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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■クリスマスとあなた - 届けられたメッセージ  / 関根弘興

2011年12月19日 | Weblog
2011/12/19放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。今日は「クリスマスとあなた」と題してお話をさせていだきます。クリスマスとあなた、それはですね実に深い関係があるのだというお話なんです。

 イエス・キリストがお生まれになったのはユダヤの国のベツレヘムという村です。その誕生の知らせを最初に聞いたのは当時の羊飼いたちでした。ま、羊飼いたちは決して尊敬されるような人たちではありませんでした。と 大々的に行われていた人口調査、ま今で言うなら国勢調査のようなものですよね、そんな調査からも漏れているような人たちだったんです。まあローマ政府も羊飼いたちを相手にしても一銭も得にならないと考えていたのかもしれませんね。物の数では無いと考えたのでしょう。そんな数にも入らないような羊飼い達に御使いによって救い主の誕生が知らされたんです。聖書にはその時のことがこう記されています。

 御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。 (ルカによる福音書 2章10節、11節)

 キリストの誕生の知らせは羊飼いたちにまず告げられたんです。そしてそれは「あなたがたのために救い主が生まれた」という知らせでした。この「あなたがたの」という響きはどれほど羊飼いたちの心に響いたことでしょう。なぜなら人口調査の数にも入らず、時には邪魔者扱いされ、特別なことなど何一つなかった彼らです。自分以外の人たちのためならいろいろなことが用意されていたかもしれません。しかし自分のために何か特別なものが与えられるなど、彼らは考えもしなかったでしょう。しかしそんな羊飼いたちは、あなたのために救い主がお生まれになったんですよ、というメッセージを聞いたんです。

 クリスマスのメッセージは、他人のためではなくあなたのために救い主が生まれたという、ここにあるんですね。そしてこの知らせは「この民全体のための素晴らしい喜びの知らせ」だと記されています。ものの数にも入らない羊飼いたちにとっても、あなたのための救い主であり、このラジオを聞いているあなたにとってもキリストの誕生はあなたのためのメッセージなんですよと教えるんです。

 どうでしょうか、どうぞこのクリスマスにあなたのお近くの教会に行ってみませんか? 聖書が語るあなたへのメッセージを聞いてみませんか? 何か敷居が高いとおっしゃる方も居ますけども、このクリスマス、勇気を持って教会に行って、あなたに贈られる聖書のメッセージを聞いてください。

 (PBA制作「世の光」2011.12.19放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 



 

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■クリスマスの思い出 - 神と人とに愛される幸い  / 羽鳥頼和

2011年12月17日 | Weblog
2011/12/17放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。来週はクリスマスイブです。そこで今日は「クリスマスと私」ということでお話をします。

 私にとってのクリスマスの思い出は家族に関わることです。もちろん教会のいろいろなクリスマスの行事もいい思い出です。クリスマスに行うイエス様の降誕劇やクリスマスの讃美歌を歌いながら家々を廻るキャロリングなども楽しい思い出です。でもクリスマスと言われて一番に思い出すのは家族のことです。

 教会でのいろいろなクリスマスの行事が終わる頃、家族でささやかな特別の食事をします。グレイビーソースをかけた鳥のモモ肉のローストチキンを母が作ってくれるのです。一年にこの時だけのごちそうでした。そして家族でデパートにクリスマスプレゼントを買いに行くのです。このプレゼントのスポンサーは親と祖父母でした。決まった金額の中で自分の気に入ったものを探して買うのです。買い物が済むと家族でデパートのレストランで食事をしました。この買い物と食事も年に一度クリスマスのときだけの嬉しい一時でした。あの時買ったプレゼントは今は何も残っていませんが、あの時の思い出は残っています。きっとあの時嬉しかったのは家族と一緒に過ごす一時だったからだと思います。そして親の愛、祖父母の愛を感じる暖かな嬉しい一時だったのです。家族と一緒にいる幸せ、愛されている幸せ、この幸せが私にとってのクリスマスです。

