♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■飼い葉桶のクリスマス -5 / 大嶋重徳

2013年12月31日 | Weblog
2013/12/31放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。

 いよいよ2013年も終わろうとしています。街の中はクリスマスモードから師走へと激しく移り変わっていきました。しかし私たちは一気に年末年始へ駆け抜ける前に、もう一度ルカの福音書2章の箇所を読みたいと思います。

 19節に「マリヤは、これらのことをすべて心に納めて、思いを巡らしていた。」とあります。イエス・キリストを身ごもってからの彼女の生活は激変しました。余りにも早い展開と大きな変化と共に彼女の一年が駆け抜けていったでしょう。しかしここで思い巡らした、ということはマリヤは静かに自分起こった出来事について考える時間を持てたということです。ああ、あの時の聖霊によって身ごもると言われたの本当のことだったんだ。私の人生に起こったのは神様のなさったことなんだ。それら一つ一つの意味を見出し、心の奥深くでうなずきが与えられ、納得を得ることができた、ということです。

 私は毎年一年の終わりの12月31日に家族との食事を終えると一人になります。聖書を読みながら一年間を振り返る時を持つのです。その時、最初はスケジュール帳に書いている予定を見ずにひと月ひと月をじっと思い出します。何が自分の一年にあったのか。するとすぐに思い出せることと忘れてしまっていることがあることに気が付きます。余りにも辛すぎたせいで忘れたいと思っていることだったのだと気づくこともあります。その気づきのあと、神様が私の一年にどのように主にてくださったのだろうか、とじっと考えねのです。すると思ってもみなかったような慰めがあちらこちらに用意されていたということに気がつくのです。

 今年皆さんはどのような年だったでしょうか。もしかすると思い出すのも辛く苦しく悲しみの一年であったかもしれません。しかし神様はあなたの人生に必ず働きかけあなたの人生に慰めと励ましを備えておられたはずです。ラジオをお聴きの皆さんの中で、もしかするとこの一年の中であの出来事は私が神様を信じるための出来事だったんじゃないだろうかと思われる歩みがあったのではないかと思います。神様があなたに語りかけておられた出来事が、一年間を思い巡らす時に、頭に思い浮かぶことと思います。ぜひどうぞ、ゆっくり神様が私たちにしてくださったことを思い巡らすひと時を持たれてはいかがでしょうか。

 ( PBA制作「世の光」2013.12.31放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


****** このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



 

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