2021.9.30放送
世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。東京でオリンピック、パラリンピックが行われました。私はテレビなどで見ながら平和について考えていました。
近代オリンピックの父と言われるクーベルタンは、スポーツによって一人ひとりが成長しその人々が交流することによって世界平和がつくられると考えていました。オリンピックが平和の祭典と言われる所以です。クーベルタンはオリンピックによって世界平和を実現しようとしました。
さて聖書は、神がイエス・キリストによって神との平和を与えてくださったことを教えています。世界平和はまだ実現していませんが、神が義と認めた人には神との平和が実現したと聖書は教えています。
神との平和は、神が義と認めた人に与えてくださる素晴らしい恵みです。神との平和を持っているということは、神が与えてくださる恵みをしっかりと受け取ることができる状態であるということです。争いのない平和の中で、すべての人に神の恵みが与えられます。
ローマ書5章には、神との平和によって与えられる恵みが三つ教えられています。
一つ目は、神の栄光に与る望みです。これは、義と認められた者がキリストの再臨のときに義人つまり完全にきよく義しい者、キリストに似た者とされるという希望です。
二つ目は、神の愛が私たちの心に注がれるということです。罪人であった私たちを救うために、独り子であるキリストを与えてくださった愛の神は、義と認めた人を愛し続けてくださいます。神はずっと愛し続けてくださいます。
三つ目は、神の怒りから救われているということです。罪ある人は神の怒りを受けなければならない者です。しかし、キリストの身代わりの死によって神の怒りから救われて神と和解することができるのです。
神との平和を与えられることによって人は義しくきよいものとなり、神に愛され続け、その神と素晴らしい交わりを持つことができるのです。
(PBA制作「世の光」2021.9.30放送でのお話より)
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