2021.9.27放送
世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。今週の世の光は神が人を義と認めてくださることについてお話しします。
義と認めるということは、罪がない義しい人であると認めるということです。裁判であれば無罪ということです。神が「この者は無罪であり義しい人である」と宣言してくれるということです。
しかし聖書は、「義人はいない。一人もいない。」とも教えています。義しい神が義しくない者をどのようにして義しいと認めるのでしょう。聖書は、キリスト・イエスによる救いを通して、信じるすべての人に神の義を与えられると教えています。これが、神が義と認めるということです。これは神の恵みです。義と認められる資格のない者、ふさわしくない者に与えられるからです。
新約聖書のローマ人への手紙3章22節は、この神の義は「イエス・キリストを信じることによって、信じるすべての人に与えられる」と語っています。
さて、この22節の「イエス・キリストを信じることによって・・・与えられる」という文章は、「イエス・キリストの真実によって・・・与えられる」とも訳すことができます。それぞれの訳について聖書から見てみましょう。
まず、「イエス・キリストの真実によって」という文章は、ローマの3章24節にも同じ意味のことが語られています。そこでは、キリストの真実のことを「キリストの贖い」つまりキリストの十字架を通して義と認められると語っています。
もう一つの「イエス・キリストを信じることによって」という文章は、ローマの3章26節でも同じように語られています。
あなたがイエス・キリストを信じることができれば、必ず神は義と認めてくださいます。自分の信仰に自信がない人がいるかもしれません。そのような方も大丈夫です。「信じます。不信仰な私を助けてください。」と神に願うなら、神はイエス・キリストの真実、つまり十字架によってあなたを義と認めてくださいます。今週は神が義と認めてくださることの素晴らしさをご一緒に聖書から教えられましょう。
(PBA制作「世の光」2021.9.27放送でのお話より)
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