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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■天に宝を積むささげもの / 岩井基雄

2022年04月14日 | Weblog

2021/10/7放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。木曜日と金曜日はマルコの福音書から学びましょう。今日は天に宝を積むささげものについてです。

 私たちが最も大切にするものは何でしょうか。多くの方は家族や友人、またいのちそのものをあげるでしょうか。

 しかし、現実的な生活の中で、私たちはお金に依存しがちです。聖書には、金銭を愛することへの警告が語られています。生きるために確かにお金は必要です。しかし、お金に振り回され、裏切られることも少なくありません。お金だけでは人生は豊かにならないのです。

 あるとき、神を礼拝する神殿で多くの群衆が神への捧げものをしている場面をキリストと弟子たちは眺めていました。当時の献金のスタイルは、神殿の壁に据えられた献金口に投げ入れるものでしたから、周りの方々の目に留まることもあったのです。多くのお金持ちがこれ見よがしに多額の献金をしている中、貧しい一人のやもめがそこに来てレプタ銅貨2枚を投げ入れたのです。それは今の貨幣価値で言うと200円にも満たない僅かな神への捧げものでした。そのときキリストは弟子たちにこう教えました。
 
 「まことに、あなたがたに言います。この貧しいやもめは、献金箱に投げ入れている人々の中で、だれよりも多くを投げ入れました。皆はあり余る中から投げ入れたのに、この人は乏しい中から、持っているすべてを、生きる手立てのすべてを投げ入れたのですから。」
     新約聖書 マルコの福音書12章43節~44節。

 この貧しい女性は自分の人生のすべてを神に委ね、天に宝を積んだのです。神への圧倒的な信頼の姿は人の目には隠れていました。僅かな捧げものにしか見えませんでした。しかしキリストはその背後にある心も思いもすべて知っていてくださるのです。

 あなたはどこに人生の宝を持っていらっしゃるでしょうか。地上の宝も大切です。しかしその宝を周りの人々のために、世界のために用いることもできるのです。どんな中でも、神様に信頼を置き、地上ではなく天に宝を積み、周りの方々に愛を届ける歩みをあなたも選びとっていきませんか? 神様はあなたの悲しみも痛みもご存じで、あなたを豊かに祝福し、恵みと愛を豊かに注いでくださるのです。

   (PBA制作「世の光」 2021.10.7放送でのお話より ) 


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