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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■兄弟姉妹とは / 岩井基雄

2011年12月09日 | Weblog
2011/12/9放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。私は時々、「キリスト教会で耳にするにする分からないことばは専門用語なのですか?」と聞かれます。確かにキリスト教会で使われている用語うには、分るようで分りにくいことばがありますよね。今日もちょっと分りにくいキリスト教用語を学んでみましょう。四回目の今日の用語は「兄弟姉妹」です。

 キリスト教会ではお互いに、何々兄弟、何々姉妹と呼び合ったり表記されたりしていて、随分と大きな家族で親戚だらけなのかな?、なんて思われた方も少なくないのではないでしょうか。「何とか兄弟、姉妹という表現にはなかなか慣れないです」という方もいらっしゃるでしょうね。聖書では教会を神の家族として表現し、信徒すなわちクリスチャンのことをイエス・キリストにある兄弟であるとしています。それでお互いのことを兄弟や姉妹という表現で呼びあうのですね。

 聖書の中にこんな記述があります。

 すると、イエスは彼らに答えて言われた。「わたしの母とはだれのことですか。また、兄弟たちとはだれのことですか。」 そして、自分の回りにすわっている人たちを見回して言われた。「ご覧なさい。わたしの母、わたしの兄弟たちです。神のみこころを行なう人はだれでも、わたしの兄弟、姉妹、また母なのです。」
   新約聖書マルコの福音書3章33節から35節

 イエス・キリストは御自分の母や兄弟を前にして先ほどのような表現をし、「神のみこころを行なう人はだれでも、わたしの兄弟、姉妹、また母なのです。」と語られました。共に神の御心を行う者同士は肉親以上に真の家族であると言われたのです。一緒に神様の御心を行い、神様の愛に生かされ、支え合い、赦しあう神の家族の交わりの素晴らしさはどんな大家族にも優るのです。神のもとに来て、その愛を受け、キリストの十字架による罪の赦しを受け取った人は誰でも神の家族です。そして神の家族から得られる愛やぬくもりによって現実の世界では様々な孤独や家族に痛みを抱える人たちは癒され、力を与えられています。あなたもこの神の家族中に加わり、本当の平安を体験なさいませんか?

   (PBA制作「世の光」2011.12.9放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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