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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■クリスマスとあなた - 届けられたメッセージ  / 関根弘興

2011年12月19日 | Weblog
2011/12/19放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。今日は「クリスマスとあなた」と題してお話をさせていだきます。クリスマスとあなた、それはですね実に深い関係があるのだというお話なんです。

 イエス・キリストがお生まれになったのはユダヤの国のベツレヘムという村です。その誕生の知らせを最初に聞いたのは当時の羊飼いたちでした。ま、羊飼いたちは決して尊敬されるような人たちではありませんでした。と 大々的に行われていた人口調査、ま今で言うなら国勢調査のようなものですよね、そんな調査からも漏れているような人たちだったんです。まあローマ政府も羊飼いたちを相手にしても一銭も得にならないと考えていたのかもしれませんね。物の数では無いと考えたのでしょう。そんな数にも入らないような羊飼い達に御使いによって救い主の誕生が知らされたんです。聖書にはその時のことがこう記されています。

 御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。 (ルカによる福音書 2章10節、11節)

 キリストの誕生の知らせは羊飼いたちにまず告げられたんです。そしてそれは「あなたがたのために救い主が生まれた」という知らせでした。この「あなたがたの」という響きはどれほど羊飼いたちの心に響いたことでしょう。なぜなら人口調査の数にも入らず、時には邪魔者扱いされ、特別なことなど何一つなかった彼らです。自分以外の人たちのためならいろいろなことが用意されていたかもしれません。しかし自分のために何か特別なものが与えられるなど、彼らは考えもしなかったでしょう。しかしそんな羊飼いたちは、あなたのために救い主がお生まれになったんですよ、というメッセージを聞いたんです。

 クリスマスのメッセージは、他人のためではなくあなたのために救い主が生まれたという、ここにあるんですね。そしてこの知らせは「この民全体のための素晴らしい喜びの知らせ」だと記されています。ものの数にも入らない羊飼いたちにとっても、あなたのための救い主であり、このラジオを聞いているあなたにとってもキリストの誕生はあなたのためのメッセージなんですよと教えるんです。

 どうでしょうか、どうぞこのクリスマスにあなたのお近くの教会に行ってみませんか? 聖書が語るあなたへのメッセージを聞いてみませんか? 何か敷居が高いとおっしゃる方も居ますけども、このクリスマス、勇気を持って教会に行って、あなたに贈られる聖書のメッセージを聞いてください。

 (PBA制作「世の光」2011.12.19放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 



 

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