 クリスマスは寒い冬に暖かい愛を感じさせてくれます。本当の幸せとは人に愛されていることを実感できることです。しかしそれだけではありません。神様に愛されていることを知ることによって、かけがえのない幸せを人は与えられるのです。クリスマスとは神様が私たちを救うために独り子であるイエス・キリストを世に遣わされた時です。そのようにして神様の愛が示されたのです。人はこの神様の愛を知ることによって、本当に幸せとなれるのです。

 ルカの福音書2章52節に、「イエスはますます知恵が進み、背たけも大きくなり、神と人とに愛された。」とあります。子供のイエス様は神様と人とに愛されていました。イエス様も神と人とに愛されて成長したのです。キリスト教会は神の家族です。神の家族である教会は私たちが神と人とに愛される所。あなたもクリスマスシーズンに神の愛を知るために、ぜひ教会にいらしてください。

  ( PBA制作「世の光」2011.12.17放送でのお話より )

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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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ラジオ放送 『世の光』
・IBCラジオ[岩手](月)~(土)5:15am
・YBCラジオ[山形](月)~(金)5:05am
・FBCラジオ[福井](月)~(金)6:40am、(土)5:45am
・東海ラジオ[中京広域](月)~(土)5:40am
・ABCラジオ[近畿広域](月)~(金)4:45am
・RCCラジオ[広島](月)~(土)5:05am
・四国放送ラジオ(月)~(金)5:15am、(土)6:00am
・フレンドシップラジオ(ゆうせんK-3ch)(月)~(土)6:30am~,0:00pm~,9:30pm~


ラジオ放送 『さわやか世の光』 
・岐阜放送ラジオ(月)~(土)6:10am
・KRYラジオ[山口](月)~(土)5:15am
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・MROラジオ[石川](日)6:35am
・東海ラジオ[中京広域](月)2:00am
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・四国放送ラジオ[徳島](日)6:45am
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・NBC放送ラジオ[長崎](日)6:40am
・ラジオ沖縄(土)6:45am

         番組制作:太平洋放送協会(PBA)




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■クリスマスソング / 岩井基雄

2011年12月16日 | Weblog
 2011/12/16放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。

 私は田舎の貧しい牧師家庭に生まれ、幼稚園、小学校と引っ越しや転校を重ねるたびに友を失うという経験をしました。引っ込み思案ゆえに友達もできにくかった私は一人でいることも少なくありませんでした。更に教会の子と言われるプレッシャーから学校ではかなり緊張していたのを覚えています。
 しかしそんな私も教会や家の中では家族との語らいや教会の優しい青年たちとの触れ合いの中に自分の居場所を見いだすことができました。とりわけこのクリスマスの時期はとても楽しく賑やかな時で、その中でも特に好きだったのはクリスマスのキャロリングでした。イブの夜にろうそくを持ち、教会の方々の家々を廻ってクリスマスの讃美歌を歌うのですが、青年たちと一緒に賛美によってクリスマスの喜びを届けることは当時中学生の自分にとっても本当に喜ばしい体験でした。家々ではその家の方々や時にはご近所の方とも一緒に讃美歌を歌いました。犬も一緒に歌に合せて優しく吠えることもあったのです。そのあと御家庭におじゃまして温かなものをいただく一時もまた私の喜びでした。

 聖書の中に次のようなことばがあります。
 
 「詩と賛美と霊の歌とをもって、互いに語り、主に向かって、心から歌い、また賛美しなさい。
  いつでも、すべてのことについて、私たちの主イエス・キリストの名によって父なる神に感謝しなさい。

新約聖書エペソ人への手紙 5章19節から20節

 美しいクリスマス・ソングや讃美歌を大好きな方も多いでしょう。賛美とは神様を喜び神様から与えられているすべてのものを感謝し、心から歌うことです。寂しさを抱えていた当時の私はこの賛美によって寂しさや悲しみやむなしさが癒されていき、私にとって賛美は特別なものとなりました。賛美には本当に不思議な力があります。歌い手にも聞き手にも同じような大きな喜びと力を与えるからです。

