♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■恐れるべきお方  / 福井 誠

2011年12月08日 | Weblog
2011/12/8放送
 

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「恐れるべきお方」です。それではマタイの福音書10章28節から読んでみましょう。

 「からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません。そんなものより、たましいもからだも、ともにゲヘナで滅ぼすことのできる方を恐れなさい。

 体を殺しても魂を殺せない。こういう言い方には聖書の来世観がよく表れています。つまり、人間の身体は土に帰っても魂というのは永遠に生きるものだ、という考え方ですね。

 ラジオをお聴きの皆さんはどう思いますか? 死んだらすべては終わりだ、と思いますか? そう思って生きている人は多いかもしれませんね。だから生きている間に存分に楽しまないと何にもならないと思うものですね。

 けれども人間が永遠に生きるとしたら、そこにはどんな生き方があるものでしょうか。聖書は、人間が死んだらやがて皆、神の前に立つのだ、と教えていますね。良い人も悪い人も、お金持ちも貧乏人も、頭の良い人もできの悪い人も、皆平等に神の前に立つ。そこでさばきを受けるということをはっきりと語っています。

 そこで問われるのはその人が地上に生きている間にどんな生き方をしてきたかということです。すべてのことを申し開きしなくてはいけない時が来る。

 けれども大方の人はそんなことはあるわけがないと思って生きているのではないでしょうか。だから目に見える上司や力のある人に媚へつらう生き方をすることがあります。間違っていると分かっていても正しいことを主張できずに自分の人生に危害を加えかねない人を恐れて生きているということがあると思いますね。

 聖書はそうではない。本当に恐れるべきお方がいるのだ、と言いますね。目には見えませんがこの世を支配し永遠の未来をも支配しておられる神様がおられる、と言います。そのお方の前に私たちはやがて一切の申し開きをすることになるわけです。目に見える人間ではなく目に見えない神様をやがてゲヘナと呼ばれる地獄の底に私たちを投げ込み滅ぼす権威のある神を恐れなさい、と言います。自分のいのちを支配している方をはっきり覚えて歩みたいものですね。

  ( PBA制作「世の光」2011.12.8放送でのお話より )

******

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

******

このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする