるほどこの世を愛してくれたんだよ。板倉君。『この世』ということばに君の名前を入れて読むともっと良く分かる。」
 そう言われて私は心の中で読んでみました。
 「神はそのひとり子を賜わったほどに、この《板倉》を愛して下さった。」

 友人は続けて言いました。「僕たち一人ひとり神様に愛されているって嬉しいよなあ。神様は私たちを愛してその独り子をこの世に誕生させ、私たちの罪の身代わりとなって独り子を十字架につけたんだよ。それほど私たちは神様に愛されているんだ。」

 今から49年前、私が17歳の時、友人と交わした会話を今でも忘れることはできません。そして友に連れられて教会の門をくぐりました。十二月、初めてのクリスマスを教会で迎えました。それまで、クリスマスとはお店のバーゲンセールか暮れの忘年会やパーティーのことと思っていました。クリスマスはクリストス=「キリスト」のマス=「お祭り」、すなわちキリストの誕生日をお祝いするお祭りだったのです。あの日から私は教会でクリスマスを49回迎え、今年で50回めとなります。

 「御子・独り子を信じる者がひとりも滅びることなく永遠の命を得るためである。」
 クリスマスを迎える度に、神の独り子イエス・キリストを信じる信仰と永遠の命への希望を確認させられています。

(PBA制作「世の光」2013.12.18放送でのお話より )

 
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