 イエス・キリストの誕生をお祝いするこのクリスマス、あなたも神様を賛美するために教会にいらっしゃいませんか? あなたの心にも人生にも家族にも神様にある喜びと力が与えられます。それではどうぞよいクリスマスをお迎えください。

   (PBA制作「世の光」2011.12.16放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
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PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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■クリスマスとあなた - あなたのために生まれた  / 福井 誠

2011年12月15日 | Weblog
2011/12/15放送
 
 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブルメッセージは「クリスマスとあなた」です。それではルカの福音書2章11節から読んでみましょう。

 「きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。

 クリスマスおめでとうございます。このラジオを聴いておられる方はどんなクリスマスを迎えようと考えておられるでしょうか。今年は家でゆっくり静かにクリスマスをと考えておられる人、いや特別な時間を大切な人とレストランあるいはホテルて過ごそうかと考えている人、まあいるかもしれませんねえ。皆さんがどのようなクリスマスを過ごすにせよ、私は今日率直にお伝えしたいことは2000年前にダビデの町で皆さんのために救い主がお生まれになったということです。

 救い主がお生まれになったと言っても何だかピンとこないという人もいるかもしれませんね。確かに今自分はそれほど困っていることもないし、特に救いというものが必要がない、と思う人もいるかもしれません。

 しかし、どうでしょうか、今年一年振り返ってどんな歩みをしたことでしょう。今年もやり残した事をしたな。あれもやりたいこれもやりたいと思っていたけれども結局できないことが沢山あった。あるいは今年はこんな失敗をした、あんな失敗をした。そうだいろいろと迷惑をかけたことがあった。

 となりますと、ちょっと来年に向けて心機一転したいものだ、とあれこれ振り返る事があるかもしれませんね。その時日本人だったらどうするのでしょうね。きっと新しい年に向けて心機一転神社参拝でもしようかと思うことがあるかもしれません。しかしそれで私たちの心は本当に新しくなることでしょうか。むしろ本当に私たちの心を新しく生まれさせてくれるのはイエス様です。イエス様に出会うことが今年一番の大切な課題であったかもしれません。

 実にあなたの人生を根本的に新しくする救い主があなたのために生まれた、と聖書は言います。このクリスマスのときにぜひ教会へ行ってそのイエス様を覚える時を持っていただきたいと思います。

  ( PBA制作「世の光」2011.12.22放送でのお話より )

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■はじめてのクリスマス / 板倉邦雄

2011年12月14日 | Weblog
2011/12/14放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 私は今年で48回目のクリスマスを迎えます。17歳の秋、友達に連れられて初めて教会の門をくぐりました。そしてその冬の12月、初めてのクリスマスを経験したのです。教会は幼稚園を経営していました。クリスマス祝会の会場は広い園舎です。園児の座る小さな椅子に座り、園児の使うテーブルを私たちは囲んでいました。教会の牧師が聖書からの話をしました。そのあとキャンドルに火を付け、参加者全員がキャンドルを持って讃美歌を歌いました。「きよしこの夜」という讃美歌です。参加者は私を含めて10数人だったと記憶しています。石油ストーブが焚かれていましたが広い園舎でしたので寒かったですねえ。以上がクリスマスと私との最初の出会いでした。あれから48年が過ぎ、私は今年で48回目のクリスマスを迎えます。

 2年前だったでしょうか、栃木県へ行った時です、「毎日がクリスマス」という看板が目にとまりました。不思議な看板なので興味があり、近くの人に尋ねました。「あそこはね、高齢者たちのためのデイケアーの施設なんです。」 なぜ「毎日がクリスマス」という看板にしたのか、その理由は分りませんでした。でも私の祈りと願いはこの看板のように毎日がクリスマスとなることなのです。

