♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■クリスマスと私 - 導かれるお方 / 福井 誠

2011年12月22日 | Weblog
2011/12/22放送
 
 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「クリスマスと私」です。それではイザヤ書58章11節から読んでみましょう。

 「主は絶えず、あなたを導いて、焼けつく土地でも、あなたの思いを満たし、あなたの骨を強くする。あなたは、潤された園のようになり、水のかれない源のようになる。

 今日はお題を与えられています。「クリスマスと私」ですね。何かこういうラジオ牧師をしていると、さぞクリスマスの印象深い思い出があるのではないかと思われがちですが、私はいたって平凡な道を歩んできましたから、はて何を話したらよいものかと考えてしまうところがありました。

 ただ私は小学校5年生の時に、今からもう40年も前になりますけれども、クリスマスの日に母と姉と三人で信仰を決心し、キリスト教の洗礼を受けています。不思議なものですね、あの時に撮った記念写真、重なる引っ越しでどこかに消えてなくなってしまいましたが、思い出すことができます。紺のズボンに紺と灰色の縦縞のセーターを着ていました。髪は短めだったと思いますね。信じ方も小学生でしたから今思い出せばただ単純に神様の存在を信じるというものだったと記憶しています。そんなわけですから、随分と成長のない見かけだけの信仰生活を長く過ごしました。イエス様を個人的な救い主として受け入れ、自分の信仰の未熟さと向かい合いながらイエス様の弟子として信仰を深めていく歩みに入るまでは少し時間がかかりました。信仰に入ってからもうすぐ40回目を数えるクリスマスを迎え思うことは、神様はよく私のようなものを見捨てにならなかったなあということであろうと思います。そしてこの何十年もの間、一時も私を離れることなく、私を支え続けてくださったことです。神様は自己中心な祈りと願いをするだけの私を受けとめ続けてくださいました。そして信仰に於いて成長することをも教えてくださいました。そんなことを感じます。

主は絶えず私たちの歩みを導かれるお方ですね。今年のクリスマスにもまたその神の恵みを味わうことにしましょう。

  ( PBA制作「世の光」2011.12.15放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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