 ところでクリスマスとはキリストの祭という意味です。イエス・キリストの誕生を祝う祭りです。年に一度の祝祭がクリスマスということでしょう。神の子イエス・キリストが私のためにこの世に生まれ、私の罪の身代わりとなって十字架刑で死んでくださいました。そして三日目に死からよみがえってくださり神様のもとへ行かれました。私がただこのイエス・キリストを私の罪と死からの救い主と信じるなら、罪が赦され清められるだけではなく、死んでも生き永遠の命を得ることができるのです。ですから私にとっては、年に一度のキリストの祝祭であるクリスマスだけではなく、毎週日曜日の礼拝がキリストの祝祭です。いえ、毎日がクリスマスになるようにと祈っています。

 聖書のことばです。

 「 いつも喜んでいなさい。
   絶えず祈りなさい。
   すべての事について、感謝しなさい。
   これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。

       第一テサロニケの手紙5章16節から18節 (口語訳聖書)

 ( PBA制作「世の光」2011.12.14放送でのお話より )

 

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■心のこもった贈り物 / 山中直義

2011年12月13日 | Weblog
2011/12/13放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、山中直義です。2週間にわたってのクリスマス特別番組、今日は「クリスマスと私」というテーマで「心のこもった贈り物」というお話をさせていただきます。

 アメリカに留学していた時、私はクリスマスごとに心のこもった素晴らしい贈り物をいただいていました。その贈り物とは当時私が通っていた教会で行われていたクリスマス劇・イエス・キリストの降誕劇でした。その劇には100人以上の教会員が関わっておられましたが、彼らはみな一般の人々、仕事もあれば子育てもある、定年後の余暇を楽しみたい人もある、私たち同じように年末の忙しさを抱える普通の人々でした。しかしその彼らが劇のための衣装を夜なべして自ら縫い、仕事帰りに大道具と小道具を作るために教会に集まり、休日を返上して練習を重ね、自宅でもセリフを繰り返し繰り返し練習したのでした。彼らはこの劇のためにオーケストラを自分たちで編成し、練習を重ね、マリアを乗せて登場するロバまで自分たちで用意したのでした。そうして作り上げられたプロ顔負けのクリスマス劇は町の名物となり、多くの人々にクリスマスの喜びと感動を与えたのでした。

 さて彼らはなぜそれほどまで懸命にあの劇に打ち込んだのでしょうか。それはイエス・キリストが私たちのために御生まれになったという。この上もない喜びの知らせを何とかして一人でも多くの方に伝えたかったからだと言えます。そして彼らのその熱心は神様から与えられたものであったと言えます。

 神様も、いや神様こそが私たちに最高の贈り物を与えようと、愛と最善を尽くしてくださったお方なのです。食べ物ならば無くなります。遊興ならば飽きが来きます。しかし神様からの贈り物・イエス・キリストを心に受け取るならその人はこの最高の友を永遠に喜び楽しむことができるのです。

 真心をこめてクリスマス劇を届けてくれたあの教会の人々と同じように私たち世の光のスタッフも真心を込めてクリスマスメッセージをあなたにお届けします。神様からの心のこもった贈り物・イエス・キリストをあなたが受け入れてくださいますように。

    (PBA制作「世の光」2011.12.13放送でのお話しより )

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■クリスマスと私 - 最上のプレゼント / 関根弘興

2011年12月12日 | Weblog
2011/12/12放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。今日は「クリスマスと私」と題してお話をさせていただきます。

 私は小さい時から教会に慣れ親しんで生活を送ってきました。なぜならわたしの父が牧師だったからなんですね。今でも現役なんですけども。ですから教会は自宅を兼ねており、教会は私にとって生活そのものでした。そんな私が小学生の頃一番ワクワクしたのは何といってもクリスマスのときでした。当時プレゼントなどもらったことなかった私ですが、このクリスマスのときには何と教会の日曜学校から子供たちへのプレゼントが贈られたんです。それも日曜学校の皆勤賞にあたる子供たちには特別なプレゼントが待っていたんですね。教会に住んでる私はもちろん皆勤賞です。そこで私は教会学校の先生にこんなですね無理なお願いをしたんです。先生同じお金を出してプレゼントを用意してくれるなら僕の好きなものをそのお金でプレゼントをしてほしい。こんなお願いをしたんです。すると何と教会学校の先生もあまりの私の熱意に打たれたのか内緒で私のプレゼントの中身を私が欲しかったプラモデルに変えてくれたんです。まあ今となれば何とずうずうしい恥ずかしい思い出ですけども、でも欲しかったプレゼントが手に入るその事の嬉しさを時々思い出します。

 実はクリスマスとは考えられないほどの大きな大きなプレゼント・贈りものが私たちに与えられた時なんです。それも私たちが立派で優秀で非の打ちどころがないからそのご褒美として贈り物が与えられた訳ではおりません。全く逆なんです。私たちが弱く、罪深く、神様に対して敵対しているような、そんな者のためにこの贈り物は届けられたというんですねえ。一体どんな贈り物なんでしょう。聖書にはこう記されています。ヨハネの福音書3章16節

 「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子(イエス・キリスト)を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

 聖書には天地を造られた神様がおられること、そしてその神様はあなたを愛していること、そしてその愛は自分の独り子なるイエス・キリストをあなたに与えるほどの愛だと語っているんです。イエス・キリストが来てくださったことは私たちのギフト・贈り物なのだと聖書は教えているんですね。イエス・キリストこそ私たちの罪を全部十字架で背負い、私たちの受ける罰を自分で担ってくださったお方です。本当の救いのためにイエス・キリストは来てくださいました。最上のプレゼントはイエス・キリストご自身なんですね。

 (PBA制作「世の光」2011.12.12放送でのお話しより)

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■泣く者とともに泣きなさい / 羽鳥頼和

2011年12月10日 | Weblog
2011/12/10放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。

 私が高校生の頃だったと思います。教会で見た忘れられない光景があります。礼拝が終わって誰もいなくなった会堂に二人の御婦人が残っていました。二人は泣いていました。一人の方が初めての赤ちゃんを流産してしまったのです。二人は何も語らず、しばらく泣いていました。この光景を見て私はローマ人への手紙12章15節のみことばを思いました。「喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい。

 このみことばが記されているローマ人への手紙12章は、クリスチャンが喜んで神様に仕えること、そして神様に仕えることとして良い行いをすることを勧めています。その良い行いの一つが、「喜ぶ者と一緒に喜び、泣く者と一緒に泣く」ことなのです。一緒に泣くというのは愛がなければできないと思います。

 あの御婦人は泣いている御婦人と一緒にいました。愛は愛する人と一緒にいようとするのです。そしてご婦人は一緒に泣いていました。一緒に泣くためには、その人の悲しみの心を理解しなければなりません。愛とは愛する人と一緒にいて心の思いも一緒になろうとするのです。

 聖書を見ると、イエス・キリストは悲しんでいる人・困っている人の所に生き、その人の悲しみ悩みを理解し、その人に救いを与えられました。イエス・キリストは本当に人を愛することをなさいました。

 改めて自分のことを思うとき、人のことを思い遣ることがなかなかできない自分が人を愛するのは難しいと思います。確かに私たちはイエス様のように人を愛することはできません。

 しかしイエス・キリストの愛が私たちに与えられた時、私たちも人を本当に愛することができるのです。エペソ人への手紙2章10節にこうあります。「私たちは神の作品であって、良い行ないをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行ないに歩むように、その良い行ないをもあらかじめ備えてくださったのです。

 今の世に必要なのは愛です。人と人とが互いに愛しあうことです。しかし人は自分の力では人を本当に愛することはできません。キリストの愛によって本当に愛することができるのです。

 明日は日曜日です。このキリストの愛を受けるためにぜひお近くのキリスト教会へいらしてください。

  ( PBA制作「世の光」2011.12.10放送でのお話より )

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■兄弟姉妹とは / 岩井基雄

2011年12月09日 | Weblog
2011/12/9放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。私は時々、「キリスト教会で耳にするにする分からないことばは専門用語なのですか?」と聞かれます。確かにキリスト教会で使われている用語うには、分るようで分りにくいことばがありますよね。今日もちょっと分りにくいキリスト教用語を学んでみましょう。四回目の今日の用語は「兄弟姉妹」です。

 キリスト教会ではお互いに、何々兄弟、何々姉妹と呼び合ったり表記されたりしていて、随分と大きな家族で親戚だらけなのかな?、なんて思われた方も少なくないのではないでしょうか。「何とか兄弟、姉妹という表現にはなかなか慣れないです」という方もいらっしゃるでしょうね。聖書では教会を神の家族として表現し、信徒すなわちクリスチャンのことをイエス・キリストにある兄弟であるとしています。それでお互いのことを兄弟や姉妹という表現で呼びあうのですね。

 聖書の中にこんな記述があります。

 すると、イエスは彼らに答えて言われた。「わたしの母とはだれのことですか。また、兄弟たちとはだれのことですか。」 そして、自分の回りにすわっている人たちを見回して言われた。「ご覧なさい。わたしの母、わたしの兄弟たちです。神のみこころを行なう人はだれでも、わたしの兄弟、姉妹、また母なのです。」
   新約聖書マルコの福音書3章33節から35節

 イエス・キリストは御自分の母や兄弟を前にして先ほどのような表現をし、「神のみこころを行なう人はだれでも、わたしの兄弟、姉妹、また母なのです。」と語られました。共に神の御心を行う者同士は肉親以上に真の家族であると言われたのです。一緒に神様の御心を行い、神様の愛に生かされ、支え合い、赦しあう神の家族の交わりの素晴らしさはどんな大家族にも優るのです。神のもとに来て、その愛を受け、キリストの十字架による罪の赦しを受け取った人は誰でも神の家族です。そして神の家族から得られる愛やぬくもりによって現実の世界では様々な孤独や家族に痛みを抱える人たちは癒され、力を与えられています。あなたもこの神の家族中に加わり、本当の平安を体験なさいませんか?

   (PBA制作「世の光」2011.12.9放送でのお話しより)

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■恐れるべきお方  / 福井 誠

2011年12月08日 | Weblog
2011/12/8放送
 

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「恐れるべきお方」です。それではマタイの福音書10章28節から読んでみましょう。

 「からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません。そんなものより、たましいもからだも、ともにゲヘナで滅ぼすことのできる方を恐れなさい。

 体を殺しても魂を殺せない。こういう言い方には聖書の来世観がよく表れています。つまり、人間の身体は土に帰っても魂というのは永遠に生きるものだ、という考え方ですね。

 ラジオをお聴きの皆さんはどう思いますか? 死んだらすべては終わりだ、と思いますか? そう思って生きている人は多いかもしれませんね。だから生きている間に存分に楽しまないと何にもならないと思うものですね。

 けれども人間が永遠に生きるとしたら、そこにはどんな生き方があるものでしょうか。聖書は、人間が死んだらやがて皆、神の前に立つのだ、と教えていますね。良い人も悪い人も、お金持ちも貧乏人も、頭の良い人もできの悪い人も、皆平等に神の前に立つ。そこでさばきを受けるということをはっきりと語っています。

 そこで問われるのはその人が地上に生きている間にどんな生き方をしてきたかということです。すべてのことを申し開きしなくてはいけない時が来る。

 けれども大方の人はそんなことはあるわけがないと思って生きているのではないでしょうか。だから目に見える上司や力のある人に媚へつらう生き方をすることがあります。間違っていると分かっていても正しいことを主張できずに自分の人生に危害を加えかねない人を恐れて生きているということがあると思いますね。

 聖書はそうではない。本当に恐れるべきお方がいるのだ、と言いますね。目には見えませんがこの世を支配し永遠の未来をも支配しておられる神様がおられる、と言います。そのお方の前に私たちはやがて一切の申し開きをすることになるわけです。目に見える人間ではなく目に見えない神様をやがてゲヘナと呼ばれる地獄の底に私たちを投げ込み滅ぼす権威のある神を恐れなさい、と言います。自分のいのちを支配している方をはっきり覚えて歩みたいものですね。

  ( PBA制作「世の光」2011.12.8放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

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